止まり木の上が好き

 今のヴェガは足が悪くて踏ん張りがきかず、止まり木からだとエサを食べにくいので、下の止まり木を撤去してエサ入れと水入れを床に置いてやることにした。
 ヴェガ本人も、床にいる方が底網に足を引っかけて安定させることができるので楽なはずなのだが、たまにどうしても止まり木に止まりたくなるらしくて、残しておいた上の止まり木に頑張って上がっている。
 が、上がったら上がったで今度は床に降りられず、そのうちお腹がすいてくると、エサ入れと人間様を交互に見ながら悲しそうに鳴き始める。
 もちろん、手に対して恐怖心を抱いているヴェガを手に乗せて降ろしてやることはできないのだが、放っておくといつまでも鳴いているので、根負けしてカゴの扉を開けてみる。
 すると、やはりというかけたたましい悲鳴を上げながら床に落ちるのだが、そのままのそのそエサ入れに行き、何事もなかったかのようにエサを食べ始める。


「やっとありつけた」

 まあ本人がそれでいいならいいけどさ……。

不自由な足

 ヴェガの足が悪くなった。
 なにかの拍子にくじいたのか、元々の奇形の原因の骨の変形が進んでしまったのか分からないが、片足にうまく力が入らないようで、思うように移動できなくなっている。
 とりあえず、エサと水を食べやすい位置にまとめて配置したら、そこに落ち着いて動かなくなった。


 止まる姿もちょっと前屈み。

 医者につれて行きたいが、予約が取れないんだよなあ。
 チャンドラのついでに看てもらえるかな?

温室暮らし

 眠そうなチャンドラ。


 ちょっと薄汚れてきた。

 相変わらずの水槽暮らしで食べるのも剥きエン麦とピリカの残りのペレット、昼間っから寝ている事も多いが、体重も30グラム前後まで増え(就寝時)、だいぶ元気になった。
 年齢もあるし、これがきっと一番いい状態なんだろうな。

脅威は外にある

 ヴェガがまた何かが恐くて金網に貼り付いたまま止まり木に降りられなくなってしまったので、布で覆ってやる事にした。


 1日中こんな感じ。
 この後即布の奥に引っ込んでしまった。

 たまに覗くとちゃんと止まり木で過ごしているので、外が見えなければ安心するらしい。
 近いうちにくちばしを看てもらいに病院に連れていこうと思っていたのだが、これじゃ当分無理だな。

桜が咲いた

 我が家の桜がもう咲いた。


 どういうこと……。

 去年、青山フラワーマーケットで買ったポット苗。結局ポットのまま1年過ごしてしまった。
「サクランボ」というざっくりした名札がついていて、確かに花の後で食べられそうな感じの実がついたのだが、落ちたか鳥に食べられたか、いつの間にか消えていた。
 外来種で花も実も楽しめる桜は数種類あるらしいが、開花時期はむしろソメイヨシノより遅いとの事なので、なんでこんな時期に咲き出したのか分からない。

 今年こそは実を食べられるといいけど。

今なんどきだ?

 最近、一部のマメどものブームはこれ。


 蕎麦の実。

 結構大きくて殻が固く、また、先端や角が尖っていてくわえにくいので、中身に到達できるかできないかで食う食わないがまっぷたつに分かれている。
 殻を上手に剥けるひすいとふぶき、アッサム、カラは大好きで、エサに混ぜるとこればっかり最初に食べるぐらいなのだが、上手に剥けないヴェガとサーラルはほとんど手をつけない。そういう意味では相手を選ぶ食べ物かもしれない。
(食事制限中のチャンドラは対象外)
 なお、長門とフェデフルールにもやってみたら、やっぱり長門は良く食べるが、くちばしがマメより小さいフェデフルールは、くわえてはカゴの外に飛ばすだけだった。

 そして、そんなフェデフルールが床に散らかした蕎麦の実を、人間様が踏んで痛い思いをする事故が発生することになる。

もうすぐ1歳

 サーラルはあと2ヶ月で1歳を迎える。


 モーブ系は羽毛の質が悪いので、全体的に脂っ気がなくてモサモサしている。
 カラを見ている限りでは、年を取るにつれて改善していくっぽい。

 いまだに性別は不明のままだが、風切羽の色が濃いこと、他のオスマメにつられて良くさえずっていることから(メスは基本さえずらない)、オスではないかと思っている。
 ひすいやふぶきを買ったブリーダーさんから聞いたのだが、顔にアイシャドウが入ったり、腰が青くなったりするメスはいるが、風切羽が青くなるのはオスだけらしい。
 確かに、同じアメリカンホワイトファローパイドでもオスのアッサムは風切羽の青みが強いが、メスのふぶきは真っ白。メスのくせにアイシャドウばっちりで腰も青かったくらまも風切羽は色が出なかった。
 でもマメルリハの情報サイトとか見ても、この見分け方は載ってないんだよね。なぜだろう?

スリープ監視

 寝ていると見せかけて実は人間様を監視するマメルリハ。


「…………」

 本当に眠い時は奥にあるお気に入りのかじり木に行くので、これはちょっと寛ぎながらも隙あらば即かまっておねだりに移行が可能な体勢と言える。

よそ見スマホは禁止する!

 サーラルは、自分が外で遊んでいる時に人間様がスマホを見始めると、速攻邪魔しにやってくる。


 だってお前、すぐにふぶきにケンカを売りに行っちゃうじゃん。
 人間様だって暇なんだよ。


 あっ勝手に画面を変えたな?!

 鳥の足にもタッチパネルは反応するらしい。