長崎からこんにちは

 研修も今日で終わり。
 宿泊が長崎だったので、その流れで午前中は長崎見学。
 といっても2ヶ所だけだけど。

 まず大浦天主堂。
 本当はこのあたりはグラバー邸とかいろいろあるんだけど、1時間しか時間がないので大浦天主堂見ておみやげ買ったら終了だった。

 ちなみに、道ばたではおばちゃんがこんなアイスを売ってた。
 チリンチリンアイスと言うらしい。バラの造形はおばちゃん手作り。
 バニラ味だけどアイスというよりシャーベットみたいでおいしかった。
 で、この後は原爆資料館に行ったのだが、見学はパスさせてもらった。
 津々浦々から小学生や中学生や高校生がひっきりなしに観光バスでやってきていた。
 そして最終見学地が竹松駐屯地。
 ここは高射特科、つまりミサイル部隊が駐屯している場所。
 ホークミサイルというミサイルの訓練を見せてくれた。 

 これはミサイルを積んだ運搬車。

 ホークの発射装置まで走っていく。
 ちなみに運転してるのは女の子。というか、この後運転席に乗せてもらったんだけど、とても狭くて女性か小柄な男性じゃないととても扱えない。
 でもアメリカ製だっていうんだよね……あのでかい図体でどうやってたんだろアメリカ人。

 アームを伸ばして発射装置にミサイルを載せる。

 載せたらアームだけを戻す。

 で離れて……。

 アームを収納して完了。
 ワンタッチで積載が完了してしまうのが面白かった。
 これで研修は終了。
 竹松駐屯地は長崎空港の海を隔てて向かい側なので、そのまま長崎空港へ移動して飛行機で帰ってきた。

 結局3日間ずっとPM2.5だった。
 青空がまぶしい……。
 やっぱり北朝鮮や中国といった、現在進行形で問題を起こす場所と隣り合わせでいるからか、いろんな意味で他の地方とは違う、実戦的な感じが強かった。
 あとPM2.5がシャレにならないということもよく分かった。
 ちなみに、家に帰ったら鳥どもが大喜びするのはいいんだけど、ちょっと見えない場所に行くと「またいなくなっちゃう!」と思うのか、ものすごく呼ぶので閉口した。
 特にぎっくちゃん。
 普段は割と知らんぷりなのに、こういう時はいちばん騒ぎが大きい。

佐世保からこんにちは

 すみません、寝オチするので明日更新します。
 復活しました。
 というわけで、この日は高遊原分屯地からヘリで相浦駐屯地に移動。駐屯地見学をした後佐世保に行って海自の佐世保セイルタワーを見る。
 自分でも書いていて地理感覚が全く分かってないが、とりあえず結構な距離を移動したのは確か。

「高遊原」は「たかゆうばる」と読む。
 ちなみに「相浦」は「あいのうら」と読む。
「分屯地」も含めてどれもこれもATOKで一発変換できないのがかなり残念。

 ヘリに乗る前に航空機見学。
 なんかプチ航空祭状態になってるけど、いいのか。

 おなじみCH-47。

 西日本の陸自部隊でで唯一の固定翼機LR-2。
 アメリカ製のビジネス機を改造したもので、弁護士が良く使ってる機種なんだって。

 空自でも海自でも見るUH-60。
 まだ導入されたばかりの新品なので中もピカピカ。

 これも西日本の陸自では唯一のAH-64。
 機関砲やらロケット弾やら対空ミサイルやら、やたらと凶悪な装備を満載している。

 左:ちなみに高遊原分屯地は熊本空港に隣接してるので、離着陸が結構間近で拝める。
 右:工事現場のフェンスには迷彩服くまモンの手旗。意味は「よかたびを(熊本弁で良い旅を)」だって。

 今日乗っていくCH-47。
 乗る時丁度JAL機が隣をタキシングしていったので、どや顔で手を振ってしまった、反省はしていない。

 CH-47もちゃんとタキシングして滑走路に出て、滑走路から離陸している。
 ボーイングとかが普通に使う滑走路からヘリが離陸するのって、なんか妙な感じ。
 

 機内にはなぜか日の丸。
 ところで、このヘリでの移動は一応「上空視察」ということになっている。
 去年の北海道では外が良く見えるUH-1に乗ったのでいろいろ楽しかったのだが、今年は窓が小さくて外のほとんど見えないCH-47。しかも騒音が激しいので防音ヘッドセットをつけ、会話もままならない状態で全員が黙って向かい合って座っているだけなので、視察どころか単に輸送されてる感が満々。

