出身環境あれこれ比較

 我が家には現在、ヒムネキキョウのフェデフルール、マメルリハのヴェガという2羽の手乗り崩れがいる。
 どちらもペットショップでヒナから育ち、一人餌になってから我が家に来たのだが、この2羽を見ていると、ペットショップでどう育てられたかが、その後のインコの個性に大きく影響するのだなということを実感する。


 フェデフルールとヴェガ。

 フェデフルールはショップで店員さんに充分にかわいがられ、行動を無理強いや制限されない環境でのびのびと育った。一人餌になってからはクサインコ特有の人離れからか、我が家に来る時の掴まれて暗い小さい箱に入れられて揺られてといったプロセスがちょっとしたトラウマになったのか、手を嫌がるようになったが、それでもかまって欲しいとそばに来るし、積極的なアイコンタクトや呼ばれたら返事をするなど、人間に対する高いコミュニケーション能力を持っている。

 一方のヴェガ。ショップの人が言うには「良く噛む」鳥で、手に負えないが一応「手袋をして接してみたりしたんですけど……」とのこと。その言葉から、適切に扱われず嫌がって抵抗する鳥とそれを疎ましく思う人間という悪循環が続いた結果、本来手乗りに必要な人間との関係性が築けなかった事がうかがわれる。
 その結果、毛引きになり、人間と目を合わせられず、手が近づくと悲鳴を上げて逃げ惑う病んだインコができあがってしまった。

 まあいろいろ書いたが、要するに言いたいのは、ショップの中の人は、ヒナを仕入れたら、どんな子でもとにかくできるだけかわいがってくださいという事。
 ショップで構築された人間との関係を、購入した飼い主はそのまま引き継ぐ事になるのだから。

悪の妖精の続きの話

「マレフィセント2」を見てきた。
 結論から言うと、世の父ちゃんと息子は日頃から母ちゃんの不満にはちゃんと耳を傾けるようにという話。

 全体的にいろいろ詰め込みすぎて作りが荒くなり、結構ツッコミどころも多いのだが、際だっていたのが悪役令嬢ならぬ悪役王妃のイングリス。演じたミシェル・ファイファーの徹底した役作りのおかげで、周囲に対していろいろと鬱屈した物を抱えた挙げ句の悪への暴走という、ある意味共感しやすい人物像に仕上がっている。
 アンジョリーナ・ジョリーも悪くはなかったけど、何というか、自分の中でどう演じるべきか定まってないまま演じてる、みたいな感じがあって、ちょっと違和感があった。
 序盤の晩餐で、挑発を続けるイングリス王妃と次第にイラついていくマレフィセント、そしてなすすべもなく巻き込まれていく国王と王子の図はなかなか面白かった。多分一番の見所はここでいいと思う。
 あと、エル・ファニングがうまくなってた。

あっちでもこっちでも

 カゴから出したらフェデフルールとかチャンドラとかふぶきとか片端からインコどもにケンカを売って歩くので、回収の上怒られる文鳥ども。


 全然反省してないなその顔は。

 戦闘力がほぼ互角のマメやフェデフルールを相手にしてるうちはまだいいけど、時々長門にもちょっかいを出すので油断できない。
 倍以上の体格差をものともしないのは感心するが、噛まれればひとたまりもないという事をもっと理解してほしい。

居眠り偽装

 寝ている振りをしながら人間様の様子をうかがう女。


 女の念は恐い。

 そういえば、卵は初産の後2個ほど産んだが、それっきり止まっている。
 文鳥の脅威作戦が成功したのだろうか?
 健康上から見ても、卵は産まないにこしたことはないので、このまま止まっていてくれればいいんだけど、そうもいかないんだろうな。

ちょっと警戒中

 ごはんヴェガ。


 表情がちょっと警戒気味なのは、またカゴからの脱走を許してしまい追い回して捕まえたため。

 毛引きもまだまだ続いているのだが、とりあえずは綿毛や地肌が見えてしまうほどひどいむしり方はしていないし、ティッシュを入れるとそっちをむしって気がまぎれるようなので、様子見をしている。
 ほんとティッシュってコストかからないしいくらでも与えられるし、最高のオモチャだな。
 水入れの中につっこまれなければだけど。

謎ポーズの安らぎ

 何やら良く分からない格好をしていたひすい。


 と思ったらオモチャで頭掻いてたのか。


 気付かれた。

 いつの間にかひすいは顔面と背中以外は完全に黄色くなって、全然ひすいじゃなくなってしまった。
 どうせなら顔も黄色くなってくれればそんな面白模様にならなくて済んだのにね。

外の世界を見てみよう

 フェデフルールのカゴの水入れ側の扉は、開け閉めする時に途中でひっかかってしまうことがある。
 そして、どうやらフェデフルールはその隙間に興味を持ったらしくて、のぞきに来るようになった。


 きょろ。


 きょろ。


「よいしょ」

 こらこらこら!
 ナチュラルに出てくるんじゃない!

 そういえばこの鳥はショップでも放鳥されていて、カゴの外には出られて当然と考えているんだった。
 かわいそうだけど、手を怖がって逃げるうちは外遊びはなしかな。
 出したら最後入れられないから。

闇鍋飯

 フェデフルールも足でエサを掴んで食事する。
 気が向いた時だけだが。


 エサが見えない位置に止まってしまったため、足に触る物を適当に掴んで食べるという闇鍋状態になっている。
 まあいろいろやってみたい年頃なんだろうね。


 おいしかった?

写真不細工

 ピリカはかわいく撮ろうと思うとなぜか変な顔に撮れてしまう。


 人間様の足のそばで安心してちんまりしている姿が撮りたかったのに。

 人間でも写真だとなぜか不細工になる人、いるよね。