くらまに新しいカゴを買ってやった。

なんだろうこの広すぎる感。
くらまって他のマメ3兄弟より小柄なのかな?

ビビを出したら早速登ろうとしていたが、お前のスケールではどうやってもそこを越えるのは無理だと思う。

じたばたしていたらくらまがのぞきに来た。
今までは身体をのばせばどこへでも行ける大きさだったのが急に広くなったので、さすがのくらまもかなりとまどっている模様。
まあこの鳥のことだから、すぐに慣れるだろう。
忍耐の限界
鳥同士のカゴが近くなって、多分いちばん喜んだのは長門。
なにしろカゴからカゴへ伝って他の鳥どもにちょっかい出し放題。あっちで怒られこっちで威嚇されながらもうろうろしている。
中でも最も良く行くのはブロッサム、通称ちびころのカゴ。もちろん長門が嫌いなブロッサム、通称ちびころがカゴの中で避けよう避けようと移動するのだが、そうすると今度は長門のほうも彼女に近付こう、近付こうと移動していき、結果カゴの中と外の壁をインコ2羽がぐるぐる回る変なレースみたいになっている。
そしてとうとうそんな状態に嫌気がさしたブロッサム、通称ちびころは、カゴの外に逃がして欲しいと人間様に助けを求めだした。

必死で右往左往して外に出してと懇願するブロッサム、通称ちびころ。
あまりに不憫なので出してやると、肩に一目散に駆けのぼってきた。
そんなに嫌だったか。

主がいなくなったカゴをむなしくのぞきこむ長門。
誰のせいでいなくなったと思ってるんだ。

一方、人間様の肩の上でようやく人心地ならぬ鳥心地がついたらしく、ぬくぬくと暖まっているブロッサム、通称ちびころ(背後にファンヒーターがある)。
そして、そのうち人間様の肩のブロッサム、通称ちびころを発見した長門が、自分も肩に乗るとやってくるので、その隙にブロッサム、通称ちびころをカゴに帰し、どさくさにまぎれて長門もカゴに押し込んで一件落着。
もちろん入れられたのが納得できない長門はまた出せと大騒ぎするが、それは無視する。
今の所は追いかけっこをしているだけなので問題ないが、そのうちケンカでも始めてどっちかが怪我をすると困るので、なんとかしないとならないな。
そういえば、昨日コリドラスの死骸を喉に詰まらせていた金魚は、一体どうやったのかまるっと吐き出していた。
金魚恐い。
喉につまった
あたった
久しぶりに会う友人と「のぼうの城」を見に行く予定だったのだが、昨夜食べた卵だか前々日の残りの鴨肉とレモンピールのゼリー寄せだかにあたってしまい、1日大変なことになっていた。
当然映画はドタキャン。ネットで座席予約したから払い戻しも出来ないし、なんかがっかり。
鳥どもも最初は大人しくしてたんだけど、昼から午後になるに従ってじれてきたらしくて大騒ぎを始めるし。
薬を飲んだら薬ごと吐くとか駄目すぎることになってるし。
普段は消費期限切れの物を食べてもなんでもないのに、なんでこういう時に限ってこういうことになるかなあ、全く。
つきまとい
新しいおとなりさん
新生活が始まった
お待たせしました。
やれやれ、ようやくネットにつながった。
プロバイダってなんで態度が殿様なんだろうね。
1回契約させちゃえば、あとは何もせずともちゃりんちゃりんでお金が入ってくる気楽な商売だからだろうか。
というわけで、なんとか引っ越しも完了。
時間指定をしない安い便にしたら、当日になって夜6時から搬出開始とか狂ったような予定を組まれて営業担当と大喧嘩したり、クローゼット用にハンガーパイプを買ったらサイズが大きすぎて入らず、無理に入れようとしたら壊して粗大ゴミを増やす羽目になったり、コンタクトレンズやエネループの充電器や細々したいくつかの物が今に至るまで行方不明だったり、なんかもういろいろ大変だった。
世の中に引っ越しが趣味という人がいるが、なんでこんなことが楽しいのか分からない。
ちなみに、鳥どもも全員元気。

とりあえず鳥タワー状態。
やってきた妹が「よくあの8畳1Kのアパートにこれだけおさまってたね」としみじみ言った。
まあ、そんなこんなで新生活が開始。でも家が広すぎて落ち着かず、結局いちばん狭い四畳半の和室に鳥どもと必要な物を全部持ち込んで生活している。
事実上のワンルーム状態になっているのがすでに駄目な感じがしないでもない。
今回の引っ越しで最大の問題は、鳥どもと熱帯魚(+金魚)の運搬だった。
なにしろ引っ越し業者は生き物と貴重品は運んでくれない。
幸い、引っ越し先とは歩いて往復できる距離だったので(というか隣町)、インコのほうは自転車を買って1度に2個ずつ鳥カゴを積んで運んでしまった。
魚のほうは、思いきって引っ越し先に新しい水槽を用意。丈夫なビニール袋に数匹ずつ詰めてこれも自転車で運ぼうと思っていたら、父親が突然やってきて手伝うとか言い出したので、これ幸いと運搬役を押しつけた。
とりあえずかなり乱暴なやりかたをしたので、鳥はともかく魚は絶対何匹か死ぬだろうと覚悟していたのだが、今日に至るまで1匹も死んでいない。
意外と魚の生命力ってすごいな。

実はまだ頭が直らないのです。

運搬の時にいちばんおびえて暴れたのがチャンドラ。
でも着いた日の夜にはかまってほしくてカゴの戸をカチャカチャやっていた。

揺るぎないマイペース。

どうやら騒ぎに興奮して変な方向にテンションが振り切れちゃったらしく、自転車で運ばれる間中チュンチュン大声で鳴いていたビビ。非常に恥ずかしかった。
引っ越しの兄ちゃんたちが荷物を運び込んでいる間もやっぱり鳴き通しで、兄ちゃんに「どんな鳥を飼ってるんですか?」と聞かれる始末だった。

この鳥もある意味揺るぎないマイペース。

引っ越しの兄ちゃんたちと父親が帰るまではカゴの奥に引っ込んだっきりだったが、誰もいなくなったら早速こんなになった。
内弁慶め。
くらまは静止写真がどうしても撮れないので、動画にしてみた。
なで撮れないのかは見てもらえば分かると思う。
人間様が近付くと絶対こうなる。
引っ越しが終わった後、もういちど前のアパートに戻って原状復帰のための掃除をしていたら、この部屋で一生を過ごしたベルカやヒューストン、ぽちやちびっこのことがしきりと思い出された。
彼らの墓は実家にあるので別に引っ越しは関係ないのだが、それでも、彼らと住んだこの場所を離れることで、本当のお別れという気がして少し寂しくなった。