 それでも途中から機内を自由に動けるようになったので窓から外を見てみたら、PM2.5で大変なことになっていた。
 ていうかこれ、PM2.5のまっただ中を飛んでるって事なんだろうか……。

 多分雲仙普賢岳だと思うんだけど……。
 高校の頃地学部に入っていたので、普賢岳の火山活動の痕跡を上空から見るのを楽しみにしていたのだが、全くそれどころではなかった。

 もうしょうがないので機内を適当に撮影して時間を潰すことにする。
 右:着せられている救命胴衣。けっこう重たい。
 左:操縦室。

 1時間ほどで相浦駐屯地に到着。
 相浦駐屯地は、教育隊と普通科連隊、レンジャー部隊を持っている。
 レンジャーというと習志野のが有名だけど、ここのは島嶼防衛や離島奪還を念頭に置いた訓練をしてるので、例えば習志野のレンジャー課程にはない水泳や水際上陸なんかもやっている。

 左:射場。実は山藤(?)がきれいだったから撮ったというのは内緒。
 駐屯地内に射場があるのは珍しいらしい。
 右:フリークライミング場……ではなく、レンジャーの登攀訓練設備。40キロの装備を背負って登ったりするらしい。
 で、軍事施設には割と良くあることなんだけど、この相浦駐屯地は地元にとっての歴史的建造物の場所でもある。
 ここはもともと明治時代に干拓された場所で、当時の土手や水門がそのまま残って今でも使われている。

 左:手前の半円形の部分が水門。実はこのあたりは九十九島国立公園なので、周囲はかなり風光明媚。レンジャーの訓練的にもこういう自然はかなり貴重らしい。
 確かに、自然の海岸や崖がなければリアルな上陸訓練なんてできないもんね。
 右:奥に見えるの駐屯地。PM2.5まみれだが気にしない。でも変な咳が出て困る。
 水門に近い手前部分は今でも海水がたまっていて、結構大きな魚が釣れるらしい。
 そしてこの後佐世保に移動、海自の佐世保セイルタワーを見た。
 ここは海軍と海自の歴史を学ぶための場所(らしい)。
 資料が充実してるのかしてないのかいまいちよく分からないが、お金をかけて丁寧に展示しているので割とわかりやすい。
 でもどっちかというと、艦艇見学のほうが良かったなあ。
 といっても『くらま』あたりを見せられたりしてもちょっと困っただろうけど。

 ちなみに米軍基地もあるので、高速道路の向こうには米軍艦艇が見えてたりする。
 強襲揚陸艦とか、横須賀では見れない艦があった。
 とりあえず、PM2.5の大変さ加減が分かった1日だった(そこか?)。

熊本からこんにちは

 ただいま、くまモンに満ちあふれる土地へ来ています。

 空港にくまモン。

 いい部屋ネットのノボリにくまモン。

 くまモン営業中。

 夢に出そうなくまモン扇。

 迷彩服!?
 
 というわけで、オピニオンリーダーの西部方面隊研修で九州に来ている。
 今日は熊本県の健軍基地で、ミサイル見学。
 去年北の端に行ったと思ったら、今年はいきなり南の端(正確には本州の端だけど)に来てしまった。
 対ロシアの北海道に対して、こちらは対中国、北朝鮮。戦車を縦横に使って広大な北海道の平野を疾駆する北海道に対して、こちらは艦艇や揚陸部隊の接近を阻止したり、侵入した小規模なコマンド部隊に対抗したりと、あらゆる意味で北海道とは対照的。ある意味今の最前線。
 ちなみに上の迷彩服くまモンは、基地でもらったれっきとした公式グッズ。

 で、見たのはこれ。
 地対艦誘導弾システム。
 簡単に言うと、超強力レーダー(皇居で稼働させると日光あたりまで電波が届くって中の人が言ってた)を積んだ車が艦艇その他海上からの接近を探知してデータを通報、それを元にミサイルに進路や目標をプログラムして発射すると、自動的にそいつを撃破してくれるというもの。

 これが超強力レーダー。
 あまりにも超強力すぎるので、作動中は危なくて車の外に出られないらしい。

 これが、積んでるコンピュータでレーダー車が捕らえたデータからミサイル用のプログラムを作る車。
 でも古いから能力的にはファミコンと同程度なんだって。本当か?

