発情期なのか、くらまの噛みっぷりがひどくなってきた。

点々とついてる傷は全部くらまのちょっと過激なキスマーク。
ティッシュやオモチャを出してやってもわざわざ手の方を噛むとか、ちょっと離れたところから不意をついてダッシュガブとか、明らかに意図して手を狙っている。
なので時々おしおきにくらまを床に置いて離れたり部屋を出ていってしまうのだが、そうすると途端にしゅんとして「ごめんなさい、ごめんなさい」とすがるような顔で後を追ってくる。
でも実は全く反省していないので、手に乗せるとまたガブガブやり始める。
経験上、こういう無駄噛みは2年もすればある程度はおさまるので、まあ気長に噛まれていようかとは思っている。
むしろこの時に体罰めいたことをして、手を怖がるようにさせてしまうほうが弊害が大きいし。
……とはいえ、マメルリハなので結構痛いことは確か。
落ちてる
ぎっくちゃん埋葬
ぎっくちゃんを実家のぽちやベルカ、ちびっこやヒューストンたちと一緒の場所に埋めてきた。
お友達の狐さんはさすがに一緒に埋めてやる訳にはいかなかったが、実家まではぎっくちゃんを入れたバッグに一緒に入れて持っていった。
これからは形見の狐さんになるわけだし。
親に怪訝な顔されたけど。
もう二度と大きな眼で「なにー?」と身を乗り出して見上げてくる姿を見れないのは寂しいが、生き物を飼う以上、これは避けて通れない過程だし、それを受け止める(後悔も)事まで含めての飼い主だと思う。
とりあえず、ぎっくちゃんを飼えて楽しかった。
ぎっくちゃん死去
ぎっくちゃん死去。
昨夜会社から帰ったら呼吸がぜいぜいいっていて、たまに咳をしていたので、今日朝いちで病院に連れて行こうと思っていたのだが、今朝お休みカバーを取ったら死んでいた。
エサは良く食べてフンも普通だったし、夜中の3時頃に覗いたら、床の寝場所から「何見てんの」みたいな顔で見上げてきてたのだが、死んだ姿は仰向けにひっくり返っていたので、その後、痰が気管に詰まるか何か発作を起こしたのかもしれない。
起こす前から長門がなんだかいつもと違う鳴き方で人間様をおはよう呼びをしてくるので、もしやと思ったのだが、あれだけ仲が悪かったのに分かるんだろうか。
近所の救急病院は高い上に鳥の知見がないのがくらまの件で分かっていたので、朝を待ってかかりつけの鳥病院に行く方を選択したのだが、救急病院に連れていっていたら死ななかっただろうかとちょっと思う。
ぎっくちゃんを見ていてくださった皆さん、どうもありがとうございました。
2004年の購入から9年間、奇行奇癖の毎日でしたが、お世話になりました。
クモの安否
最近、部屋に白黒のハエトリグモが住みついている。
前のアパートにも同じようなのがいたので、引っ越し荷物に入って一緒にやってきたのか、それともここで新しく入り込んできたのかは分からない。が、このクモ、サイズは1センチ程度しかないくせにやたらスピード抜群で行動力があるらしく、毎日家の中の違う場所で見かける。
人間様は実はクモが大嫌いである。実家に手のひらほどもある巨大グモがいて、子供の頃、夜中にふと眼を覚ますと天井をカサカサ音を立てながら歩いていたりとか、そんなのを見てしまっていたからだが、このハエトリグモはたまに物陰からぴょんと飛び出してきてびっくりするぐらいで、基本的に人が近づくと逃げるし、たまにまわりで指を前後左右に動かしてみると、ぴっ、ぴっといちいちそっちを向くのが面白かったりするので許容している。
ただ、このハエトリグモ、昨日洗濯機の上にいたのだが、洗濯したい人間様が近づいたらよっぽど驚いたのか、あっという間に洗濯機の中(洗濯槽の中ではなく、そのまわりの機械部分)に飛び込んでしまった。
まあハエトリグモのことだしどこか適当な所から脱出するだろうと思ってその時はそのまま洗濯機を回してしまったのだが、それ以来、あれほどどこにでもいたこのクモを全く見かけなくなってしまっている。
……まさか……。
落ちないぎっく
ぎっくちゃんはいつの間にか止まり木から落ちなくなった。
まるでもともとそんなことなどなかったかのように、普通の顔で毎日過ごしている。

