突然のマイブーム

 あまりオモチャで遊ぶ習慣のないひすいに、遊ぶ楽しさを教えてやろうとマンチボールを与えてみた。
 ティッシュとならんで大抵のインコが喜ぶマンチボールだが、どうやらひすいには刺さらなかったらしく。ずっと床に転がされたまま上にフンなどされていた。
 1ヶ月ぐらいそのままだったので、そろそろ撤去しようかと思っていたら、ある日突然夢中になって遊びだした。


 姿が見えないと思うと、床でマンチボールをせっせとほどいて分解している。

 まあたくさん買ってあるからいいけどさ。
 ほんとインコって気まぐれだね。

アクロバティックうっとり

 以前、珍妙な格好で輪っかのオモチャにはまっていたら動けなくなったふぶきだが、最近またはまるようになった。


 一体何をやっているのかと思ったら、どうやら金網にほっぺたをこすりつけてうっとりしているらしい。
 それでうっとりできるんだ……。


 そして外から見るとこんなにはみ出してもっふもふ。

 努力は買うけど、もうちょっと楽なやりかたはいくらでもあるよね?

上階行きはまだですか

 止まり木に上げてほしいいずも。


「…………」

 たまにエサ入れからではなく、自分でエサを探して食べたくなるのか、いずもは時折自分からカゴの床に降りては、エサ入れから散らばったエサをついばんでいる。
 ひとしきり床をうろついて満足するとまた止まり木に戻るのだが、足腰の調子によってはうまく跳び上がる事ができずに床に転げてしまうことがある。
 何度かそうやっていた事があったので、カゴに手を入れて乗せて止まり木に戻してやっていたところ、いずもの中では自力で駄目なら人間様に頼もうという発想ができあがってしまったらしい。
 たまにこんな風にして、人間様のほうを一生懸命のぞいている。

 もっとも、上げてもらいたいのかと思うと実は外を眺めていたかっただけで、手を入れると思いっきり怒られたりするので、やっぱり文鳥は分からない。

スコットランド美術とお社と

 東京都美術館の「スコットランド国立美術館 美の巨匠たち」展に行ってきた。


 この前で写真を撮れるお立ち台。
 バックの絵はチャーチという人の「アメリカ側から見たナイアガラの滝」という絵。
 ここでは縮小されているが、実物は2.5メートル四方ある超大作。しかもめちゃくちゃ精緻で写実的でどれだけ渾身つぎ込んだのというぐらいすごい。

 内容は、ボリュームも多いし、あまりなじみのないスコットランドの美術史を知るのにはいいかと思うが、「巨匠たち」はちょっと違うかなと思った。
 ぶっちゃけると、今回売り物にしているエル・グレコやレンブラント、ヴァン・ダイクといった誰でも知ってる画家の絵は、特設サイトとかで紹介されているものが全てで、後はほぼスコットランドの画家。当然良く知らない。
 あと、小さな紙にデッサンしましたみたいな小品がかなりの割合を占める。
 なので、いわゆるおなじみの画家の絵を見るつもりで行くと肩すかしをくらうと思う。

 そんなわけで、予定より早く見終わってしまったので、湯島天神でも行こうと思い立った。
 調べたら不忍池を越えて歩いても20分ぐらいらしい。
 横着して地下鉄を使ったら、上りと下りを間違えて結局歩く以上にかかったので、不忍池をぶらぶらしながら来れば良かったと後悔した。


 来た。

 もっと大きな神社かと思ったら、以外と下町の天神様っぽい感じで良かった。


 境内に小さな庭園があって、梅がいっぱい植わっている。
 梅の季節は良さそう。

 そして、ここまで来たら、やっぱり歩いて15分ぐらいの神田明神まで足をのばしてみようと思い立った。
 歩いて気付いたんだけど、湯島天神も神田明神も、それぞれ別の尾根というか、多分昔の丘陵部の突端というか、そういう所に建っていて、片方からもう一方に行くのには、一旦坂を下がってまた上ることになる。
 なんとなく、今の名前のある神様が来る前にこの2ヶ所に祀られていた「何か」には、共通の由来がありそうな気もちょっとする。


