晴海埠頭から海自の横須賀基地まで、『おおなみ』の体験航海に乗ってきた。
実際には、一般人向けの体験航海を晴海でやった後、夕方横須賀まで帰る時に関係者を乗せたということなんだけども。
そんなわけで晴海埠頭にやってきたが、乗艦は16時からだし、『おおなみ』はまだ体験航海から帰ってきていない。
乗船ターミナルで時間つぶしをすることにしたが、ここって本当に何もないんだよね……。


左:お台場。
右:東京タワーと六本木ヒルズ。


左:なんか妙に船尾が沈んで停泊している土砂運搬船(多分)。
左:手持ち無沙汰そうに護衛艦待ちをしているタグ。

そしてカモメ。

と、海自のタグがやってきた。
わざわざ横須賀からこのために来たらしい……。

せっかくだからレインボーブリッジと一緒に撮ってあげよう。

と、そんなことをやって遊んでいたら来た!
……とここで乗艦者はターミナルから岸壁に強制移動。


岸壁は小規模ながら自衛隊のイベント風になっていて、車両やミリメシを展示していたり、出店が数軒出てたりする。
展示がみんな陸自なのは、地本(地方協力本部。地元密着型の自衛隊の出先機関)が主体だからだろうか?
あとなんかゆるキャラも何体かうろついていた。

で、ここからは岸壁。タグを従えて入ってくる『おおなみ』。
……レインボーブリッジをくぐる図は残念ながら間に合わなかった。

フジテレビと『おおなみ』。


回りまーす。

もやい(を陸に渡すための紐)を投げる海自の人。

岸壁でそれを受け取る陸自の人。

陸海の連携作業。
陸の人がこんな風に主体的にもやい取りをすることはあまりないので、実はこの風景、結構珍しい。

なんっかチャラチャラした乗員がいるなあと思ったら、どうやら1日艦長をやったタレントらしい。
ご機嫌でカメラに愛想を振りまくタレント艦長と、その横で黙々と仕事に励む本物の艦長。

そんなことをしているうちに、後ろから『たかなみ』がやってきた。

『おおなみ』の接舷作業を終えたタグが、今度は『たかなみ』のお手伝いをしに一斉に突進していく。

ラッタル待ちをする乗艦者の皆さんと、ラッタル持って指示待ちをする陸自の皆さん。

陸地ではラッパ隊の演奏展示なんかもやっている。

東京地本のゆるキャラ、トウチくん。
カモメ?

ラッタルは基地の備品なので、持って帰ります。
とまあ、体験航海とは別の方向で盛り上がっているうちに、ようやく乗艦。

並んで接岸している『おおなみ』と『たかなみ』。
『たかなみ』でも別の関係者団体が横須賀まで体験航海をする。


先に出航していく『たかなみ』。
甲板では乗員が帽振れをしていた。

で、『おおなみ』の出航は撮り忘れたので、いきなりレインボーブリッジをくぐる所から。
マストの最先端と橋とは、5メートルぐらいの隙間しかないそうな。

羽田空港沖。『たかなみ』とANA。
先に出た『たかなみ』がいつの間にか後ろにいたのでびっくり。

甲板だけでなく、艦内をうろつくのもOK。
食堂ではアイスも売っていた。

航海中も遊んでいて写真をほとんど撮らなかったので、かなり無理矢理っぽく風の塔とばら積み船と『たかなみ』。

そして日が暮れる頃、横須賀に到着。


左:『ひゅうが』。自衛隊のほうにはほとんど艦がいなかった。
右:米軍。

『ひゅうが』の隣に接岸。


左:艦橋から見た夜の『おおなみ』の甲板。
右:夜の『おおなみ』のお尻。なんだか分からん。


左:夜の『むらさめ』。
右:夜の『せとぎり』。あれ? これ横須賀所属の艦じゃないよね?
普段航海なんてしない時間帯だったので、いつもと違う風景で面白かった。
旧海軍の人も多くて、いろいろ話を聞けたりもしたし。
終戦まぎわに14才で海軍に入ったというおじいちゃんが「こういう平和なのがいちばんいいよねえ」としみじみ言っていたのが印象的だった。
すぐ忘れてしまうけど、日本がこういう艦で戦争をしていた時というのは、そう遠い過去ではないんだよね。
○おまけ

1日お疲れ様でした……。
○おまけ2
レインボーブリッジをくぐる『おおなみ』(動画)。
「続きを読む」からどうぞ。
鳥の目
実家に行ったら、鳥の様子がなんかおかしい。
常に頭を傾けて右目だけで物を見ている。

