集中族とながら族

 ブロッサム、通称ちびころと長門に大好きな半生フルーツをあげると……。

 もう脇目もふらずに食べるブロッサム、通称ちびころ。

 食べるのに一生懸命すぎて、正面から見ると変な生き物になっている。
 一方長門は……。

 人間様の動向が気になって、もぐもぐやりながらも上の空。
 ブロッサム、通称ちびころは一旦くちばしをつけるとひたすら食べることに専念するが、長門は水入れに持っていて水につけてみたり、くわえたままあっちこっちに行ってみたり、とかく注意力散漫気味。
 そして結局食べきる前にフン切り網の下に落としてしまったりする。
 どうやら、何かひとつのことに集中するということができないたちの鳥らしい。

 そんな長門を尻目にさっさと食べ終わってしまい、おかわりを催促するブロッサム、通称ちびころ。
 1回にもらえるのは1個だけと分かっているはずだぞ。

ホームズ爆発しろ!

「シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム」を見てきた。
 感想は……銃撃戦と爆発のやりすぎ。
 ワトソンの新婚旅行の列車が超重武装の兵士たちに襲撃されるあたりから段々おかしくなってきて、挙げ句は林の中を走って逃げるホームズたちに向かって兵器工場の中から敵が大砲を撃ちまくる(それがマトリックスばりのスロー映像で延々表現される)というトンデモ展開。いくら第1次世界大戦前といってもさすがにそれはどうなのよと思った。
 もっとも、それをのぞけば悪くはない感じだった。
 最初は何かと噛み合わずホームズに振り回されていらついているワトソンが、ストーリーが進むにつれて以心伝心になっていくのは見ていて楽しいし、アイリーン・アドラーが早々に引っ込んだせいか、ワトソン夫人メアリーが意外に活躍するのが面白い。最後のモリアーティとホームズの対決も、このふたりならこの形はありだなと思った。
 個人的には、ワトソンが郵便局に忍び込んでモールスを打つシーンが結構好き。というかどこまで芸が広いんだワトソン……。
 ストーリー? この映画は物語じゃなくてアクションと登場人物のかけあいを楽しむ作品なので……。

パムの驚愕


 相変わらずカメラを見ると怒る。
 パムがぶつぶつさえずっているのを何気なく聞いていたら「パムちんびっくりした、びっくりした、びっくりした」としきりに繰り返していた。
 何にそんなにびっくりしたんだろうか。
 というかいつそんな言葉覚えた。

床の生活

 最近気付くと床にいるビビ。

 なに様子伺ってるのさ。
 いないと思うとこの場所で首だけのばして人間様を見ている。
 別に卵産むわけでもないのになんなんだろう?

早くやってよ

 チャンドラの寝起きの定位置。

 どうやったら金網のその場所にフンをつけられるのだ。
 朝起こすと、手前の天井の隅の寝場所から、えっちらおっちら後ろ向きに金網を伝ってこの場所に移動する。
 が、時々左側にある藁オモチャが端にぴったり寄っていて、止まり木に移れないことがある
 そんな時、チャンドラはくちばしでオモチャをえいとばかりに押しやって自分が止まる場所を確保していたのだが、たまに押しやるのに失敗してじたばたしている。
 見かねてカゴに手を入れてどかすのを手伝ってやっていたら、いつの間にかチャンドラは、自分がやらなくても人間様がオモチャをどかしてくれると考えるようになってしまったらしい。
 今では、オモチャが端に寄っていて止まり木に止まれない時は、金網に貼り付いたまま何か言いたそうに人間様を見つめてくる。
 人間様だってそうそう暇じゃないんだよ!

おしゃべりするよ


 出してほしさのあまり眼がきらきらしてます。
 最近長門は急に物真似のレポートリーが増えた。
 それまで「ながと」と「う゛ぃっぷちゃん(ぎっくちゃん)」ぐらいしか言えなかったのだが「びびちゃん」「なーに?」「なにしてるの」など、聞いているとあれこれしゃべっている。
 コニュアってあまりおしゃべりが上手という印象がないけど、その気になれば結構できるものらしい。
 でも、隙あらば人間様がテレビを見て笑う声をレパートリーに加えようとするのはやめてほしい。

閉鎖空間

 また長門がぎっくちゃんの留守中にエサをつまみ食いし始めたので、そのまま閉じ込めた。

 突然のことに何が起こったか全く理解できていない長門。

 とりあえず、釈然としないながらも止まり木にとまってみた。

 でもやっぱり何かが違うので落ち着かない。
 ……というか、もうちょっと自分の置かれた状況に疑問とか不審とか持たないのかね。

車間距離

 等間隔……の所を撮ろうと思ったらちょっと崩れた。

 生き物を撮るのは難しいね。
 これは夏に例の金魚と一緒にやってきたキンギョモ。
 金魚同様こちらもすくすくと馬鹿でかく成長し、しょっちゅう剪定しては植え直さないと始末に負えない事態になる。
 もっとも、魚たち、特に4匹いるスカーレットジェムにとっては、このキンギョモの中は大変居心地がいい場所らしく、良くこうやって寄り集まっている。
 でも、寄り集まっていても、良く見ると常にお互い一定の距離を取っているのが面白い。