お仕事終わった

 人間様の仕事が終わったのでかまってもらう気満々でやってきたサーラル。


 そんなどや! みたいな顔されても。

 最近、サーラルの仕事終わり察知能力が高くなっている気がする。
 前は仕事用ノートパソコンを閉じるとか、マウスのスイッチを切るとか、具体的に何か物を動かしたりしまったりすると初めて終わったと気付いて動き出していたが、最近は、パソコンを切って画面が暗くなった時点で仕事終了と判断して金網に貼り付いてくる。
 どれだけ人間様を観察しているのだろう。
 そのうちSlackに「お疲れ様でした」と入力しただけでかまって催促が始まる日が来るのではないだろうか。

寝る子は薄目

実家の猫は薄目を開けて寝る癖がある。


……恐い……。

たまに完全に白目を剥いているので、妹がびっくりして起こしたりすることもあるらしい。
なんで猫のくせにそんな事になるんだろう。

実は見えている疑惑

 輪っかにはまって遊んでいるアッサムがかわいいので、なんとか写真を撮りたいのだが、カメラを向けるとすぐに降りてしまう。


 あ、気付かれた。


 また失敗した……。

 左目は見えていないはずなのに、なぜかカメラを向けるとすぐ分かるらしい。
 実は見えてるんじゃないのかお前。

白とグレーと黒の怒り

 また3羽でわちゃわちゃやっとるな……。
 どうしてサーラルは怒られるのが分かっていてふぶきの所へ行くんだろう。


 一見三つ巴なように見えるが、実はもめているのはふぶきとサーラルの2羽。
 カラは勝手に横から一人で騒いでいるだけ。


 そしてなんでそんな遠くから隠れて威嚇しているの、ふぶきは。

 もしマメルリハと意思疎通ができるなら、なぜそんなに相手のことが気に入らないのか聞きたい。
 きっと「とにかく気に入らないから」みたいな答えしか返ってこないであろう気はするけれど。

霧吹きを所望する

 なぜか我が家のインコどもは、人間様が食事中とか仕事中とかに限って水浴びがしたいから霧吹きをしろと言い出す傾向がある。
 もしかすると「これをしている時は長時間部屋にいる」というのをインコどもなりに理解しているのかもしれない。
 非常に迷惑な話だが。


 しょうがないので霧をふいてやったカラ。
 この鳥は羽の油分が少ないので、すぐボロ雑巾みたいに濡れそばってしまう。


 翼を広げて霧を催促している所を撮ろうとしたら、カメラに気付いて素早く方向転換したので尻しか撮れなかったアッサム。

 まあ、終わるとしばらく寝てるから、静かになっていいといえばいいんだけれど。

新しい服の恐怖

 人間様が新しい服を着ると必ずおびえる我が家の鳥ども。


 今回騒ぎのもとになったのはこれ。

 木綿の薄いクレープ生地を、貫頭衣っぽいシルエットに仕立てている。ゆったりしていて肌触りが良くて楽で涼しい。
 とんでもない色と模様だが、実は着てみると意外とバランスが取れている。
 部屋着にするから人前に出るわけでもないし別にいいやと思ったのだが、鳥どもにとっては少々刺激が強すぎたらしい。
 揃ってカゴの中でずっと細くなったまま、今にも逃げ出しそうな顔で人間様の一挙手一投足を凝視している。


「恐い……」

 うん、こんなの買っちゃって悪かったけどさ。
 人間様だって暑いのはいやなんだよ。

再会の幸せ

 大好きないずもお兄ちゃんが相手をしてくれなくなったので、最近はカゴの外に出たがる事もなくなっていた五十鈴。
 もう高齢だし、カゴの中で満足しているなら無理に出さなくてもいいかなと思っていたのだが、先日何か言いたそうにこちらを見ていたので挨拶代わりに出してやったら、何やらスイッチが入ってしまったらしい。
 暇さえあれば猛烈に出せ出せコールをするようになった。


「出るー」


「出してー」

 出ても相変わらずいずものカゴには入れてもらえてないのだが、どうやら人間様の手にとまって外から迷惑そうないずもの姿を眺めているだけで幸せらしい。
 なんなのお前。

お兄ちゃんの上達

 ひすいがアッサムの頭を掻いてやっていたのだが、カメラを向けたらやめて2羽とも細くなってしまった。


 ほんとにいつまでたってもカメラに慣れてくれないな、うちの鳥どもは。

 ひすいも最近はさすがに頭の掻き方が上手になってきて、前みたいにアッサムに嫌がられる事もなくなった。
 筆毛もちゃんとほぐしてあげるので、アッサムの頭はいつもきれいになっている。
 一方で、アッサムの方は本当に気が向いた時にしかひすいを掻いてあげないので、ひすいの頭はいつも筆毛だらけ。

 まあ本人達が満足してるならそれでいいけどね。

利き足、隠し足

 どうもインコは利き足をくつろぐ時に上げるらしい。


 オモチャやムキエン麦を掴む側の足(左)を上げるふぶき。


 オモチャを掴む側の足(左)を上げる長門。


 写真はないけど、人間様の手に乗ってくる時にいつも最初に乗せる右足を上げているひすい。

 やっぱり、とっさの時に踏み込みやすいからかな?