だって見たくて

 手乗りのパムが台所に行った人間様の様子をわざわざ見に来るのはまだ分かるとして。

 でもカメラを向けたらちょっと引っ込んでしまった。

 なんでチャンドラ、お前まで必死になって人間様を見に来るの?

どんな事情が

 会社の英会話教室の最中、ひょんなことから自衛隊の話になって「Japan Navy(Japan Maritime Self Defense Forceなんて言っても通じない)は今年で60年なんですよ」と言ったら「へー、若いね」となんか感心された。
 ええ、若いんですよ。いろいろ事情がありまして。

 パムのカゴのすみっこをくわえてレロレロなめる癖がまた始まってしまった。
 一体何が彼にそうさせるのか……。

限定うっとり

 ぎっくちゃんは頭を掻いてやると本当に気持ちよさそうな顔をする。

 うっとり。
 そんなに好きなんだからいつでも掻かせればいいと思うのだが、なぜか掻いていいのはプリンタの上にいる時だけ。
 今に始まったことじゃないけど、変な鳥。

今話題の風呂映画である

「テルマエ・ロマエ」を見てきた。
 前半は正直、コミックの劣化再現番組でしかない。阿部寛の全力演技のおかげで笑える物にはなっているけど、これならコミック読んでいたほうがいい。
 むしろ、コミックが全然関係なくなる後半のほうが面白いと思った。
 やたらと作り込んでる前半にくらべて、後半は明らかに製作側が息切れしており、基本的な矛盾のチェックすら充分にされていないほど何もかもがおざなりになっているのだが、何というか、映画としてはむしろ後半のほうがまっとうな感じ。
 あと、これ、阿部寛と上戸彩は完全にミスキャストだと思う。全然反対の意味で。
 阿部寛は演技はいいと思う。良くここまでルシウスを再現したなという感じ。
 ただ唯一、「阿部寛」なのが致命的。古代ローマではそれほどでもないんだけど、現代日本に来ると「古代ローマ人のふりをする日本人」でしかなくなってしまっている。
「テルマエ・ロマエ」の面白さは、そもそも世界が違う人間であるルシウスの、現代日本での壮絶な「異質感」にあるのだが、阿部寛の場合、いくらこの「異質感」を出そうとしても、もともとが日本人であるため、結局周囲になじんでしまう。感覚として「異世界人であること」が伝わってこない。
 まあこれは日本人役者を使う限りどうしようもないんだけどね。
 上戸彩はこれは完全にいらない子ですな。キャラクターとしての腰が定まっていない上に演技もなんかひとりだけおかしい。正直無理矢理感が強く、彼女が出てくるといろいろぶち壊しになって困る。
 無理して女を使ってストーリーをひっぱろうとしないほうが良い。
 もともと見るほうもこの作品に女っ気なんか期待していないんだから。
 映画館は満員で、ネット予約していなければ入れないところだった。
 他の人の会話を小耳に挟んだ限りでは、原作を読んでいないほうが面白く感じるっぽい。

でかすぎる

 基地とかに行くたびに買っていた艦艇ピンズやキーホルダーが結構たまったので、写真に撮ってアップしようと思いついた。

 艦艇じゃないのも混じっています。
 どうせ撮るならきちんと撮りたいと思って物撮りキットを楽天で買ったのだが、サイズを確認しなかったらやたら大きな物が届いてびっくりした。

 明らかにオーバースペック。

 まあ撮りやすいといえば撮りやすいかもしれない。
 最近、きちんと確認しないで動いて後で困ることが多いなあ。
 反省しよう。

見守りたいから

 床で遊ぶビビを寝転がってかまっていたら、つい寝てしまった。
 気がついたら、ビビが黙ってすぐそばにいた。

「目、覚めた?」
 どうやら人間様が動かなくなったので、心配して様子を見ていたらしい。
 前にも似たようなことがあったけど、意外と気付くんだな、そういうの。

私の模様

 マメルリハのオスは、眼の後ろから後頭部にかけてと翼に青い色が出る。
 翼はみんな同じような感じの青になるのだが、頭の青は鳥によって人それぞれ。

 ビビは眼の後ろに三角形にコバルトブルーの差し色。でも後頭部は背中と同じブルーグレーになっている。

 パイドで部分的に色抜けしてしまっているものの、チャンドラはビビと違って眼の後ろから後頭部全体が青い。
 眼の後ろがいちばん濃いけど、ビビよりは明らかに明るい色。
 そんな隠れたつもりにならなくていいから。

 パムの場合、額から頭頂部にかけての部分以外が全部青。しかも青というよりスミレ色というか青紫というかという感じの変な色。
 なぜ翼が同じなのに頭だけこんなに違うのか、不思議といえば不思議。
 海上自衛隊パンフレット集にインド海軍の『シヴァリク』を追加しました。