ちっちゃな帽子

 パムちん。
 怒るのはいいけど、あたまのてっぺんにふわふわしたのくっつけてるよ。

 迫力いまいち。
 実は自分でも気付いてなかったらしくて、何かのはずみに頭から落ちたらびくっとしていた。
 まあその位置じゃ気付かなくても無理ないけど。

巨大化くらま

 28グラムになったくらまは、とうとうお気に入りの隙間に入れなくなった。

 だから詰まるからやめときなさい。
 実は28グラムという体重は、すでにビビとチャンドラを上回っている。
 まあパムが35グラムだからそこまでは大丈夫だと思うけど、そんな急に太ったら心臓に負担がかからんかな?

とりあえず毛利さんは安定の平常運転

 というわけで「名探偵コナン 絶海の探偵」を見てきた。
 これは良いイージス艦のプロモーション映画(笑)。
 コナンはテレビでは割と見ていたりするんだけど、映画は初めて。というか日本のアニメを映画館で見ることそのものが10年かそれ以上ぶりな気がする。
 レディースデーの19時という時間だったせいか、想像以上に客層は普通だった。ほとんどが若い女の子数人連れかカップルで、小さいお友達がいないのは時間的に分かるとしても、いわゆる典型的なアニオタ女的なのも若干1名ほどしか見なかったのが意外といえば意外だった。そんなに一般的なアニメだったのかコナン。
 イージス艦というと一般人が立ち入りできない区域も多く、どうしても中心になって動くのは大人、それも自衛官になりがちな中、コナンやいつものメンツをどうからめて活躍させていくかにスタッフの苦労の跡が忍ばれた。
 もっとも、蘭や少年探偵団はそれで今回結構割を食った感がある。それでも蘭はコナンとからめてそれらしい出番を増やしてたけど、3人組は本当にいるだけみたいな感じになってしまってちょっと可哀想だった。
 ストーリー的にはもうひとひねりあっても良かった気がするけど、それでなくてもイージスの描写や説明でなじみのない情報が多くなる中、子供向けとしてはこのぐらいが丁度いいのかもしれない。
 というか、冒頭のCICでの戦闘は、面白いけど、後の展開を考えると不要だった気もする。ミスリードを狙うにしても中途半端だし、もともと別のトリックのための何か仕掛けだったのが、尺か展開の関係でそれが削られ、あのシーンだけが残ってしまった印象があった。
 ところでコナンの次回作はルパンIII世との対決らしい。どうしたその突然の迷走は。

あしのうら

 実はインコやオウムの足の裏は、猫の肉球に匹敵するぷにぷに触感(と人間様は思っている)。

 猫と違っては虫類系の足の裏なので見た目はちょっとウロコ感があるが、感触的にはウロコは全く感じない。
 マメルリハやセキセイサイズだと足が小さいのでわかりにくいが、長門ぐらいになると明らかにぷにぷにしている。

 でも触ると怒るのであんまり触れない。

舞鶴で体験してきた

 舞鶴基地じゃなくて舞鶴教育隊だった。
 昨日は夜だったから分からなかったが、今の舞鶴は山桜や八重桜が丁度満開らしく、山のあちこちが白くなっていてきれい。

 行動予定。
 お手洗い休憩すらないほど詰め込んだスケジュールに大丈夫なのかと思っていたら、やっぱり「時間がない」「時間がない」の連続になった。
 午前中は防衛省の広報担当、海自の広報担当、舞鶴教育隊の総務課による、自衛隊と海自と舞鶴教育隊についてのレクチャー。
 でも担当者が見せたい物が多すぎて時間オーバー、結果、隊司令の講話時間がほとんどなくなるという冗談みたいなことになっていた。

 昼は当然のようにカレー。
 でも実は外部のまかない業者さんが作った物で、厳密には「自衛隊カレー」ではない。
 ……ということについて、後で広報の人からお詫びと共に「艦艇のカレーは実際おいしいですから!」という釈明があった(笑)。
 そして午後からは見学と、短艇や手旗などのちょっとした体験になる。

 まずは埠頭に移動して『あたご』を見る。

 ちなみに、見学の間、参加者は全員こんな作業服を着てたりする。
 この道入って長いけど、これ着たのは初めて。

 なお『あたご』と舞鶴は今日から公開の「名探偵コナン 絶海の探偵」のロケ地というか、元ネタになったそうで、この日は防衛省の中の人も海自の中の人もものすごいコナン押し。
 おかげで見てみようかという気になってしまった。
 ちなみに防衛省の中の人は「空飛ぶ広報室」と「図書館戦争」も押していたが、有川浩の自衛隊物は作者の脳内萌え妄想まき散らし臭にどうも共感できないので、そっちは見ることはないと思う。

 舞鶴にも軍港めぐりがあった。

 お向かいの埠頭はユニバーサル造船。『みょうこう』やら真っ赤なでっかいタンカーやらが整備をしていた。
 そういえば、呉も基地のすぐそばに造船所のドックがあったけど、横須賀はよく考えたらそういう風にはなってないな。
 ちょっと不便?

