空に降ってく少女の映画見てきた

サカサマのパテマ」を見てきた。
 1週間ぐらい前にYahoo!のトップリンクで見かけて、久々に自分の中のセンス・オブ・ワンダーを刺激されたので、レディースデーを利用して行ってきた次第。
 割と古いタイプのSFファンなので、SFにはやっぱり何かしらのセンス・オブ・ワンダーがあってこそだと思うのだ。
 とある災厄で重力の働きが正反対になってしまった地上世界と地下世界の少年少女の出会いとか、ぶっちゃけ出オチもいいとこなのだが、絡んでくる悪い奴らとかそれに対抗する人々とか、明らかになってくる過去の事情とか世界の壮大なカラクリとか、次々と物語が重層的になってきて、かなり面白く見られた。
 なにしろ世界全体の重力が反対なので、お互い相手の世界から持ち込んだ持ち物は下ではなく「上へ」落ちる。地下世界から来たパテマにとっては地上世界の空こそが落下の恐怖の対象だし、地上世界のエイジはパテマに掴まることで浮くことができる。こういった表現は映像、しかも単純な線や面で示されるアニメでなくては、印象的に見せることは難しいんじゃないかと思う。
 ただ、惜しいのはパテマの甲高いキンキン声。今は少女ヒロインといえばこういう声が定番だし、若手声優はみんなこの手のしゃべりしかできないというのは分かっているが、もうちょっとどうにかならなかったのかという気はしないでもない。

猫っ毛換羽

 去年12月に買ったASUSのノートパソコンが、shiftを押しながらマウスを左クリックするとシャットダウンとか、バックスペースキーを押すとシャットダウンとか、謎の挙動をするようになった。
 一体何が原因なのか見当もつかない。
 というか買って1年もしないのに挙動不審とかどうなの。

 いつの間にか頭がつのつのになっていたくらま。
 でも猫っ毛なのでつのつのも貧弱。

「なに撮ってるの!」

 一方、マッチョルリハはつのつのも立派。
 ……一応パムの名誉のために言っておくと、パムは別に剛毛というわけではなく、羽毛の量が多いだけで、感触はビビあたりよりずっとふわふわしている。

耐え難い痒み

 鳥は水浴び後、頭をすごく痒がる。
 水浴びが大好きな長門も、浴びた後はもうなんでもいいから頭を掻けぐらいの勢いで、人間様の手に頭をごしごしこすりつけてくる。

「あ、そこそこ」
 この頭を痒がるメカニズムっていまいち良く分からんのだが、人間が背中が痒いのと同じようなものなのかな?

目隠し

 鳥どものカゴの後ろには、引き戸がある。

 ふすま……ではないな。
 開け閉めする度にパムとチャンドラがおびえて暴れるので困っている。
 しょうがないので普段は開けっ放しにしているが、はっきり言って暖房がもったいない。
 そこで今年はこんな風にしてみた。

 もうちょっと明るい色が良かったかな?
 開け閉めが見えないように、マルチカバーと突っ張り棒とフック、そしてリング付きクリップを買ってきて即席カーテンを作成。
 試してみたら、音にちょっとびくっとするだけになった。
 音については慣れてもらうしかないな。

 カーテンをつけた直後のビビ。
 なにそのすごい顔……。

冬支度

 なんか急に冷え込んだので、ガスストーブのある和室に戻ってきた。
 

 1羽足りない。
 この部屋を離れていたのは半年にもならないのに、すでに全員存在を忘れていたらしく、揃ってびくびくしている。
 鳥頭というのは実は迷信で、鳥はかなり記憶力がいいそうだが、この様子を見ていると疑問に思わざるを得ない。
 しかし、前のアパートの時は人間部屋と鳥部屋を分けるのが夢だったのに、なんで結局一緒の部屋で暮らしてるんだろう?

絶対に降りないから

 手乗り用の出入り口を開けると、チャンドラはここまで出てくる。

「ヒマワリくれるの?」
 でも下まで降りるのはまだ恐いらしくて、ヒマワリで釣ろうとすると必死になって身体を伸ばして食べにくる。

 びろーん。
 そこまでやってでもヒマワリを食べたいのかとか、そこまで降りるのがイヤかとか思うところはいろいろあるが、とりあえず可哀想になってくるので次は普通に食べさせてやることにした。

シンクロナイズドご飯中

 おんなじポーズで食べている。

 外野のカメラ目線が気になります。
 この2羽はカゴの高さが大体同じで、お互いがよく見えるせいか、気付くと同じようなことをしているというのが良くある。
 羽繕いなんかも2羽で似たようなタイミングでやっていたりして面白い。
 セキセイインコは危険を避けるために常に仲間と同調して同じことをすると言うけど、マメルリハもその傾向はあるんだろうか?

どつくぞ!

 ケンカ中のビビくらま。

 外野のカメラ目線が気になります。
 一見激しいが、実はお互いへっぴり腰なのでくちばしが全然当たっていない。
 しかも数秒後にはビビがパムのカゴに飛んでいってしまい、取り残されたくらまは途方に暮れていた。
 ……そういえば、マメルリハはくちばしでどつきあいはするが、ブロッサム、通称ちびころみたいに飛びかかっての取っ組み合いはやらないらしい。
 まあ、鳥としてはどつきあいのほうが普通で、いきなり格闘戦を挑むブロッサム、通称ちびころのほうがおかしいんだろうけど。

人間様登り

 外に出ると必ず1度はやりたがる人間様登り。

 この真剣な顔。
 普通のインコならあっという間のところだが、くらまの場合はやっぱり布がうまく掴めないみたいで、何度も滑り落ちたり転がり落ちたりを繰り返しながら一生懸命登ってくる。
 でも、肩までは行かずに首元のあたりまで来るともう満足しちゃうらしく、今度はしきりに人間様の手の方を見ながら高くてひとりでは降りられないと大声で鳴き始める。
 
 お前は根性があるのかないのかどっちなんだ。