 来た。

 ひなびた湯島天神に比べるとめちゃくちゃ都会。
 境内にお土産とカフェを備えたオシャレビルまで建っている。商売っ気満々。
 いやいいんだけどさ。


 お社も立派。
 そして参拝者が行列している。


 神馬までいる。
 ポニーで愛称は明(あかり)ちゃん。
 カメラが嫌いらしくて、撮ろうと寄ったら文句を言って去っていってしまった。
 ごめんよ。


 獅子の親が我が子を千尋の谷に落とす滝。
 多分、上で仁王立ちしているのが父ちゃんで、心配そうにかがんで見ているのが母ちゃん。

 で、ここの御朱印。
 明らかに印刷所から納品されたと思える梱包から取り出した物を、300円と引き換えにはい、はいと渡していくだけだった。
 はっきり言おう、お参りした証だから大事にしろと言い張るなら、もっと取り繕ってほしいよ。
 がっかりだよ。

 そして、この後てくてく歩いていたら万世橋に出てしまったので、写真を撮った。



 まだ交通博物館だった頃に1度来ているのだが、もうすっかりオシャレスポットに。
 万世橋駅の遺構はまだ残っているのかな。

 しばし万世橋を眺めて感慨に浸った後、憧れの肉の万世でカツサンドを買って帰ってきた。
 おいしかった。

○おまけ

 万世橋付近のハト。揃いも揃って皆めちゃくちゃに汚れている。
 一体どういう生活してるんだお前達は?

肝臓フルスロットル

 またくちばしにシミができてきたサーラル。


 分かりにくいが、くちばしに点々とまだらができている。

 このシミは肝臓の調子が悪いと増えてくる。
 丁度サーラルは換羽中で、羽毛を作るために肝臓が頑張っているのでこうなっているらしい。
 ということは、換羽が終われば元に戻るのだな。

掴みはオッケー

 ふぶきがむしった藁を足で掴んで囓り遊びをしていた。
 前からエサ入れでムキエン麦を掴んで食べるのはしていたけれど、こうやって遊びに使うのを見たのは初めて。
 進化してるな。


 長門もそうなんだけど、握りこむ足指の向きが必ず内側から外側に向けてなんだよね。
 人間だと掴みやすいのは外側から内側に握りこむ形だけど、インコは逆。

 片足上げの位置が他のマメより上だったりするのを見るに、ふぶきは足の可動域が広いのかなと思う。
 だから他のマメにできない事ができてるのかな。根拠ないけど。

よぼよぼ換羽

 換羽中の五十鈴おじいちゃん。


 いつもより一層よぼよぼな感じに。

 前は外に出ると即いずものカゴに入り浸っていたのだが、自分より老化の進んだいずもに遠慮しているのか、構ってくれなくなったのでつまらないのか、最近はほとんど行かなくなった。
 かわりにマメどものカゴの上を跳び歩いては、下の住人を怒らせている。
 噛まれたら流血待ったなしなんだから、やめときなさい。

背中に背負う

 くつろぐ時には必ずオモチャを背中に乗せる長門。


 満足そうだけどなんの意味があるんだ……。

 背中から落ちると何度でも乗せ直すので、よっぽど気に入っているのかと思うが、一体なんなんだろう。
 何かにくっつきたいならバードテントに寄りかかればすむ話だし。

なぜそのタイミング

 赤ももひき。


 相変わらず、水浴びがしたくなると水入れに浸かって人間様が霧吹きをするのを待っている。

 待つのはいいんだけど、なぜかこの鳥が水浴びしたくなるのって、人間様が食事中とかオンライン会議中とか取り込み中ばかりなんだよね。
 なんで?

ひみつの寝場所

 どうやらサーラルは毎晩、止まり木に通してある藁の輪っかにはまって寝ているらしい。


 これが藁の輪っか。
 昼寝をする時は普通に止まり木で寝るので、ここは完全に夜限定。

 らしい、というのは、毎朝おやすみカバーを取っている間に素早く出てきてしまい、どうしても現場を押さえられないから。
 そこで、おやすみカバーを取らずにめくって写真を撮ってしまおうと人間様は考えた。


 そーれ!

 完全にはまってた。
 他のマメどもは全員カゴの天井のすみっこを寝床にしているのに、なんでこの鳥だけそんな窮屈な場所がいいんだろう。