『あたご』は護衛隊群の旗艦なので「司令が乗ってるから他の艦艇は敬礼してくださいね」という印にこんなマークをつけている。

 舞鶴には潜水艦はいないのだが、たまたま呉の『そうりゅう』が来ていた。もちろん乗れないけど見れてラッキー。
『そうりゅう』の奥にいるのはミサイル艇と……番号だけのは作業艇?

 バスの中から撮り放題。
 そして教育隊に帰って短艇と手旗と結索の体験。
 手旗と結索は写真を撮れなかったので、短艇だけ。

 中の人が訓練用の短艇で動きをしてみせてくれる。そして、これを実際にやらされる。
 オールの太さが茶筒ぐらいあって、長さも3メートルぐらい、しかも半端でなく重く、うっかりすると自分のほうが振り回されるのをがんばって漕ぐ。
 多分明日は筋肉痛だと思う。
 やっぱり中の人は鍛え方が根本的に違うというのがよく分かった。
 最後は舞鶴に勤務している女性幹部との懇談で終了。
 いろいろな経歴を持っている人がいて、話を聞いてて面白かった。
 いわゆる一般の女性が対象ということで、まず飽きさせず楽しませていい印象を持ってもらおうということにポイントを置いていたようだが、大体うまくいっていたと思う。
 ただ、そのためにスケジュールが詰め込み気味になり、結局予定通りにいかずに時間が押してしまったりしていたのが残念だった。
 
 そして大量におみやげをもらった。
 帰りは電車で東舞鶴駅から京都に出たのだが、地元の中学生らしい男の子たちが、明らかに観光客風の人を見ると自分から席や立ちやすい場所を譲って、自分たちは車両の端に移動するのを見てすごいなあと思った。

岸壁の母の地

 人間様は今、こんな所に来ています。
 
 ……防衛省がやってる「女性のための1日自衛隊見学」に応募したら当たったので、はるばるやってきた。
 ちなみに応募は完全にプライベート。舞鶴基地には顔見知りはいないのでばれない……はず。
 実はこの女性のための見学会、2年前にも当たっていて、その時は佐世保で3月12日。前日に会社を早退して現地入りしようと思ったら、東日本大震災が起こって空港にたどりつけず、結局参加できなかったのだった。
 しかし舞鶴は遠い。交通費節約のためにぷらっとこだまを使ったせいもあるんだけど、東京から約5時間かかった。
 しかも、気候がいまいち分からなくてうっかり充分な防寒装備をしてこなかったらえらい寒い。
 大丈夫だろうか。

気になる気になる

 最近、ビビは外に出るとここばっかり見つめている。

 じーっ……。

 じーっ……。
 プラスチックの部分に自分の顔が映ってるのが気になるのか、エサ入れの下に食べ散らかしたエサがたまっているのが気になるのか。
 まあ、こっちに夢中になってるおかげでパムをおびやかすことを忘れているようなのは幸いだけど。

男の子、女の子

 どうやら換羽も終盤らしいくらま。
 でもいまだにオスかメスか分からない。
 発育が悪かったせいで性成熟が遅れているのもあるのだが、雑居鳥舎で生まれて両親が正確に分からないくらまの場合、親の羽色を参考にして判断することができないのだ。

 頭とお尻は微妙にオスの印の青。
 でも翼は青くないし、実はメスでも微妙に青くなる個体はいるそうなので、これだけでオスと確定した訳ではない。
 マメ3兄弟とは明らかに性格の激しさが違うので、メスかとも思うんだけどな。
 でも、3兄弟が揃いも揃ってマメルリハにしては穏やかすぎるだけという話もあるからなあ。

飛べないくらま

 くらまが飛べなくなった。
 といっても容態が悪化したわけではなくて、体重の急激な増加に翼の筋力の回復が追いつかなくなったから。
 ちなみに現在27グラム。
 20グラムだった頃は、それでも4畳半の端から端まで何とか飛べていたのだが、今じゃ飛び出した次の瞬間には床へぽとりと落ちて「あれ?」というような顔をしている。
 床から飛び立つつもりでぴょんと飛び跳ねるだけになっては、やっぱり「あれ?」という顔をしている。
 まあ、これから練習させればいいだけの話だし、怪我さえしなければ飛ぼうとして失敗するくらまの姿はかわいいので全然問題はない。

 足はちゃんと鍛えてたんだけどね。