なぜか人間様が食事を始めると、水浴びがしたくなるフェデフルール。
まあ別に吹いてやってもいいのだが、見ているマメどもが自分たちにも霧吹きをしろと催促を始めるし、それにまでつきあってると食事が冷めるしなので、形だけかけてやって後は無視することにしている。
東京ドームシティでやっている「世界らん展2021」に行ってきた。
洋蘭は好きで、昔は毎年行っていたし、何種類か育てたりもしていたのだが、やっぱり素人が6畳の日差しの悪いアパートで扱えるようなもんじゃなく、結局全部枯らして諦めて、いつしからん展にも行かなくなってしまっていた。
たまたま去年、同じ東京ドームでやっていたテーブルウェアフェスティバルに行ったら、その後案内のハガキが来たので、すごい久々に足を向けてみる気になったのだった。


去年までは会場が東京ドームだったのだが、今年はコロナの影響か規模を大幅に縮小して、ドームの隣のプリズムホールになっていた。
なお今年のテーマはエビネ推し。

展示内容は、全国の栽培者が出品するコンテストと物販、若干のアレンジメント。
これは良く食虫植物と間違えられるパフィオペディラム。割と好き。

これは日本の富貴蘭。花より葉を楽しむ方向に発達した。
日本人て斑入りとかほんと好きよね。

あっこれ昔持ってた種類だ。
ちゃんと育てるとこんなきれいに咲くんだなあ……。


エビネ。なお左のは世界にも数株しかない種類で、お値段100万円。
日本の蘭は、花と鉢を合わせて楽しむのがお作法らしい。

パフィオペディラムがずらり。
パフィオは割と緑とか茶色のしましまとか、それは花としてどうなのかと思う色合いの花が多い。
それがいいんだけど。

これはシュンラン。やっぱ斑入りが珍重される。
「令和」って名前だった。

假屋崎省吾のサイン会やってた……んだけど、テレビで見るのとなんか違う……。
もう夕方で人も少なくなっていたせいか、すごい暇そうだった。
暇すぎたのか、売店のレジで商品を自ら袋詰めしてくれたりしてた。

今年の推しのエビネ。
実は日本の蘭てあまり興味がなかったんだけど、こうやって見ると結構きれいだな。
本当に小規模になっていたけど、このぐらいの方が、だだっぴろくて天井の高いドームより展示の管理はしやすいんじゃないかという気もする。
久しぶりの蘭楽しかった。
年を散って脚が悪くなってきたいずも。
元々カゴについていたHOEIのエサ入れだと踏ん張りがきかず、食べにくそうなので、変えてやることにした。

和鳥用のちょこというエサ入れ。
本来はすり餌などを入れるらしい。
ねじ方式で金網の好きな所に固定できるエサ入れは他にもあるのだが、どれもいまいち容量が小さいので、これにした。

新しいエサ入れを警戒して近寄ろうとしないいずも。
上に好物の青米を置いて誘っているのだが、見知らぬ物への警戒心は好物をも上回るらしい。
いつもはずうずうしいくせに、変なところで常識的になるんだな。


時間がたってお腹がすいてきた。
人間様が何度も金網越しにエサ入れに触ってみせたりしていた事もあり、段々と近づいていく。
なかなか食べやすそう。
少なくなってきたら縁に止まれるし、これは当たりだったかな。
チャンドラの2回目の血液検査をした。

これに入れられると嫌なことが起こると思っているチャンドラ。
体重をはかるか病院に連れて行くかのどちらかなので、あながちその認識は間違っていない。
1回目が去年の12月の入院の時で、腎臓が悪い上に血糖値が高かったのだが、この3ヶ月でずいぶんと元気になったし、数値も良くなっているに違いない、人間様も先生も思っていたのだが……。
むしろ悪化していた。
腎臓はちょっぴり改善していたが、血糖値は12月時点で平均値の3倍程度だったものが4倍に増加。つまり薬もあまり効いていないということになる。
人間で言えば70歳を越えたおじいちゃんなので、内蔵機能が衰えているというのはあるにせよ。うーん、主食が剥きエン麦だからだろうか?
今もペレットを混ぜて食べさせているけど、全面的に移行しないと駄目かなあ。
かまってほしいサーラル。
最近、サーラルは仕事が終わってノートパソコンを片付けると、それを合図にしたかのように出してアピールを始める。
どうやら、人間様があの黒い物をどこかへやると、おねだりすれば遊んでくれる時間が来るという、サーラルなりの整理ができているらしい。
他のマメどもはそこまで細かく見ていなくて、例えば人間様が立ち上がると、それが仕事の終わりだろうがお手洗いだろうが、テレビ会議で別の部屋に行くためだろうが、区別せずにやってくるし、パソコンをしまってさあ終わりだよと視線を向けても知らんぷりして寝てたりする。
やっぱり、ヒナからここで育ったサーラルは、他のマメどもより人間様に対する関心が高いのかな?
伊豆2日目。
妹が城ヶ崎灯台に行きたいと言うので行くことにした。
が、城ヶ崎だけでは時間が余りそうなので、ついでにすぐ近くにあるニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンと、人間様の希望で蓮着寺にも立ち寄る事にする。
ニューヨークランプミュージアムはティファニーのアンティークランプコレクションを展示しているらしい。
ティファニーがランプを作ってるなんて正直知らなかった。

城ヶ崎灯台へは、崖沿いの山道を歩いていく。
崖沿いじゃない山道ルートもあるのだが、崖沿いの方が面白い。

途中にある「大穴」という場所。
地面が深くえぐられて海が入りこみ、その上の地面が崩落して穴が空いたため、地面の下に波が打ち寄せている。
かなり深いので、覗いているとお腹がヒュッとする。