普通の顔。
ただ、外に出してやると、前よりベタベタ人間様の手にひっついてくるようになった。
やっぱりなんか少しおかしいのかな?
まあ、もともと挙動不審な鳥ではあるんだけど。
「海上自衛隊パンフレット集」を更新しました。
最近パンフくれない艦も増えてきたんで、なかなか集まらない。
鳩が来た
最近、ベランダに鳩が来るようになった。
姿を見たのは1度だけだが(休みの日に起きてカーテンを開けたら逃げていった)、フンが落ちていて段々増えていっている。どうやら1羽かつがいが休み場所に利用しているらしい。
普段なら別にベランダに野鳥が来るぐらい気にはしないのだが、最近はなにしろ鳥インフルエンザがある。実はあれは水鳥が本来の宿主だそうだが、ウズラやニワトリなどにも感染するようだし、どこにでも入り込む鳩のことだから、感染はしていないにしろ身体にくっつけてウィルスを運んでくる可能性も否定できない。もし万が一まかり間違ってうちの鳥どもに感染して「インコにも鳥インフル!」なんてニュースネタになるのは避けたい。
というわけで、遺憾ながら鳩を追い出すことにした。
最初はベランダの柵に鳥が止まれなくなるというテグスを張ってみたのだが、なんか効果がないので次の手段はこれ。

トゲトゲマット1枚105円。正式名称は知らない。
本来は猫用らしいが、鳩専用のは高いし、購入者レビューを見ると鳩にも効果があるということだったので、10枚ほど買ってエアコンの室外機の上とか給湯器の上とか、鳩がとまりそうな所に置きまくってみた。
これで駄目なら次はネットしかないが、ネットは見栄えが悪いし、鳩によっては端っこをめくって入り込むという技を使うのがいるそうなので、やるならむしろかすみ網で捕らえてしまう方向かと考えている。
特殊な交渉術見てきた
「タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」を見てきた。
NHKのほうは、たまにつけてやってれば見る程度なのであまり内容は知らないんだけど、なんとなくスタートレックと一緒にムビチケ買っちゃったんで。
これならまずははずれないだろうしとも思ったし。
うーん、これ、安土城を持ってきたのは失敗だった気がする。
そもそも安土城を出さないとならない必然性がない。多分、映画にするからには何かひとつ大ネタを持ってこないととスタッフは考えたんだろうけど、結果としてタイムスクープハンターじゃなくてただの時代劇になっちゃってる。しかも、せっかく安土城なんて壮大な物を出してるのに立ち位置だけは庶民的なのか、出演人数が少ないのでショボイ感半端ない。
本能寺から博多への島井宗叱と矢島権之助の逃避行をロードムービー風に追っていけば良かったんではないだろうか。
まあ、安土城をCGで描く方が、実際に現地ロケを繰り返すよりお金はかからないだろうけど。
あと、頭を矢で貫かれて死ぬパターンが妙に多かったのと、最初髪を結んでいた時空ジャーナリスト見習いのヒカリが、途中でわざわざそれほほどいて邪魔そうに長髪ばさばささせながら活動してたのがなんか気になった。
それから、1980年代の高校では、靴のまま校舎に上がり込むよりそんな派手なペンダントしてる方が教師に怒られると思う。
でもつまらない訳じゃなくて、なかなか面白かった。展開がスピーディだし、どんでん返しにまたどんでん返しが続くので飽きずに見ていられる。
意外にすごかったのが、島井宗叱役の上島竜兵。島井は博多の豪商で、信長に招かれて本能寺に来ていて変に巻き込まれ、所有の名茶器「楢柴肩衝」と共に命からがら脱出して博多に帰ろうとするんだけど、なんというか上手い。矢島権之助役の時任三郎がどうしても型どおりの時代劇の侍から抜けられないのに対して、島井という人物のポイントをちゃんと理解し、自分の物にして演じきっている。
正直、芸人としてのこの人は好きじゃないんだけど、役者としては面白いなあと思った。



