潜水艦『わかしお』の自衛艦旗返納式に行ってきた。
水上艦艇の自衛艦旗返納は割と普通にあるが、潜水艦のは絶対数が少ないので結構珍しい。まあやることは水上艦艇と同じなんだけど。
人間で言えば定年退職に当たるのが返納式だが、自衛艦の艦艇の場合、転売や譲渡で第2の人生というのがあるわけではなく、そのままスクラップか標的艦にされて終わることになる。
ちなみに『わかしお』の艦齢は19年。余裕で30年越えたりしている水上艦艇と比べると短すぎるぐらい短いが、やっぱり使用環境が過酷なんだろうか。

手前が『わかしお』。10月の観艦式でドルフィンを披露したのが最後の花道になった。
いつもはここに3~4隻停泊しているのだが、今日は去っていく仲間に場所を譲り、他の潜水艦たちは全員隅っこで目刺しになっている。
4列目刺しなんて初めて見た。

旧海軍の衛兵門の間から写してみた……がなんか良く分からない構図になった。

潜水艦は米軍基地に間借りをしているので、返納式も米軍基地の中で行われる。
艦上にはすでに乗員が整列(全員ではない)。
いつもは防衛上の理由から潜水艦を間近で撮影するのは禁止されているのだが、今日はOKだった。でもなんか悪いことしてる気になってしまうのはなぜだろう。

音楽隊。
最後の自衛艦旗降下。
途中で通り過ぎていくのは星条旗を掲げたアメちゃんのゴムボート。

艦長から横須賀地方総監に自衛艦旗を返納する。
カメラの人が……。

総員退艦。
艦長が最後に降り、総監に退艦完了を報告して終了。例によってこの間15分。
そしてこの後、『わかしお』は田浦の船越基地に曳航され、そこで解体の日を待つことになる。
その様子がヴェルニー公園から見れたので、1時間ぐらい粘って眺めてきた。

基地からヴェルニー公園に出たら、早くもタグがやってきていた。
だがここからが長い。
ひたすら待つ。

待っている間に『いかづち』が出港していったり……。

多分館山航空隊あたりのヘリが遠くで編隊飛行をしていたり……。
よこすか軍港めぐりや海保の巡視艇がうろうろしてるのを眺めたりしながら待つ。

やっと動き出した。

もう燃料も抜かれて自力では航行できないので、後ろ向きに引っ張られていく。
なんというか、ドナドナが聞こえてきそうだ。

このまま延々引っ張っていかれるのかと思ったら、さすがに途中で方向転換をし始めた。

上にみっしり乗っているのは一見作業員のおっちゃんのようだが、全員自衛官……だと思う。

一旦港を出て奥にある島をぐるっと回り、船越基地に向かう『わかしお』。
さようなら。
これで横須賀の潜水艦は1隻少なくなったんだけど、これを埋めるのに何が来るんだろう。
そうりゅう型がそろそろ来ないかな。
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なんか楽しい
困り羽
おなかむしり
くらまの体力作り
どうやら筋トレを始めたらしい22グラム(ちょっと増えた)。
もう構ってほしくて構ってほしくて一生懸命催促してくるんだけど、長門がやきもちを焼いて毛引きを悪化させそうであんまり構ってやれない。
そのうちあきらめて、ひとりで大人しく羽繕いなんかしてるくらまを見るとちょっとかわいそうになったりする。
幸せっていいな
渋公の軍楽隊
渋谷公会堂で開かれた陸自の「東部方面音楽まつり」に行ってきた。

開演前のホールを取り忘れたので立て看で。

演目。
マーチと太鼓に挟まれていきものがかりが浮きまくっているが、実は下の「ジュピター」も平原綾香版だったりする。
ノーマルなホルスト好きの人間様はかなりがっかり。
というか、あのベートーベンがマーチなんか作ってた事に驚愕した。
ドリルパフォーマンスがあったり寅さんコントがあったりした去年と違い、今年は割とオーソドックスなスタイルだった。
でも演目にちょっとひねりが入っていたり(「軍艦マーチ」がハッセルマン編曲版とか、ジャズバージョンの「金平糖の踊り」と「アラビアの踊り」とか)、演出に工夫があったり(「シング・シング・シング」に自衛隊太鼓をアレンジしたり。しかも1フレーズは打楽器出身の指揮者が自ら演奏してた)なかなか面白かった。
でも最後の「花は咲く」で歌に合わせてスティックライトって言うの? 折ると光る棒を振らされたのはちょっとどうかと思った。
恐怖の前兆
しっぽを立てろー!
くらまのやる気
暴走する20グラム。
鳥病院の先生がくらまを「やる気のある子」と評していた。
確かに、どんなに弱ってもエサを食べるのをあきらめない所とか、そういうのがここまでくらまを生き延びさせてきたのだし、そういう意味ではこの鳥の良い性質だとは思う。
でもありすぎるのもちょとどうなのか。








