サーラルがチャンドラのカゴの上でどや顔をしていた。

足指を食いちぎられて以来、チャンドラのカゴには行かせないようにしているのだが、たまにこうやって人の目を盗んでとまっている。
もちろんすぐに追い払われるのだが。
別にチャンドラのカゴの上が部屋の中で最高峰というわけでもないので、なんでそんなに気に入っているのか分からない。
チャンドラより自分の方が偉い気分になれるからだろうか?
土浦の陸自武器学校の広報地区見学に行ってきた。
これは一般公開ではなく、基地の広報に日時を指定して申し込みをするものになる。
なぜ申し込んだかというと、経緯を話せば長いのだが、父親が何やらNHKスペシャルでナベツネの話を見た時に、映像に映った旧日本軍の火砲とかに興味を引かれたらしい。
で、娘に対して、昔の火砲はどこにあるのかとか見れるのかとかさかんに匂わせ発言を始めたので、しょうがなくて見学の手続きを取ったのだった。
連れてってもらいたいなら素直に連れて行けと言えばいいのに。

広報地区は、火砲コーナー、小火器コーナー、車両コーナーの3ヶ所を回る。
まずは火砲コーナーで戦前戦後の古い火砲を見学。
これは戦後、警察予備隊とかができた時に米軍から供与されたもの。
なお、今回の参加者は20人近く。意外と多かった。
客層も、マニアの友人同士が一緒にというものから、家族連れや夫婦、友人らしきおじさん2人連れなど、結構幅広い。
この日が小火器コーナーの見学可能日(後述)だったせいもあるのだろうが、WebサイトからPDFの申込用紙をダウンロードし、手書きで記入後広報に電話してFAX番号を聞いて送信するというハードルの高い申し込み方法にも関わらず、これだけ来ているのがすごい。


日露戦争からWW2に至る旧日本軍の火砲。さりげなく鹵獲品のクルップ砲が混じっていたりもしたが。

米軍は当然として、旧ソ連の火器火砲が割とある。
多分、仮想敵国の兵器の研究のために入手したとかなんだろうけど、入手経路が気になってしょうがない。

1920年代に開発された八九式中戦車。これ実際に走るらしい。なにそれ見たい超見たい。
例のガルパンに登場して人気になったので、レストアして走れるようにしたらしい。

ひとつだけいやにめかめかしいのがあると思ったら、戦後の陸自の火砲だった。

小火器コーナー。
火砲と戦車は申し込みをすればいつでも見れるが、この小火器コーナーは毎月1回、指定日しか見ることができない。
人間様は正直、あまりこのあたりは興味はないのだが、男性陣は老いも若きも(小学生除く)一様に目をキラキラさせていた。
そうか皆さんこれが見たかったんですね。

旧ソ連の対戦車ライフル。
巨大な銃で力任せに装甲板を撃ち抜いて中の人間を殺傷するものなのだが、戦車を銃で狙撃するって発想がすごい。

ひとつだけ異彩を放つかわいさだった擲弾筒(手榴弾を打ち出す装置)。

戦後に武器学校の医務室から出てきたというゼロ戦の照準器。
なぜ医務室なのかみんな首を傾げていた。

これ、照準円があらかじめ書いてあるわけではなくて、レンズに光学的に映し出してる光学照準器なんですよ。
ずっと普通の書いてある照準器だと思ってました。戦前の技術力なめてました。すみません。

桜花の模型。ここは戦前予科練だったので、その時に教育をしていたらしい。

多連装ロケット砲。上の格子部分にロケット砲が入っていて、次々発射されていく奴。

もちろん米軍の車両も置いてある。
みんな大好きシャーマン戦車。
実はこの辺は3年前の創立記念行事の時にも見てはいたのだが、今回は中の人の解説付きだったので、いろいろ注目ポイントとかが分かって面白かった。
父親も満足していた模様。
とりあえず、次は走っている八九式が見たい。
ヴェガが昨日の夜から金網に貼り付いたままになっている。
どうやら、何かが恐くて止まり木に降りられなくなってしまったらしい。

見ていると、エサも水も食べていない。
居眠りすらここでしている。
好物のドライフルーツを差し出してみると、これは怖がらず一応受け取るのだが、すぐに落としてしまう。
時々どこかを伺いながら威嚇するような声やおびえた声を出すのだが、人間様がいくら見ても変な動きをしている物は見当たらない。
カゴの底に敷いている新聞紙の色鮮やかな広告が嫌なのかと思って白い紙に代えたりもしてみたが、それもどうやら違った模様。
一体どうしたらいいんだ。

とりあえず、カゴの外に恐怖がある可能性を考えて布で覆ってみた。
するとしばらくして、エサ入れに降りていって食べる気配がし始めた。
正解を引き当てたわけではないが、とりあえずはなんとかなったらしい。やれやれ。

でもこれだと水が飲めないらしいので、水入れのあたりも覆った。
大丈夫かな。
明日にはなんとか折り合いがついているといいけど。
ふぶきがもこもこしている。
質量共に我が家のマメルリハどもの中でトップクラスの美麗な羽毛を誇るふぶきは、それゆえに水浴びの時はなかなか濡れない。
羽毛にあまり脂っけのないカラは、霧を吹いてやるといくらもしないうちにびしょびしょになるし、羽毛の質はいいが量の少ないひすいも、ひすいよりは多いがやっぱり羽毛少なめのアッサムも、割とすぐ濡れてくれる。
だが、ふぶきはいくら霧吹きをしても、良く脂の乗った分厚い羽毛の表面で水滴になってコロコロ落ちていってしまうのだ。
本人もなかなか濡れない自分にじれるらしく、盛んに翼を広げたり背中を向けたり、もっと水かけろアピールをしてくるのだが、そんなこと言われても濡れないものはしょうがない。
大体、それって人間様のせいじゃないし。
他のインコどもと遊んでいると、いつもこうやってケージに貼り付いて眺めるヴェガ。
最近のヴェガは、神経質さがちょっとエスカレートしている感じ。
急に「キキキキキ!」とただ事ではない悲鳴を上げてカゴの中を逃げ惑うといった行動をたまにするようになった。
普段はこうやって暇があると外を眺めたり、人間様の手からドライフルーツを食べたり(剥きオーツ麦だと一旦受け取ってわざと捨てたり)、割と穏やかな時間を過ごしているのだが、発作的に何か恐怖に襲われるらしい。
で、一旦そうなると、元に戻るまでに一晩かかる。
まあ、元に戻るだけいいのだが。
これがなんとかならないことには、奇形の状態を調べてもらいに病院にも連れて行けないので、治そうとはしていっているのだが、うーん、もう多少無理してでも病院に連れていった方がいいのかなあ。
でも、せっかく少し慣れているのに、それで取り返しがつかない事になるのも困るしな。