……なんだかずいぶんしげしげ見てるけど、お前も人の入浴に興味があるの?
でも見ていたのはこの時だけで、後は知らんぷりしていた。
どうやら1回でいいやと思ったらしい。
ヒナマメはだいぶ家に慣れてきた。
初日は落ち着かせるためにおはち(ふご)に入れていたが、特に問題もなさそうなので、翌日の午後から、昼間は外が見えるプラケースで過ごさせることにした。
(夜は寝かせるために保温性が高くて暗いおはちに戻す)
最初はおびえてすみっこにひっついていたが、段々と羽繕いをしたり居眠りをしたり、床に敷いてある木くずで遊んだりするようになった。

そして、どうやら人間様をご飯をくれる人と認識したらしく、お腹がすくとこんな風に様子を伺ってくる。

刺し餌の後はしばらくかまってやる。
こうやって手にすっぽり包むと落ち着くらしくてじっとしている。
丁度まわりに興味を持ち始める頃なのか、目につく物を何でも噛んでみるようになった。
加減を知らないので結構痛い。
まだとりあえずは大人しいが、ブロッサム、通称ちびころの経験からすると、この後早々にやんちゃを始めるようになるはず。
こんなのが我が家にやってきた。
マメルリハのモーブパステル。性別不明。名前もまだない。
グレー1色ではなく翼にスパングル(淡い縞模様)が出てくるらしい。
このご時世なのでブリーダーさんが特別に宅配してくれた。
1ヶ月以上ずるずると在宅で、時間のめりはりがヤバくなってきたので、刺し餌ヒナで規則正しい生活を取り戻そうと試みることにした。
このぐらいだと朝から晩まで数時間ごとにエサをあげていなくてはならないので、時間間隔が引き締まること確実。
とりあえず今日着いたばかりなので警戒心満々だが、エサはちゃんと食べるし他のマメどもの鳴き声に反応するし、ひとりでぴちぴち何か言ってたりするし、問題はない感じ。
マメルリハはヒナの時の接し方が大人になってからの扱いやすさに大きな影響を与えるようなので、注意しよう。