あれぇ?

 ぎっくちゃんにのエサをつまみ食いしようとしてぎっくちゃんに追われた長門が、ぎっくちゃんのカゴの中に逃げ込んだので、そのまま閉めた。

「?!」
 どうやら2羽とも困ってしまったらしい。

なにそれこわい 2

 ちなみに1はこれ
 人間様の真珠のネックレスになぜか恐慌を起こす長門。

 別にどうってことのないピンクパールのネックレス。
 どうやって入手したか全く記憶がないのだが、自分ではこういう色合いの物は買わないので、多分親あたりから土産か何かでもらったんだと思う。

 眼にした瞬間バードテントの後ろに避難。

 さらに慌ててもっと奥に避難。
 ……一体何がそんなに恐いの?
 光るところ?

素性は謎

 パムはどうやらビビやチャンドラより眼が大きいらしい。
 なので横から見るとかわいいが、正面顔がかなり気持ち悪い。

 一体どこを見ているのか。
 なんか3兄弟の中で1羽だけ羽毛が長くてもこもこしているし、マッチョだし、頭が蛍光黄緑だし、時々足で自分の頭掴んでうっとりしているし、一体どういう素性の鳥なんだろう?
 今さらながらに疑問が大きくなってきた。

いきあたりばったり富士登山

 で、今日は個人的に富士山に行ってきた。
 本当は宝永火口を見たかったのだが、ついつい御殿場駅から須走口行きのバスに乗ってしまい、ついてみたら宝永火口へ抜けられるルートはないという話。
 また御殿場まで戻るのも面倒くさいし、とりあえず途中まで登ってみることにした。
 ちなみに服装は一昨年(だったか?)に乗鞍岳に登った時と同じもの。頂上は絶対無理だがとりあえず3,000メートルまでは行ける自信があったので、7合目まで行って須走で降りてくるか、8合目までいって富士吉田口に出るかちょっと悩む。
 でもガイドのおじさんに聞いたら、富士吉田に抜けるルートは下山するまでに暗くなっているので(ちなみにこの時11時)、ライトがないと危ないということだったので、7合目まで行って須走で降りてくることに決定。
 でも須走ルートって嫌いなんだよね。
 子供の頃に使った時、靴の中に入った石や砂でひどい靴擦れになったから。

 山頂付近は結構晴れてるんだけど……。

 下は早くも雲模様。
 ところで、登り始めてから30分ぐらいまでの間は、自分でもやばいと思うぐらい息が切れてぜーぜー言ってたのだが、時間がたつうちにいつの間にか息切れしなくなっていた。
 これってなんだろう? 慣れ?

 6合目ぐらい。雲海がきれい。

 とりあえず到着。
 まだ青空は見えるが、すでに日は陰っている。この時点で15時。
 汗が冷えたら寒くてたまらず、とりあえず暖かい抹茶と羊羹のセット(なぜか売っていた)で暖まった。
 ちなみにこんなところでもiPhoneは使えるので、実家に写真を撮って送ったら「涼しそうでよろしい」と妹から返事が来た。
 というか実はこの時、実家では近くに住む大叔父が亡くなって大騒ぎだったらしい。富士山の7合目で聞いてもしょうがないといえばしょうがないが、そういうことは早く教えろ。

 30分ほど休んでさて降りようと須走に向かったら、なんだかガスがやばそうなことになっていた。
 ゆっくり降りると砂に足を取られてイライラするので、ものすごい勢いで駆け下りたら16時20分には須走5合目に到着した挙げ句、行きにコースを聞いたガイドのおじさんに「早いし元気だねー、全然疲れた顔してないし、汚れてもいないし」とか言われてしまった。
 いや実際は何度か転んでるんだけど。
 懸念の靴擦れも、履いていた登山用の靴下のおかげで傷ひとつなく済んだ。道具の進化ってすばらしい。

 で、バスに乗る頃には5合目もこんな風。
 今回は座って休む大休止を7合目以外で取らなかったかわりに、1~2分の小休止を頻繁に取りながら(というより、実際は5メートルほど歩いては立ち止まるの繰り返し)行ってみた。
 この方法が正しいのかどうか分からないし、ひとりだったからできた登り方だと思うけど、終わってみたら運動不足の割にはそれほど疲れていなかったのが意外だった。
 もちろん明日が筋肉痛なのは確実。
 そういえば、6合目に行く途中あたりで、いやに軽装の上に赤ん坊を抱いた夫婦が休みながら「なんでここは一方通行で、戻りたい時に戻れないんだ」と他の登山者に愚痴っていた。
 どうやら、散歩気分で気軽に登り始めたら、途中で赤ん坊は寝てしまうし自分たちは疲れるし、でも山道は登り専用だしで戻るに戻れない状況になっていたらしい。
 でもそれって、5合目で地図見れば普通分かると思うんだけど。
 そもそも、周囲の登山者の服装や装備を見て、そんな気軽に行ける場所かどうかということぐらい気付かなかったのかな?

