旭川からこんにちは

*23日に宿泊先でネットワークにアクセスできなかったため、遅れてのアップとなります。
 オピニオンリーダー研修で、北海道に来ている。

 大雪山系。
 農道にはタンポポが春真っ盛りな感じで咲き乱れている。
 実は北海道は生まれて初めて。
 去年7月にやっぱり初めての沖縄にいきなり出張で行かされたのに続き、日本の北端までも制覇してしまった。
 この日見学するのは旭川の陸自第2師団旭川駐屯地。
 第2師団は旧陸軍第7師団をルーツとし、最新鋭の装備が集められている師団でもある。
 ちなみに、旧第7師団は、日露戦争では203高地を攻略したり、太平洋戦争ではガダルカナルで一木支隊が全滅したりと、地味に日本戦史上で重要なポジションにいたりする。
 で。
 旭川について最初に連れていかれたのがここだった。

 実はここに駐屯地があるとかではもちろんない。
 恐らく、旭川に来たらここを見るのは必須になっているのであろう。
 もっとも、見たの1時間だけだったけど。






 見て思ったけど、ここ、条件的には、放っておいたら廃れる要素満載なんだよね。
 駅から遠く、何か他に施設があるわけでもないので相乗効果を狙うこともできない。しかも山の中腹にあるので敷地全体が坂になっていて歩きづらい。
 それを、企画と工夫だけでもちなおしたのはすごいと思う。
 で、この後改めて旭川駐屯地へ。
 まず、外来宿舎(出張や訓練で外から来た自衛官が泊まる宿舎)を見学。

 外見。
 なんとなく、小学校の頃行った臨海学校という風情。

 左:VIP用宿泊室。
 右:一般用宿泊室。

 お風呂。
 やっぱり臨海学校だわ、これ……。
 ちなみに、今回見たのは男性用で、女性向けには別の(もっと設備のいい)のがあるらしい、

 むやみやたらと広すぎる駐屯地内。
 土地に不自由しない北海道ならではなのだろうが、実はこれでも旧第7師団の演習場の一部だった場所しか使っていないらしい。
 どんだけ広かったんだ第7師団……、
 次は旧第7師団関連、及び第2師団関連、あわせて屯田兵の資料を収集展示している資料館『北鎮記念館』
 館長の解説があまり面白かったので、写真を完全に忘れていた。
 なので入口の看板だけ。

 旭川は丁度今が春爛漫という感じで、タンポポは咲くはチューリップは咲くわ芝桜は咲くわで、至る所が色とりどりだった。
 しかも、ちょっと高い山には残雪がまだ残っていたりするし、森林限界も関東とかに比べると明らかに低い。
 沖縄とは別の意味で、ここは違う場所だなあと思った1日だった。

空の環

 なんとか金環食見れた。
 なんかもう、いつまでたってもどんよりとした曇りでほとんどあきらめていたら、最大食直前に突然雲が切れてまぶしいリングがぽっかりと。
 で、金環が終わったら途端にまた太陽は雲の中に逆戻り。
 まるではかったようなタイミング。こういうこともあるんだなあ。
 慌てたので写真は全部失敗したけど。

 チャンドラ食

じっと見ている

 出してやろうとしても出たがらず、カゴに指を入れると怒るくせに、人恋しくて仕方ないらしいパム。

 他の鳥をかまっていてふと気付くと、じっと見ている。

 台所で家事をしていてふと気付くと、じっと見ている。
 気付くと地味にストーキングされているので油断できない。

iPhoneだって金環食撮れるよ!

 さて日食が来週月曜に迫ってきた。
 我が家は丁度金環食帯に入っているので、やっぱり見るだけじゃなくて撮影もしたい。
 でも日食観測に使える色の濃いフィルタはとても高い。
 どうしたもんかと思っていたら、こんな商品を見つけた。

 iPhone4/4S専用太陽観測キット。
 ヨドバシドットコムで購入。最高の遮光率のフィルタを組み込んだ5倍レンズと専用ケース、ミニ三脚と保管用ポーチまでついて4,980円。
 しかし、iPhoneはもはや何でもありだな……。

 セットするとこんな感じ。
 かなりしっかりした作りだが、三脚はやっぱり少々小さすぎて、むやみに上に向けるとひっくりかえりそう。
 実際に使う時には普通の三脚につけよう。

 前からはこう。
 なかなかのバズーカっぷり。
 実際にはどこまで撮れるか分からないけど。
 ところで、別途買った日食サングラスがどうも報道されているところの粗悪品のようなんだが、どうしたらいいものか。
 というか、当日天気があやしいんだけど。

ちょっとびっくりしただけ

 ビビを外に出してカゴの掃除をしていたら、それまで大人しく遊んでいたビビが何を思ったか突然ばっと飛び立ち、普段行かない台所へ。
 バサバサバサッと何かにぶつかる音がしたので慌てて見に行ったら、洗濯機の裏から鳴き声がする。
 どうやら壁に当たって落ちて、そのまま入り込んでしまったらしい。

 ありゃりゃ……。
 左右に移動はできるようなので、呼んだり追ったりしていたら、しばらく右往左往した挙げ句飛びだしてきた。
 手に乗せてほこりを取ってやったり頭を掻いてやったりした後カゴに戻したが、びっくりはしていたもの特におびえてはおらず、すぐにさえずりながら何やら人間様に要求し始めた。

 お前、ビビリなんだか肝が据わってるのか時々分からないね。

今年の海の研究所

 今日は日本海洋開発機構(JAMSTEC)の一般公開日。
 9時頃、最寄り駅の追浜から現地へ行く無料バス乗り場についたら、数百人が並んでいてびっくりした。
 去年はこんなじゃなかったよな……。

 体験航海をやっていた『かいよう』。
 乗りたかったんだけど抽選にはずれた。

 でも隣で『なつしま』の一般公開をやっていた。

 整備棟で公開していた『しんかい6500』のお尻。
 オタっぽい人たちが何人もこの場所から写真を撮っていたので、今頃似たような写真が山のようにウェブに出回っていると思う。

 お隣の埠頭では自動車運搬船が丁度荷下ろしをしていた。

 米軍基地も見える。
 多分これはジョージがいつもいる場所のさらに沖側、信濃ドックのあたりじゃないかな。自信ないけど。

 意味もなく本部棟の入り口。
 いや、いろいろと実験棟やら何やら見てるんだけど、夢中になりすぎてことごとく写真撮るの忘れたんだよね。

『しんかい6500』がいた整備棟のさらに奥の棟では、海の生物を展示していた。
 左:10センチ以上ある巨大ヤドカリ。
 右:タカアシガニ。展示台ぎりぎりの大きさなので、油断すると脚とかひっかけて折りそうで恐い。

 実物はもっと内臓部分が濃いピンク色できれいだったエビ。

 ゴエモンコシオリエビ。深海の熱水噴出口(チムニー)に集団でうようよしているエビ(リンクの写真は違うエビだけど)。今回これが見たかった。
 ……でも集団でうようようしていないと普通だな……。

 なんかカサゴ。顔が可愛いんで撮ってみた。

 サメ一家。
 寝ているのがお父さん、縦になっているのがお母さん。隔離ケースの中のが子供たちだって。
 今回は人がいっぱいすぎてラボツアーにひとつも行けなかったけど、まあ割と楽しかった。