3回目の江田島

 今日は江田島。
 今回は見学コースではなくて、散歩っぽくプラプラ。
 とはいっても一般人が単独でプラプラできる場所ではないので、当然中の人の引率はついている。

 大変まぎらわしい灰色の船体だが、実は『ヘルシンキ・ブリッジ』という民間船。
 何を積むのか、建造中の明らかにマイナーな船だしまさか分かるまいと思いつつ検索してみたら、あっさりコンテナ船という答えが出てきた。
 ネットすげー。

 霞んで見えにくいが、『いせ』がドック入りしていた。

 このあたりでは普通の風景なんだけど、視界にいる船に全く統一感がないのがすごい。
 しかも明らかに船じゃない物も混じってる。

 第1術科学校。
 そういえばこういう風にきちんと看板見せて撮ったの初めての気がする。

 表桟橋から岸壁のカッター。
 この学校ではこの表桟橋が正門という扱いになっている。だから「表」桟橋。
 つまり上写真の門は裏門。

『陸奥』の主砲塔が置いてある(上の写真で右端になんかにゅっと突き出している構造物)ので見たいと言ったら連れていってくれた。
 が、大きすぎて近くに行ったら全く写真が撮れない。
 これは駆逐艦に積んであった魚雷発射管。
 魚雷発射管て実物初めて見た。

 高角砲。これはどっかで見たことある気がする。
 あとヘッジホッグ(対潜水艦用の小型爆雷)投射機が説明版もつかずにぽつんと置いてあった。

 古鷹山を背景に白い校舎と赤い校舎。
 もうちょっと空が青かったらきれいだった気もする。

 大講堂と教育参考館というお決まりの場所もちゃんと行ったよ。

 帰りは広島の宇品港まで直通フェリー、そこから市電を使って広島駅に行き、新幹線で帰ってきた。
 宇品港では気持ち悪い格好をした人をやたらと見かけてなんだろうと思ったら、コスプレイベントだったらしい。
 長いこと見たいと思っていた『陸奥』の主砲が見れて良かった。
 というより魚雷発射管の実物がすごく新鮮だった。多分どこにも残ってないよねこれ。

3回目の呉

 呉に来ている。
 さすがに、近隣地方に住んでる訳でもないのに3回目というのはどうなんだろうとちょっと思わないでもない。
 まずは海自の潜水艦教育訓練隊で資料館を見学。
 ……の前に、港にいた艦艇を撮りまくり。
 横須賀では絶対見れないものが結構あるのでテンションが上がった。

 潜水艦の正面顔!

 音響測定艦が2隻並んでる!

 すごい艦艇密度!
 左端手前にいるの『ゆら』型輸送艦だ!

 カキ殻をを山積みにして走るトラック!

 なぜこんな所に米陸軍基地が!
(燃料補給施設の管理のためとのこと)
 資料館は写真禁止。
 良くある基地内の資料室で、広さは会議室程度だけど展示資料はかなり充実していた。
 少ないけどまるゆ艇の資料まであったのにはびっくり。

 なぜか一角でネギを育てていた。
 で、この後は例によって鉄のくじらと大和ミュージアム。

 しかし、いつ見てもシュールな風景だ……。

 大和ミュージアム定番、『金剛』の石炭ボイラーおよびマネキン。
 久しぶり。

 とりあえずこれは撮っておこうと思った1/10大和。
 呉についたのが14時過ぎなので駆け足の見学だったし、鉄のくじら館は2回目、大和ミュージアムは3回目なので飽きるかと思ったら、そうでもなかった。
○おまけ

 合成だそうです。

 どうしてこうなった。

水浴びチャンドラ

 珍しくチャンドラが水入れで水浴びをしている。
 普段は霧吹き専門なのに。

 結構本格的に見えるが、実は鼻先と胸しか濡れていない。

 濡れてかゆくなったらしく水浴びを途中で中断。金網でごしごしやり始めた。

 しかも、寄ってシャッターを切った瞬間身震いしたので訳の分からん物体になってしまった。

ねえ、ちょうだい

 最近の長門のヒマワリくださいデモンストレーション。

 …………。
 ブロッサム、通称ちびころが恐くて下のおやつコーナーに降りられないので、降りるふりだけしてこっちの様子を見ている。
 実は彼女はとっくにカゴに戻っているのだが、長門の頭の中では、ブロッサム、通称ちびころはどこかに隠れながら自分を襲う機会を虎視眈々と狙っているので、例え姿が見えなくても油断できないことになっているらしい。