P3Cと10式

 今日は総火演でしたが、途中で寝落ちしてしまうため明日アップします。
 復活しました。
 というわけで、今年はこれで撮影してみたのだが、全部ピンぼけしていた。
 まあ純正レンズじゃないからしょうがないのかもしれないけど。
 あと、オートフォーカスとか写した後とか、挙動が常にワンテンポ遅れるのでイライラする。
 やっぱりミラーレスは、瞬時に判断して構えて撮影というような所には向いていないっぽい。

 左:総火演には何度か行っているが、こんなに晴れたのを見たのは初めて。
 右:水まきにも力が入ります。

 左:いちばん左側が昨日見た留弾砲。D7000とタムロンのレンズでは、とてもここまでのズームはできないんだよね……。
 右:演習場の各地に隠れている留弾砲が一斉に砲撃して、同時に弾着させたところ。富士山を描くバージョンもあるが撮影に失敗したので割愛。

 仕事を終えて帰る留弾砲たち。

 左:結構鈴なりになってる……。
 右:手前が運転席。

 確か迫撃砲の展示だったと思う。

 秒速10コマの連写で撮影したなんかミサイル。早くも分からなくなってきている。
 ちなみに総火演が終わってから、実は秒速60コマもできることに気付いた。
 前に気付いていれば、この後次々と貯めていく砲口炎の失敗写真が少しは少なくなっただろうものを……。

 地雷散布。
 去年まではなかった。

 左:少数の兵を潜入させにきたチヌーク。でかいのでズームしすぎた。
 右:潜入させた兵が何かを爆破した煙を背景に反転するチヌーク。これはもう少し寄ればよかった。

 そしていつものぶら下げ撤退。

 左:なんか迫撃砲。
 右:命中!

 狙撃兵。なまはげと一緒に子供を脅して回れそうなレベル。

 左:機関砲。
 右:確かミサイル発射しに来たんだと思う。

 これも機関砲。

 左:74式戦車。煙がかなりマヌケだが、連写のタイミングでなぜかこんなのが撮れてしまった。
 右:前に進みながら真横に撃っている90式戦車。

 左:初登場の10式戦車。「じゅっしき」ではなく「ひとまるしき」と読む。結構速い。
 奥の2台が先に進出して敵情を偵察し、手前のにデータリンクで情報を伝えている。
 右:華麗なドリフトを披露しながら砲撃する10式。

 左:上空1800メートルのチヌーク。見えませんがな。
 右;空挺団が落ちてきた。いつもとパターンが違うな。

 そして遙か彼方でいつもの降下もやっていた。
 なんでも、着地地点の関係でこんなに離れちゃったそうな。

 くるくると螺旋を描きながら降りてくる空挺団。
 丸いパラシュートと違ってこれは自由に動きをコントロールできるんだって。
 空挺団の降下を最後に前半が終了。後半は例によって、実際に敵が攻めてきたという想定で偵察から戦闘までの一連の流れを展示する。
 ただ、今年は去年までとは内容が若干変わっていた。

 待機している対艦ミサイル。
 右側の兵士はミサイルの護衛。この暑いのに微動だにしない。

 去年までは「敵が上陸した後」の展示を行っていたが、今年は陸海空の統合運用をより強くアピールするため「敵が海上を日本目指してやってくるのが発見された」というところから始める。
 まず海自のP3Cで海上の敵を偵察し、その情報に応じて空自のF2が攻撃部隊を発進させる。ただし全滅させることはできず一部の敵が上陸に成功したため、陸自がそれを叩くというのがそのシナリオ。

 左:やってきたP3C。陸自の演習場の上を飛ぶ対潜哨戒機という、良く考えると何かがおかしい風景。
 右:実際はこうなんだと想像してください。

 左:P3Cの情報を元に、敵艦隊攻撃のためにやってきたF2。3機編隊の大盤振る舞いだが恒例の対地攻撃(のふり)はなかった。
 右:実際はこうなんだと想像してください。

 でも一部の敵が上陸して陣地を形成してしまったため、陸自の偵察ヘリが出動。
 こう書くとまるっきり空自が仕事できてないみたいだが、まあそこは構成上のお約束ということで。

 空中偵察に続いて陸上偵察部隊が進出。
 でもいつも思うんだけど、この手押しでヘリから降ろしてエンジンかけるの、何とかならないのかな……。

 偵察兵の援護のため、敵陣地に攻撃を加える。

 左:続いてもっと大勢の兵士を進出させるためにやってきたチヌークとUH-1(手前)。その援護のために攻撃をかけ続ける攻撃ヘリ(奥)。
 右:降下した兵士たちが敵陣地に向かっていく。

