冬はヒーターを2つもいれてもらってぬくぬくと過ごしているピリカには、ここ数日の寒さがことさらこたえるらしい。

くつろぐ時はひらべったくなってうずくまるピリカが、羽毛をふくらませてまんまる。
この写真ではたまたまぺったり座っているが、他の時は床にお腹をつけないよう、丁度足が羽毛で覆えるぐらいの中腰でごまかしている。
まあエサは良く食べるし、明日から気温があがるそうなので、もうちょっと様子を見ようか。
一人餌になってから、暇さえあればケージの外に出たがるヒナマメ。
名前はサーラルにした。
モンゴル語で「灰色」の意味。モーブのカラとちょっとおそろい。
もういっそヒナマメのまんまでもいいかなと思ったのだが、今のかわいさだけを基準に年取ったら恥ずかしくて名乗れない系のキラキラネームをつけちゃう親みたいなのでやめた。

1日中、エサを食べる→羽繕いする→出して攻勢を繰返している。
そのうち疲れて寝るだろうと思ったら全然寝ない。
むやみやたらとパワーがありあまっているのは人間の子供だけではないようだ。

そして、出ると決まって行きたがるのが他の鳥どものカゴの上。
遠慮を知らないチビに頭上をうろつかれて当然ながら他のマメどもはご立腹。
特にふぶきはサーラルが来た瞬間から容赦なく追い回し、足に噛みついたりしていたので、早々に行かなくなった。

それに比べてオス3羽はあまり実力行使に出ないので(なぜかカラのカゴの上にだけは全く行かない。すぐ近くの緑色のカーテンが恐いのかもしれない)、割と安心して居座っている。
甘く見られている事が分かるらしくて、アッサムなどは良く威嚇するのだが、どうやらほぼ無視されている模様。
飛ぶのも、昨日までは下から上にしか飛べなかったのに(上から下は恐い)、今日になったらあっさり上から下に飛び降りるようになっていた。
しかも空中で方向転換もできる。
ものすごい運動能力の成長だな。
ヒナマメが一人餌になった。
刺し餌は一口だけしか食べなくなり(多分水分補給)、代わりにケースに撒いたシードをもりもりついばんでいる。
止まり木にもとまれるようなので、ひとまわり広いケージに移した。
これで少し様子を見て、保温とか三次元機動とかが大丈夫そうなら、最終的にカゴに引っ越しの予定。

ケージ。
慣れるまでタオルでもかけておこうと思ったのだが、最初から全然平気だった。

すっかり大きくなったよ。
シルバーとでも販売名をつけていいような色合い。胸が刺し餌で薄汚れているけど。
そういえば名前(略)

ピリカのケースの隣に置いたらピリカが敵を見る目で見ていた。
この後襲いかかろうと一生懸命ぴょんぴょんジャンプしていたのが面白かった。
ヒナマメが飛行技能を取得した。
1回飛ぶと何度でも飛びたくなるらしく、しょっちゅう手から飛び出すようになったが、ヒナあるあるで着地がうまくできない。
カーテンにしがみついたり壁にぶつかったりした挙げ句、家具の隙間に落ちてしまった。
別に危険でもなんでもない場所ですぐ救出したのだが、よほど恐かったらしくそれからは大人しくなった。

刺し餌の用意をしている間PCの上に止まらせておいたら、気に入ったようでなにかと行きたがる。
しかし行くと必ずディスプレイにフンをする。まずい場所を教えてしまった。
身体の羽は完全に生えそろったのに、自分で手入れのできない頭と首回りだけが筆毛のまんまなので、バランスがおかしい。
あっそういえば名前をまだ考えてないや。