 レーダー車が遠くにいすぎてデータが届きにくい時に、中継してあげる車。
 ……しまった、普通のジープにしか見えない。

 で、ミサイル。
 そしてこの後はいきなり熊本城の見学だった。
 でもやっぱり1時間ぐらいなので、ほぼ駆け足状態。
 西南戦争特別展だかをやってたので、そっちも見たかったんだけど。

 ジャーンジャジャジャーンと暴れん坊将軍のお城のテーマがかかりそうな写真を撮ってしまった。

 本丸御殿のお殿様の間。松の間だったっけ。
 というか暑い。そして日差しが結構痛い。
 中途半端な日焼け止め対策しかしてなかったので、慌ててつばの広い帽子とサングラスを購入。
 ところで、JINSでとりあえず間に合わせでいいからサングラスとして使える物をと言ったら、JINS PCを勧められたのだが、大丈夫か?
 確かに紫外線透過率は0.01%以下だけど。

外でのびのび

 とうとう人間様はくらまの羽繕い台にされました。

 もそもそ。

 もそもそ。

 もそもそ。

 もそもそ。
 実にせいせいとつくろっているが、そろそろパソコンをさせてもらえないだろうか?

季節の変わり目

 今日はJAMSTECの一般公開に行こうと思ったら、寝坊してしまったのだった。
 せっかくラボツアーに当たっていたのに……。
 歳のせいか、ブロッサム、通称ちびころの春の換羽が2ヶ月も続いている。
 特に具合が悪くなるとかいうことはないのだが、やっぱり身体に負担がかかっているらしくて、良く床の隅っこでうとうとしている。

 …………。

 だるいの?
 でも、食欲も落ちないし、羽も尾羽が細くなってきた以外は若い頃と変わらない量と色つやだし、フンも普通だし、全然老鳥っぽい感じはしないんだよね。
 動きはさすがに若干おっとりしてきているけど。
 ほんとに、セイキインコの寿命って何年ぐらいなんだろう。

お兄ちゃんたちといっしょ

 くらまの発情を抑えるために、先生の指導で療養ケースの置き場所を変えている。

 久々に他の鳥どもと同じ場所に置いてみた。
 メガバクテリアは完全に駆除できたのでもうプラケースに入ってる必要はないのだが、扇風機の風が直接当たらないようにまだケースの中。
 風が当たるとそれだけで体温を奪われたりするから。
 要するにカゴの中が居心地良すぎて繁殖体勢に入ってしまうのが発情なので、置き場所を変えたりして居心地を悪くしてやれば止まるという理屈なのだが、むやみやたらとやる気のある子のくらまの場合はさてどうなのか。
 

復活のウロコ

 長門の胸毛がようやくフカフカになった。

 実は毛引きの最中、抱っこする時残った薄い綿毛ごしに伝わってくる胸の皮膚の感触が結構気持ち悪かったので、またこうやってクッションができたのは幸い。
 でも実は翼の下も結構むしっていて、そっちはまだあんまり生えてきていないのだ。
 こっちは外から見えない部分だから特に気にしてないけど。

さかさくらま

 背中からずりずりやって止まり木をくぐるくらま。
 最初は人間様へのアピールだったはずなのだが、もうすでにくぐること自体が楽しくなってるらしい。

 じたばたする足がちょっとキュート。
 ちょっと角度が悪くて見づらいのだが、これ以上近づくと「かまってくれるの?」と金網に張り付いてきてしまうのだ。

かかって来いや!

 金網に張りついてくらまを眺めている長門と、そんな長門にケンカを売るくらま。

 倍以上のスケール差をものともしないくらま。

 無反応の長門を背中の毛を逆立てて威嚇している。

 あ、長門が買う気になった。
 でもここでレフェリーストップだからね。

歩くらま

 くらまは相変わらず人間様の手の上が好き。
 最近は床でひとり遊びも良くするのだが、最後にはやっぱり人間様の所にやってくる。

 まったりしてたら眠くなってきました。
 なんだかくらまは病院の先生から「歩き方が変ですね」と指摘された。
 確かに、他のマメルリハみたいにとことこキビキビと歩けず、がに股気味に身体を振りながら歩くんだよね。
 歩かせてたのが畳の上とかテーブルの上とか滑りやすい場所ばかりだから、そのせいかと思っていたのだが、どうやら腰の骨に奇形があるっぽい。
 なんか、いろいろと大変な鳥だな。
 でも体重は30グラムだけど。