 支援車両もぶら下げられてやってきた。

 そして彼らは今日も跳んでいた。

 左:留弾砲部隊が制圧砲撃を始める。
 右:その隙に展開を始める戦車部隊。

 左:その前に敵が地雷原を作っていることが分かったので、処理用のミサイルを飛ばす。
 右:実は有線だったりして。

 地雷原爆破処理完了。

 地雷原を突破し(たという想定で)、満を持して一斉射撃を行う戦車部隊……なのだが、どう見ても一斉射撃になっていない。
 まあ今日はまだ本番じゃないからね。
 後で反省になるんだろうけど。

 すっかり浮き足立った敵陣地に、フレア(煙幕)と共に全ての車両が一斉に突入。

 続いてヘリボーン部隊も突入。

 これで敵は撃退されました。
 状況終了。
 陸海空の統合運用という当然のことが、今年になってようやく状況として入れられたということは、逆に言えば、いかに統合運用体制の構築が遅れているかということでもある。
 実際、東北大震災の時は、必ずしも連携して動けていたわけではないらしい。
 昔のように、陸軍が輸送艇や潜水艇を持ったり、海軍が陸戦隊と称して陸上部隊を持ったりするようなことはもうできないのだから、早いとこ確実な運用体制を作り上げて欲しいとは思う。
 でもって、今年も夜間演習を見てきた。
 でも一脚を忘れて手持ち撮影オンリーだったので、こちらもろくな写真が撮れていない。

 緑の点々は全部戦車とか砲車とか迫撃砲とか留弾砲とか。

 始まる前はどんよりと曇っていたのだが、始まる頃にはすっかり晴れ上がり、去年同様富士山と星空がきれいに見えた。
 というか、コンデジで星って撮影できるんだ……。

 照明弾。手前にずらりと戦車や何やらが並んでいるのが分かる。
 ちなみに、最後に20両以上の戦車や砲車や迫撃砲や留弾砲が一斉に砲撃をするという、昼間以上に豪快な展示があったのだが、どうやら砲口炎が余りに明るすぎて目が眩んだらしく、砲撃の瞬間は一瞬視界が真っ赤になってしまい何も見えなかった。
○おまけ

 総火演の間、座っていた席の関係で膝の一部分にだけ太陽の光が当たっていたのだが(といっても1時間程度)、60デニールのトレンカをはいていたのに終わったらこの有様だった。
 恐るべし富士の直射日光。
 ……変に白い生足ですいません。

榴弾砲(ほぼ)かぶりつき

 北富士駐屯地で迫撃砲見てきた。
 北富士駐屯地はその名のとおり、山梨県の富士山のふもとにある駐屯地で、でっかい演習場もついている。

 まずは司令部の前に飾ってある105ミリ榴弾砲。良く礼砲やチャイコフスキーの「1812年」で活躍しているが、実戦ではもう使われていない、
 これも平成8年頃にお役ご免になったらしい。
 実はこの前に食堂でご飯を食べたのだが、写真を撮り忘れた。まあまあおいしかったけど。

 アメリカ製なのはともかく、1943年製のを平成8年まで使い続けたものもちの良さがすごい。
 でこの後は155ミリ榴弾砲の訓練展示。

 ものすごい砂煙と共にトラックに引かれて榴弾砲登場。

 砲を置くとトラックは去っていく。
 実はこの時、砲は後ろを向いて運搬されてくるので、砲身部分をぐるっと反対側に向けなくてはならない。


 回しまーす(手作業)。

 足を広げて準備完了。
 榴弾砲は基本的に砲手から見えないところに弾を撃ち込むので、正しく着弾させるには、別途観測員が目標地点を観測して砲側に伝えなくてはならない。
 簡単に言えば、「坂の上の雲」のドラマで、高橋英樹扮する児玉源太郎が203高地でやった「そこから旅順港は見えるか!」「見えます! 丸見えであります!」のアレ。

 で、この人たちが、観測員からの報告を受けて目標などを決める役目の人。

 左側手前の測量をやっているのが、上で決めた目標を右側の砲に中継しつつ、誤差を修正する人。

 発射!
 でも音にびっくりしてアングルがずれた。

 撃った後は間近で見せてくれた。
 基本的に動かすのは全部手動な上に、扱う人は防弾チョッキぐらいでほぼむきだし。
 実際に使う時は偽装網をかけるし、壕なんかも作るのでちょっとやそっとでは分からなくなるらしいが、それでも、危険さはハンパなさそう。
 操作する人の中には女性もいるんだよね。
 ここまで間近で発射手順を見たのは初めてだったので、面白かった。
 この後は資料館で戦中戦後の地元の軍人に関する資料をみたのだが、こっちも写真を撮り忘れた。

落としっこしよう

 長門のお気に入りのいたずらは、カゴの脇に置いてある「ファブリーズ さわやかナチュラルグリーン」を落とすこと。

 こらー!

 あーあ……。
 カゴから出ると即やりにいく。
 人間様が戻すとまたやりにいく。
 よっぽど楽しいのだろうが、人間様的にはけっこう迷惑。