なので怒りかたもこんな変な格好に。
神経の病気に、常に頭を傾けたままになる症状があるというのを前に聞いたことがあったので、それかと思ってしばらく見ていたのだが、別に行動は普通。というか、床の敷き紙をむしったり鈴で遊んだりする時は、全く首を傾けるそぶりはない。
ということは、左目が見えていないのだろうか?
そういえば、前に顔のアップの写真を撮ったら、瞳孔の部分が光を反射して白っぽく写っていたことがある。
もしかしたら白内障にでもなっているのかと思い、一応家族にも話をしておいたのだが、やっぱりそうだったのかもしれない。
ブロッサム、通称ちびころより年上だからねえ、この鳥は。
他にも、エサを食べた後えずいていたり、便秘気味だったりといろいろありそうなので、病院に連れて行くよう言っておいた。

それにしても猫はなぜわざわざ人の前に来ては人に背を向けて座るのか。
というかその毛並み、ちゃんと風呂に入ってるのかお前は?
何かしてるの?
当たり屋
地震の訓練
陸自の朝霞駐屯地で行われている「平成24年度自衛隊統合防災演習(指揮所演習)」を見学に行ってきた。
一体どういう演習かというと、こういう演習↓

要するに、首都で直下型地震が起こった時に、各方面と連携を取って被災者救援その他にあたるためのシミュレーションということ。
で、今回の条件はこれ↓

東京湾を震源とする大地震が起こりましたという想定。
これに伴って、例えば、東海道新幹線がどことどことどこの駅の間で線路が壊れて運行不能だとか、○○区×丁目で火災が起こったとか、どこそこに帰宅困難者があふれかえって交通が麻痺しているとか、そういう「状況」が、訓練官から次々と出されていく。
で、訓練される側は、それを関係方面と共有し、対応を考え、訓練官に報告する。するとそれでどのぐらい「状況」が解消したか、あるいは別の何かが発生したかが判断され、次の「状況」が提示される、というのの繰り返し。
(実際には、シミュレーション用のコンピュータから状況が出力されると、それに対して部隊側が対応を出力する形になる)
ちなみに、地震発生は17日の9時だが、実際に昨日の9時から2日間、リアルタイムでやっている。
ただ、実働部隊ではなく(一部実働部隊も動いてるけど)、あくまでも指揮統制管理の訓練なので、実際にやっていることはといえば、コンピュータや書類を見ながら打ち合わせや調整をするということがほとんど。
なので訓練のビジュアルもこんな風に地味。

兵站調整所ブースで会議中。
救援に出動する部隊の補給などの調整をするところ。

米軍の協力部隊との調整ブースで会議中。
なぜ常にバスケのゴールが写ってしまうのか。

各地方から救援に来る部隊が、通過地や被災地の「状況」を受け取り、対応を検討する所。

海自(左)、空自(右)も訓練に参加している。

東京はもちろん、神奈川、埼玉、千葉など、被害が想定される首都圏の地方自治体も参加している。
場面場面を見ると、単にデスクに向かって何やら黙々とやっているだけで、むしろのんびりとした風にも見えるんだけど、実際には、基地自体も被災している中で、自分たちのライフラインや情報網を修復しつつ、なおも正確に状況を把握し、的確に部隊を被災場所に送りこんで救難活動をさせなくてはならないわけで、結構ハードな演習なんじゃないかと思う。
収納してみた
一体何を考えたのか。

しかもどうやら入れたはいいが出すことができなくなったっぽい。
そういえば前にもキャットボールをテントに持ち込んで中で抱えてたっけ。
もうちょっと別の方向性にその器用さを発揮すればいいに。
はたかぜでカレーを食う
護衛艦『はたかぜ』でカレーを食べてきた。
特にイベントというわけではなく、『はたかぜ』(に限らないと思うけど)がたまに家族や関係者向けに、「うちの艦にカレーを食べに来ませんか(有料)」という奴に行ってきたもの。
でも本当に行ってカレーを食べて帰ってきただけなので、ネタがなにもない。
……ってあれ? 今日って金曜日じゃなむて土曜日だよね? あれ? 土曜日なのにカレー?
まあいいや。

米軍基地にはアメリカの沿岸警備隊(日本で言う海上保安庁)の船がいた。
珍しーい。

『はたかぜ』。後ろにいるのは『むらさめ』と『きりしま』

ちなみに丁度同じ時間帯にこんな物をやっていた。
受付時間もかぶっていたため、何人もの海曹が表で女性たちの出迎えと案内をしており、何度か「トーキングフェスタですか?」「いえ『はたかぜ』です」「トーキングフェスタですか?」「いえ『はたかぜ』です」という会話を繰り返すことになってちょっぴり気まずい思いをした。
というか何この本格派のぼり。しかも1本だけじゃなかったし。
カレーはさっぱりしたチキンカレーで、口に入れた時はそれほどでもないが、後からじわじわ辛さが来るタイプ。おかずに骨付きソーセージ(いわゆるマンガ肉)がついてたのがちょっと笑った。
ちなみに、またしても盛りつけに失敗したので写真は撮っていない。







