君に夢中

 最近、ビビはパムにご執心。

 パムのカゴはビビのカゴの上にある。
 ドアを開けてやると出てきながらももう視線は上に釘付け。

 そしてあっという間にパムのカゴに飛んでいくと、逃げ惑うパムを追いかけ回して愛の吐き戻しを繰り返している。
 両者オスであることを考えると、この風景はさしずめいやがるノーマルを追いかけ回すホモといったところか。
 実はチャンドラもパムに異常な興味を示すんだよね。
 鳥の世界でもホモはマッチョが好きなんだろうか?

おうちくらま

 くらま帰宅。
 一晩入院して様子を見た結果、原因はわからないながらもどうやら低血糖を起こしたのではないかということだった。
 実際、昨日入院してからブドウ糖を与えたら、割とすぐ元気になったらしい。
 低血糖か-。ならまだ戦えそうだな。
 今度同じようになったらガムシロップを与えてくださいと先生に言われたので、早速買ってきた。
 なぜ砂糖水ではなくガムシロップかというと、ガムシロップはブドウ糖を含むから。
 なるほど、こんなので応用がきくのか。

 ひとしきりエサを食べてお休み中。
 本当に具合が悪いとこういう姿勢すら取れずにぺたんと腹ばいになってしまうので、これはいい形。
 

くらま再入院

 くらまが再入院。
 昨日までは普通だったのだが、今日昼頃人間様が起きて様子を見たら、また最初の時のように半分朦朧としながらエサをついばんでいるため、いくら食べても口に入らず飲み込めない状態になっていた。
 療養ケースの温度は下がっていないのに、なんでだろう?
 寒さが原因ではないということだろうか?
 とりあえず、また5万円払って一晩完全介護の集中治療になったが(ちなみに前回の入院費総額は98000円だった)、ちょっと気になったのは先生がくらまの症状を「神経症的」と表現したこと。
 これがくらまがひ弱っ子なためでも、寒さのためでもなく、神経か脳に何か病気か障害があるためのものだとしたら、春が来て暖かくなっても改善するとは限らないということになる。
 なにより、こうやってエサが食べられなくなる状態を繰り返すようだと、衰弱が進むばかりになるので、長くは生きられないかもしれない。
 それにしても、インコは神経系の病気が意外と多いんだろうか?
 4年前に死んだオキナインコのヒューストンも脚が麻痺して歩けなくなる病気だったし、実はブロッサム、通称ちびころも、今はほぼ起きなくなってはいるが、ひどく驚いたりおびえたりすると、脚がふらつくのか平衡感覚がおかしくなるのか、立っていられなくなる持病を持っている。
 神経の病気は資料も見つからないし、もしかすると研究もあまり進んでいないのかもしれないが、どうにかならないものだろうか。

羽田沖冬景色

 なんかいろいろ灰色のお船分が不足してきたんだけど、今はシーズンオフで何もイベントがないので「羽田空港と東京ゲートブリッジ3時間ロングクルーズ」に行ってきた。
 全然灰色じゃないし、そもそもお船じゃないけど。
 コースは天王洲アイル横の運河から出発して、羽田空港に新設されたD滑走路の付近をしばらくうろうろして飛行機の離着陸を鑑賞。その後、ゲートブリッジを通ってお台場の裏経由で戻ってくるというもの。
 冬に海上3時間てどうなんだろうと思っていたら、やっぱり死ぬほど寒かった。

 手前が海王丸だか日本丸2世だか。素人には見分けがつかない。
 その後ろに閉館した船の科学館の『宗谷』と『羊蹄丸』。

 何かが降臨しそうなガントリークレーン群。

 羽田沖。上が着陸進入してくる機。下が離陸滑走している機。
 こんな感じで次から次へと飛行機が出たり入ったりしている。

 キティちゃんジェット。

 D滑走路の突端に突き出した誘導灯。

 もうかぶりつき状態で飛行機が見える。

 滑走路に近すぎてコンデジでは離陸する飛行機を追いきれず、こんな写真ばかり量産する羽目になった。
 本格的に撮りたければ一眼推奨。

 D滑走路の全景。手前がチタンの橋脚(?)がまぶしい海上部。奥が埋め立て部

 ゲートブリッジとスカイツリー。
 船長さんがすごい知識が豊富で、どんな質問にも答えてくれるのでとても面白い。
 これは暖かくなったらまた行ってもいいわ……と思ったら、D滑走路は北風専用なので、北風が吹かない季節はあまり使われなくなってしまうらしい。

