水入れで何やら遊んでいたので、水浴びをしたいのかと思って霧吹きをかけてみた。

「出して……」
実は羽の色が灰色なのは表面だけで、中のほうは真っ白なことが分かった。
チャンドラは中の羽もちゃんと色がついてるからなあ。
変な羽色。
53周年
朝霞駐屯地の53周年記念行事で、観閲式があったので行ってきた。
今に始まった話ではないが、自衛隊の行事に基本的に雨天中止というのはない。
しかもやってる側はもちろん、見る側も傘をさせない。
結果として、双方びしょ濡れの、なんだか苦行みたいな行事になったりする。

整列する各部隊。
分かりにくいけど、座っているだけで全身から雨水がしたたるぐらい降られている。
こんなこともあろうかと、レインコートの下には厚手のウールのコートを着て、さらにスーツのスカートの上から防寒スカートを巻き付けたりしてるので寒くないのが幸いだが、あんまり格好が良くないのは確か。

奥で儀仗を受ける総監を始め、中の人たちがあんまり普通なので、逆に手前の白いレインコートの集団がなんか異様に見える。

音楽隊の音楽に合わせて総監巡閲。
これは陸自も海自も共通なんだけど、良く考えたら指揮官が部隊を巡閲するのになんでBGMが必要なんだろう?

巡閲後、行進のために一旦退場する各部隊。
このあたりで雨がやっと小降りになってきた。

そして、音楽隊を先頭に観閲行進開始。


左:まずは受閲部隊指揮官が車で颯爽と登場。
右:続いて普通科部隊が行進。


左:女性自衛官。いつも思うんだけど、わざわざスカートにヒールのある靴でショルダーバッグ持つのはなぜだろう? 別に男性と同じでいいのに。
右:台の上で観閲する総監の前を敬礼しながら通り過ぎる。
そして次は、雨だし絶対にないだろうと思っていた航空部隊がやってきた。
ただ、カメラの中に水が入るのが恐くてレンズを高倍率ズームに変えることができず、低倍率のまま撮っているので、みんな同じようなのしか撮れていない。






そしてラストは地上部隊。


左:警務部隊。警察と同等の捜査権や逮捕権を持つ自衛隊内の警察官部隊。こういう所に出てくるのは珍しい。
右:総監の前で敬礼。旗手は一旦旗を高く持ち上げて前に倒すのが敬礼になるらしい。


左:偵察部隊。
右:通信部隊。


左:施設部隊。
右:最後尾の丸っこいのは確か浮き橋だったと思うけど……。


左:防疫部隊。
右:衛生部隊。救急車も自前で持ってる自衛隊。

野外炊具。1号か1号改かは不明。ちなみに1号と1号改の違いは点火方法だって。

そして炊具の次は生々しいミサイル登場。

多分この間発射を見てきた奴。


そしてラストはやっぱり戦車。
うーむ、雨でさえなければなかなか楽しかったと思うのだが、なにぶん天気が悪すぎた。
なんだろう?
古い瓦
この度念願叶って、人間部屋と鳥部屋を分離できることになった。
新居の広さは2LDK、インコ7羽と人間様ひとりには若干広すぎる気がしないでもないが、そもそも全体の広さが50平米ちょっとしかない上に、1部屋は構造上エアコンがつけられず物置確定なので、まあ妥当かとは思う。
で、11月に引っ越し予定のため、部屋の整理をしているのだが、なにしろ今のアパートも長いので奇妙な物がいろいろ出てくる。
中でもいちばん奇妙なのがこれ。

祖父が中国で拾ってきたとかいう瓦。
祖父は共同通信の無線技師で、戦前中国や満州に行っていたらしいので、その時の物だと思う。
多分実家から引っ越した時に持ってきた物だが、なぜ持ってきたのか分からない。
というか漢宮殿て何だ。検索しても漢宮大飯店しか出てこないんだけど。

実はずっと押し入れの奥にしまいっぱなしで、開けるのは初めて。
ちなみに包んでいた新聞紙は1969年の日経新聞。
真ん中のくぼみは何かはめ込んであったんだろうか?


両側になんか漢文が刻んであるが、漢文苦手なので読めない。とりあえず嘉慶19年というのは西暦でいうと1814年になる。
というか貼ってある赤い札はなんだ。実は拾ったんじゃなくて誰かの収蔵品だったってこと?

表面の上側にも文字。多分呪文じゃないかと。
……結論として「瓦」という以外何も分からなかった。
しかし祖父も良くこんな物をわざわざ中国から持って帰ってきたものである。

とりあえずお前の何千倍も古い瓦だよ。
まだ頭直ってないね。