 一生懸命やっていたらひとつもらえた。
 ……で、これ食べ終わるとまたやりに行くんだよね……。

食べ方2態

 4日前にパムとチャンドラに粟穂をあげた。

 線対称状態。
 そして本日、2羽とも完食した。

 茎だけきれいに残しているチャンドラ。

 茎すらも囓りつくして跡形もないパム。
 ……同じ種類なのに、個性が出るもんだねえ。

たまにはいいことしてみよう


 長門……。
 ひとりで勝手に遊んでいるので、丁度金網に貼りついてきたブロッサム、通称ちびころの頭を掻いてやっていたら、案の定焼き餅を焼いてふっとんできた。
 で、また勝てないケンカを売って彼女に追い回される羽目になるのかと思ったら、一体何を思ったのか、人間様と一緒になって金網ごしにブロッサム、通称ちびころの頭をくちばしで掻いてやりはじめたのでびっくりした。
 ああ、だからこんな大雪が降ったんだ。

対照的


 カメラを向けたら急に隠れてしまったチャンドラと、急にご機嫌になって胸を張るビビ。
 実に対照的だが、共通しているのは、どっちの行動も良く分からんということ。

陸の音楽

 陸自東部方面隊の音楽まつりに行ってきた。
 場所は渋谷公会堂。「8時だよ!全員集合」を見ていた世代としてはある意味憧れの地。
 番組はもちろんとうの昔に終わってるし、いかりや長介ももういない。
 まあそんな感慨はさておき。
 これは東部方面隊に所属する東部方面音楽隊、第1音楽隊(第1師団所属)、第12音楽隊(第12旅団所属)の3音楽隊が合同で行う演奏会で、「音楽まつり」の名のとおり、内容としてはミニミニ自衛隊音楽まつりという感じ。正統派クラシック演奏会だった金曜日の海自と違って、ドリル等のパフォーマンスがメインとなっている。

 プログラム。
 オープニングの「ファンファーレとテーマ」は、ロサンゼルスオリンピックのあのファンファーレ。
「らっぱ隊と音楽隊の共演」は、起床から就寝までの陸自の号令らっぱを音楽に乗せてメドレーにしたもの。

 会場には開場直後についたのだが、意外と並んでいてびっくりした。
 そういえば金曜日の海自もなんだかんだで結構長い行列してたな。 

 また演奏中は撮影禁止だったので、始まる前。
 客席がガラガラなのはまだ開演まで30分以上あるため。開演直前には全部埋まっていた。
 舞台もガラガラなのは、前のほうでドリルパフォーマンスするから。
 
 オープニングのロス五輪テーマがいきなりパンチが効いていてこれはすごいと思ったら、後に続いたのがちょっと微妙なクオリティの坂の上の雲と綾香でなんだかテンションも微妙な感じに。
 でもその後はまたパンチの効いた内容になったので安心した。
 あくまでもプロの演奏会として音楽オンリーで押す海自と違って、陸自は一般隊員のやる太鼓やラッパを演奏に仕立てたりと、独特のパフォーマンスをするのが面白い。
 多分部隊の規模が違うから海自には難しいと思うけど、こういうのもあってもいいんじゃないかと思った。
 プログラムには載っていないが、寅さんの物真似が得意な隊員(れっきとした音楽隊員で陸曹長だって)のひとりコントも受けたし。
(でも最初はみんな「なにこの突然出てきた不審な芸人」みたいな感じでポカーンとしていた)
 ところで渋谷公会堂はかなり音響がいいんだろうか? 席が2階席な上にかなり端っこだったのに演奏がすごくバランス良く聞こえた。
 金曜日の海自はみなとみらいホールだったんだけど、2階中央席の右側寄りの席で、ホルンとか向かって右側の楽器の音がいやに大きく響く割には左側のクラリネットなどが聞こえにくくてなんだかなと思っていたので、今日の音の良さにはびっくりした。

 終わってホールを出たら、脱原発の皆さんがシュプレヒコールをやっていた。
 そういえば近くに正体不明の謎の団体バスが2台ほど停めてあるのを見たんだけど、まさかわざわざバス仕立てて来たんだろうか?
 だとしたらご苦労さんな話ではある。

 公会堂近くの2・26事件で処刑された将校たちの慰霊碑。初めて見た。
 お経を上げてる人とかいたから何かと思ったら、そうか、今日って2月26日だっけ。
○おまけ

 東急東横線でカオスに遭遇。
 写真だとわかりにくいが、カメラを構えた大集団が群がっている。

 なんだか珍しい車両が来ていたらしいが、あまりに人がすごくて上のほうだけしか見えなかった。