くらま危機一髪

 会社から帰ったら、くらまの療養ケースの温度が20度ぐらいに下がり、中のくらまがふらふらになってヒーターにひっついていた。
 外が見える方がいいだろうとプラケースの前面に覆いをしないで行ったら、部屋の気温が下がるにつれてそこから熱が逃げていき、ヒーターの能力がおいつかなくなってしまったらしい。
 慌てて部屋に暖房を入れたら段々プラケースの温度も上がっていき、くらまも元気になってエサをむしゃむしゃ食べ始めた。
 ごめんよくらま、人間様が悪かった。

 寒くて身体が言うこときかなくて食べれなかったの……。
 部屋の暖房を切る時は、必ずケースに覆いをかけていこう。

療養くらま

 退院後初めての我が家での1日。
 管理が行き届いた環境から不完全な場所に戻ってきて、また体調を崩していないだろうか。

 こらー! 紐をほどくんじゃない!
 

 こらー! ヒーターを囓るんじゃない!

 こらー! どこへ行こうとしている!
 ……とりあえず大丈夫らしい。
 午前中はいまいちぼんやりしているようで、エサも食べてはうとうとし、また眼を覚ましては食べという感じだが、午後になると活発になってご覧の通りのいたずら三昧となる。
 うーん、オモチャを入れていないから退屈なんだろうか? でもお気に入りのティッシュは、食いちぎったものがヒーターに触れると火事になる可能性があるからなあ。
 というか病院でもこの状態だったんだろうか。だとしたら非常に恥ずかしい。

 やれやれ、やっとおとなしくなってくれた。
 ところで今度は湯沸かしポットが壊れたんですが。
 もうどうしたらいいんでしょうか。

くらま退院

 くらまが退院した。
 これからは家で暖かくなるまで療養生活。

 そんなわけでくらま用療養室。これで大体25度ぐらいに保温できている。
 中のカゴは果たして必要なのかと思わないでもないが、プラケース内に直接止まり木をつける方法を思いつかなかったのだ。

 こらー!
 ……結局温度計ははずすことにした。
 そんなわけで家に全員がそろってちょっとおめでたいので、鳥どもに福袋を買ってみた。

 全員で1袋ね。

 これは役に立つのか立たんのか微妙な中身だな……。
 バードバスは実はいちど試してみたかったので、ラッキーと言えばラッキーだが。
 木のオモチャは将来長門のカゴを拡張するようなことでもあったら使うかも。
 大好きんてどうなんだろ? まあ他の鳥用サプリ同様、毒にも薬にもならない気はしないでもないけど。
 マジックハットは確実にいらない。

 とりあえず遊んでみる?

謹賀新年

 あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 というところで早速長門がバードテントを壊した。

 いきなりバタバタと暴れる音がしたので見たら、びっくりした長門が壁に貼りついて半分落ちたテントを見ていた。
 そんな顔してるけどさ、紐を食いちぎったのお前じゃないか。

 まあ、今回もちゃんと用意してあるけどね。
 今度のは買ったところが違うから、サイズも少し違ってるよ。
 そして人間様のパソコンも壊れた。
 マザーボードがいかれたらしく、SATAでつないでいるドライブを全く認識しなくなった。
 こっちも年末に、鳥どものいる四畳半の和室でもパソコンができるよう(デスクトップを別の部屋に設置したためそちらで長時間過ごすようになっており、鳥どもが結構ご不満状態だった)安いノートパソコンと無線LANのルータを買っておいたのでとりあえずはなんとかなるが、もうしょうがないのでマザーボードとCPU、ついでに狭いし古いしで扱いにくくなっていたケースも買い直して作り直すことに決定。
 くらまの入院に続いてまた痛い出費になった。
 というか新年早々なんかイヤなノリなんですけど。

大晦日

 くらまの入院でばたばたしているうちに年の瀬も過ぎてしまった。
 今日のくらまは昨日と変わらなかったが、顔つきが普段の感じに戻っていた。
 とりあえずこれ以上ここにいさせてもー的な調子が先生の話の端々に感じられるようになったので、実家に帰る明日だけ引き続き預かってもらい、2日に退院する予定。
 もともと救急病院で、容態が安定したらかかりつけのお医者さんに行ってくださいというスタンスなので、正月が明けたらいつもの病院に連れていこう。
 そして今年最後は長門の新ネタ。

 地団駄を踏んで外に出せと要求する長門。
 駄々っ子かお前は。