迷惑な隣人


「……ねえ、あの子なんとかしてくれない?」
 今まで上に乗っていた天敵ぎっくちゃんのカゴがなくなったので、長門はブロッサム、通称ちびころに対して現在無法のし放題。
 何かというと人間様の眼を盗んでブロッサム、通称ちびころのカゴに行っては、嫌がって遠ざかろうとする彼女を追っかけて回っている。
 そんなことやってるくせに、自分のほうが毛引きを再発させてるんだから始末に負えない。

陸の人の演奏会

 陸自の東部方面音楽隊の第60回定期演奏会に行ってきた。
 音楽まつりじゃなくて正統派クラシックのほう。
 海自は横須賀音楽隊のに何度か行ってるけど、陸自は初めて。

 例によって始まると写真禁止なので、開始前。
 場所は東京文化会館大ホール。自衛隊の演奏会って意外と格の高いところでやるんだよね。
 ちなみに左側の端っこに見える銀色のは大きな薄いブリキか何かの板を吊したもの。何かの演出用かと思ったら波の音を出すためのれっきとした楽器だった。

 プログラム。
「火の鳥」で寝そうになったけど頑張った。
 ゲスト演奏者の安倍圭子という人は世界的なマリンバ奏者なんだとか。マリンバはほとんど聴いたことがないから善し悪しは分からないけど、70歳近いのに演奏する時のステップが尋常じゃなくキレが良くてそっちに目を奪われっぱなしだった。
 アッペルモントの「ノアの方舟」は、なんというか、なんかアニメのBGMっぽい印象の音楽だと思ってたら、1973年生まれでつい最近の人なのね。さもありなん。

 アンコール。オリンピックマーチは2020年の東京オリンピック開催決定にあやかってらしい。
 特別ゲストでロンドンオリンピック金メダリストの小原日登美が来た。生金メダリスト初めて見た。

挟撃

 怖い物知らずのくらまも、さすがに両側からケンカをしかけられてはどうしたらいいか分からない。


 微妙に羽を膨らませながらパムを見たりチャンドラを見たり。
 しかもこの2羽、それぞれが勝手にくらまをおどしているだけというのがなんというか……。

新居購入(チャンドラの)

 チャンドラのカゴを少し大きな物に換えてやった。
 今度は手乗りカゴ。
 実は今のカゴは下の引き出し部分が小さくて掃除がしにくいのと、荒鳥のくせにチャンドラはこういうことができる鳥なので、なんかもう手乗りカゴでもいいんじゃないかと思った次第。
 オモチャももっと入れてあげられるし。

 こんな感じ。

 入れた直後。ちょっと不安。

 でもまた1分で慣れた。
 本当に順応性が高い鳥だね、お前は。

逆さ好き

 くらまの逆さ好きは相変わらず。
 体重が増えて大人になったら止むかと思っていたのだが、いまだに何かというとひっくり返ってぶら下がっている。

 カゴの中でもぶら下がり。

 カゴの外でもぶら下がり。
 で時々ガシャンとか大きな音を立てて落っこちては、「落ちたの! 落ちたの!」とばかりに大声で鳴いて訴えてくる。
 まあくらまだからいいけど。

死ぬかと思った

 人間様が本を読み、人間様が当分構ってくれないと見た鳥どもも思い思いに羽繕いや居眠りや、好きな事をしてくつろいでいた時の事。
 突然パムがガタン! バタバタ!と暴れ始めた。
 人間様や他の鳥どもがびっくりするのも構わずパムはひとしきり暴れていたが、やがて止まり木にとまってハアハア言い始めた。一体何事かと寄ってみると、頭と顔面がびっしょり濡れていて、プチュン、クシュンと盛んにむせている。
 ……どうやら、水入れで水浴びをしようとして、足を滑らせて頭からつっこんでパニックを起こしたらしい。

「…………」
 マッチョなくせに気が小さいからな、この鳥……。

クモ来た!

 あっ!

 生きてた!
 洗濯機に飛び込んだっきり行方不明になっていたハエトリグモだが、台所のシンクで松の盆栽に水をやっていたら慌てて飛び出してきた。
 まあ無事で何より。

 今年の正月に買った松の盆栽。
 どうしても葉が曲がってしまうのだが、どうしたら良いのやら。