岬とその先の大島。
海には、浦賀水道を通って太平洋に出て行く船が何隻も見えている。

灯台の先にある吊り橋。
ぱっと見どうってことなさそうだが、渡り始めると下が海で、大穴以上にお腹がヒュッとする。
高い所ならオフィスだって高層ビルだし、この吊り橋の高さはそれよりよっぽど低いのだが、ガラスで完全に外界と仕切られていて、落ちないというのが暗黙で保証されている場所と、足場と空間の仕切りがワイヤーだけで、誰かが間違ってぶつかってでもきたらそのまままっさかさまになる所では、こうも違うものかと思う。


橋の怖さと海と崖を堪能したところで、次はミュージアムへ。
「&フラワーガーデン」と冠するだけあって、すごい見事な花の庭園。


ランプシェードコレクションもなかなか楽しい。
昼ご飯もおいしかったし、もしかするとここ、かなりの当たり施設かもしれない。
難点は、犬連れ可なので、花壇に犬がおしっこやフンをしていることかな。
たまに片付けない飼い主がいるし。

最後に蓮着寺。
鎌倉幕府から伊豆に流された日蓮が開祖というお寺。
真ん中へんの低い岩が、日蓮が置き去りにされたという俎岩。
あまり大きなお寺ではないけど、ここも海岸沿いに散策路があって、海とか島を眺めることができる。
昨日とは打って変わって快晴、風があるので1日中くっきりとした風景を楽しめた。
大島をはじめとする伊豆諸島は勿論、帰りの電車の中からは房総半島まで見えた。
ただ、暑くて日焼けしたけど。
3月13、14日と伊豆に家族旅行に行ったため、まとめてアップします。
伊豆にある妹の会社の保養所が取れたので、家族で旅行に行ってきた。
初日は母親がホワイトタイガーの子供を見たがる伊豆アニマルキングダムへ。

ウォーキングサファリの動物たちは大雨でびしょ濡れ。
なぜかものすごくこちらをガン見してくるムフロン(メス)。
このサファリ、あちこちに動物用の野菜を売っていて、自由に買って与える事ができるので、動物は客を見るとおやつを期待するのだということが後で判明する。

そしてエサや野菜のおやつだけでなく、その辺の雑草も適当にむしって食べている。
飼い慣らされ感があるのか野性味があるのか良く分からない。

雑草の食べかすをくちばしにくっつけて、つぶらな瞳でこっちを見るダチョウ。
くちばしがピンクなのはまだ若いのかな。

肉食獣はサファリではなく、別の囲いで飼われている。
高貴さすら漂う凜々しいチーターの立ち姿。

ライオン。
姉妹なのか良く同じポーズをしていた。
すごい足だな……。

野菜をやると喜んで顔を出してくるが、ついでに触ろうとするとすかさず引っ込むキリン。
絶対に触らせない意気が満々。

サイに触るイベント。飼育員さんが撒いたエサを食べている間に頭に触ることができる。かわいい。
皮膚は思った程固くなかった。

普段は人間と触れあったり乗せたりしているらしいのだが、コロナで触れあいが禁止になったため、普通に展示動物になっているポニー。

動物にさわれる「わくわく触れあい広場」。雨宿り場所を取り合っているカピバラとマーラ。
ここもやっぱりコロナのため触れあい禁止なのだが、ここの動物は全く人間を怖がらないので、間近まで近づいて愛でることが可能。

ワラビーの親子。
落ちている桜の花を食べている様子をしゃがんで眺めていたら、寄ってきて触れんばかりに匂いを嗅いできたのでドキドキした。


カピバラは、良く聞いていると「チチチチチ」とか「クルルルル」とか小さな声で鳴いている。

ホワイトタイガーのご飯の時間。
左のレストランの屋上から飼育員さんが肉を投げ、それを拾うためにホワイトタイガーが右往左往する。
手前の2匹が子供、奥がお母さん。
人間様たちもお腹がすいてきたので、ここで昼ご飯。
そして午後からもう1回ウォーキングサファリを一回りする事にする。



別のキリンにカメラを向けたら、おやつ野菜をくれると思ったらしくてロックオンされた。
しょうがないので買ってあげた。

……の写真を撮る人間様のすぐ横に座っていたマーラ。
脚ほっそ!

ホワイトタイガーへの餌やりイベント。
鉄の棒の先につけた生肉を食べさせるのだが、棒を持っている人間を早く寄越せと言わんばかりにものすごくガン見してくる。
かと思うと、こんな風にちょっといらないそぶりをして牽制してみたりする。
やっぱ猫だわこいつら。


じゃれる子供たちと、すぐ近くまでやってきてこっちを見ていたお母さん。
目がばっちり合っている。


ライオンたちは並んで誰もいない通路の奥をひたすらじっと見つめていた。
何度通りかかっても見ているのだが、一体何がいるんだろうか……。

意外と毛がふわふわしていた水牛。
そういえばテレビだと泥水に転がってる映像しか見ないからな。

飼育員さんが車を離れた隙に、餌やりトラックに群がって勝手に食べ始めているリャマとかダチョウとか。
実はそれほど期待もせずに行ったのだが、想像以上に面白かった。
雨で人が少なかったせいか、動物たちが人間に飽きておらず、いろいろと自分から(主におやつ欲しさに)アピールをしてくる。
あと、ひとつの広いフィールドに複数の種類の動物がいるので、異種同士のかけひきとか距離感とかも見ていて飽きない。
交通の便が悪いのが難点だが、また行きたい。