こっち見るな

 ケースの中のピリカが気になって仕方がないいずもと、相手にするのが嫌なので背を向けていないふりをするピリカ。


 でもチラ見してる。


 一生懸命ガラスをコツコツ叩いて気を引こうとするいずもと、丸見えだけど断固としていないふりをするピリカ。

 面白いからもう少し見ていよう。

全力歌合戦

 我が家のマメルリハどもには、1羽が鳴き出すと他のもつられるように鳴く癖がある。
 しかも、それぞれが競うように全力鳴きをするので大変やかましい。


 大抵の場合、最初に鳴き始めるのはこの鳥。
 すかさず他のマメどもが追随するのは、やはり長老の貫禄だろうか。
 とりあえずテレビで一番盛り上がってる場面とか、在宅勤務の電話会議中とか、大事な時に限ってやり出すのはやめてもらいたい。


 そしてボリュームアップに一役買うのがこいつら。
 どうやら隣同士で競争心が沸くらしい。


 最近はヴェガまで加わるようになった。
 まあ集団行動に参加する気になるのはいいことなのだが、ほどほどにしてほしい。


 カメラを向けたら口をつぐんでしまったが、もちろんカラだって参加している。


 そんな中、常に全く興味のない顔をしてひとりエサなどをついばんでいるのがふぶき。
 インコはさえずるのはオスだけだそうだが、それがはからずも実証されているっぽい。

 そしてたまにどさくさにまぎれてフェデフルールや文鳥どもも混じっていたりするのだが、どういうわけか長門だけは絶対に加わらない。
 もともと小型のインコのようにさえずる習性がないからなのかもしれないが、長門の図体で全力鳴きをされたらそれこそ迷惑なので幸いではある。

破壊は正義

 ヴェガがまた破壊行為をしているな。


 お前それやるから上にあるアッサムのカゴの位置がずれてっちゃうんだよ。

 最近のヴェガは、人間様がチッチッチッと舌を鳴らして呼びかけると、真似らしき音を出して返事をするようになった。
 前は呼びかけても無言でただこちらを凝視しているだけだったので、何かを学びつつある模様。

ヒメウズラは鼻白む

 前からずっと気になってたんだけど、ピリカはなぜ鼻の上だけ白いのだろう。
 これもパイドなのだろうか?


 成鳥になった時にはもうこうなっていた。
 もっとも、若鳥の頃はこんなにくっきり白抜きされた感じではなく、もっと境界線がぼやけていたのだが。

 検索すると、ピリカ以外にも鼻の上だけ色抜けしているヒメウズラを見かけるので、何かしらこの現象だけに固定された遺伝子があるっぽい。
 でもどんな法則で出てくるのかは分からない。
 というか誰も調べてないんじゃないかな。

おどかされた


 丸い。

 インコどものカゴの周囲に散らばるエサを拾いに行こうとしたら、なぜだかヴェガに猛烈に威嚇されたのでひるんでいるところ。
 中途半端に止まった脚がひるみを表現している。

 前に他のインコからも威嚇されてたように記憶してるんだけど、ヒメウズラというのはインコどもから見ると得体の知れない怪生物にでも見えるのかな?

偽装掻き


 何をしてほしくてそんな所に乗ってかわいくふくらんで自分アピールしてるかと思って見ていたのだが、単に止まり木で後頭部を掻いているだけだった。


「なんか用?」

 紛らわしい事しないでくれる。

青模様色々

 前にも書いているが、この2羽は元々同じブルーから派生している。


 ブルーが濃くなる方へ遺伝的に振りきったのがカラ(モーヴ)。
 薄くなる方へ遺伝的に振りきったのがふぶき(アメリカンホワイトファローパイド)。

 ちなみに、ブルーとふぶきの中間点がチャンドラ(ブルーファローパイド)。


「なによ」

 ブルーとカラの中間点にも、コバルトという色が存在するのだが、実は実物を見たことがないのでブルーとどう濃さが違うのかいまいち分からない。
 今のところ飼う気もないのだが、いつか現物を見る日が来るのだろうか。


 なお、これが何か囓る悪さをしようとしている基本のブルー。
 そんなしっぽ広げてみたって駄目だぞ。