ふと気付くとじっと遊んでくれるのを待っているサーラル。
人間様が他の部屋に行くと鳴いて呼ぶのだが、同じ部屋にいると黙ったまま、いつまでもこうやって待っている。
あまりひっそり待っているので、諦めてカチャカチャ止まり木に帰っていく音でようやくいたのに気付くこともある。
自己主張が強いくせに、変なところで遠慮がちになるんだから。
人間様に頭を掻いてもらってご満悦なチャンドラ。

でもちょっとつのつのしているので、たまに痛いから筆毛に触るなと怒られる。
こんな感じでマイペースに過ごしているチャンドラだが、最近、衰えが目立つようになってきた。
エサはきちんと食べて羽毛の手入れも頭のつのつの以外は完璧なのだが、体重が少しずつ減ってきているし、お腹がすいた時以外はほとんど床で眠って過ごしている。
病院でもらっている薬の中には吐き気止めも入っているのだが、それでも吐き気があるらしく、頻繁に生あくびをするようになった。
いよいよ最晩年に入ってきたのかなと思う。
まあ本人はすこぶるのんびり日々を送っているらしいので、願わくば最後の時までずっとこのまま穏やかにいってほしい。
換羽でちょっとぼろっちくなっているカラ。

カメラを向けると警戒してきょときょとするので、ピントが一向に定まらない。
カゴの中ではとにかくこっちを見てアピールが激しいカラだが、カゴの外に出ると一転大人しくなる。
どうも人間様と空間を共有できさえすれば満足らしく、他のマメどものようにおやつよこせとか頭を掻けとか要求することもなく、人間様の手や膝の上でちまちまとあちこちを触ってみたり、ちゅぴ! ちゅぴ! とご機嫌鳴きをしたりしながら、何をするでもなく静かに過ごしている。
まだ若いのにそんな年寄りじみた過ごし方でいいのか、と思わないでもないが、まあ本人が満足ならいいか。
願わくば、カゴの中でももうちょっと大人しく過ごしていてくれればいいのに。