ベランダで育ててる鉢バラが花のまっさかり。
水をやって、肥料をやって、虫が食ったら殺虫剤撒いて、病気が出たら薬撒いてというだけの実におおざっぱな管理なのだが、ベランダが東側で春から秋にかけて日が良く当たるせいか、みんな雑草みたいにぐいぐい育っている。
ただ、花がみんな日光を追ってベランダの外側に伸びてしまうので、こうやって切り花にでもしない限り鑑賞できないのが難点。
「名探偵ピカチュウ」を見てきた。
ポケモンは全くやったことないしピカチュウとコイキングしか知らないけど、映画として普通に面白かった。
何よりピカチュウがかわいい。プロモ写真で見ると若干気持ち悪さがあるが、これが動くとふわふわで小さくてとにかく表情豊かで、一家に1匹是非欲しいとなる。中身はおっさんだがしゃべりや態度がインテリ系なので、それほど違和感なく見ていられるし、むしろ話し相手にはこっちの方がいいかも。
舞台はライムシティという、人間とポケモンが一緒に暮らす架空の都市なのだが、画面に映る人間とポケモンの比率が1:1ぐらいなのだ。ライムシティはなかなか人口密度が高い都市のようで人混みのシーンがしばしば出てくるのだが、まあ画面じゅう人間とポケモンが入り交じってわちゃわちゃになっている。
これが例えばスタートレックとか、異星人が出てくるSFでは、大部分の異星人は人がメーキャップで演じているのだが、大きさや形状が人間とかけ離れているポケモンではそれができない。当然全て合成映像になる。そう考えると、良くもこれだけのポケモンを、イメージを壊さず実写レベルの映像にし、さらに人間の動きに同調させながら画面に組み込んだものだと単純に感心する。
ストーリーも若干ご都合主義ながら良くまとまっているし、これは想像以上の映画だった。
ドダイトスのシーンだけは意味分からんかったけど。
あと、ゴジラの予告編の後に見ると、渡辺謙が意外と演技に幅がないのが分かってしまう。
いずもはブランコには乗らないが、一緒にダンスは踊る。
歌ったりつついたりステップを踏んだりして楽しんでいる模様。
かと思うとたまにものすごい勢いで怒っていたりする。
何かと感情のはけ口になっているのは間違いない。
とりあえず、ケースの外では人間様にひっつくのが安全だと思っているらしいピリカ。
ところで、ピリカは自分がケースの中にいる時に人間様が視界から消えると呼び鳴きを始めるのだが、状況によって2種類の鳴き方を使い分けているらしい。
例えば風呂やトイレなどで人間様が完全に部屋を離れ、音も気配も感じられなくなった場合、ピヨーピヨーという澄んだすがるような甲高い声で呼んでくる。
一方、隣の台所で料理をしていたり等、音や気配はちゃんとするのに姿だけが見えないような時は、ビョービョーとなんだか低い濁った声になる。
……もしかすると、わざわざ低い声で呼ぶのは、隠れてないでとっとと出てこいとでもいうつもりなのだろうか?
和歌山3日目。
ぎりぎりまで遊ぼうと飛行機を21時発にしたのはいいが、行きたかった所は前日までで大体行ってしまったので、この日ははっきりした予定を立てていない。
和歌山城か風土記の丘でも見ようかと思いつつガイドブックをつらつら見ていたら、ホテルから電車で2時間ほどで行ける距離のところに、友ヶ島という島があった。
丁度大阪湾を塞ぐような位置にある島で、戦前戦中は大阪を守る要塞としていくつも砲台が置かれていたらしい。東京湾でいうところの猿島みたいなものか。ラピュタなんて言われてるのも猿島そっくり。というか、ある程度の規模の緑に覆われたレンガの建物ならなんでもラピュタなんだよな、日本人は。
よしここに行こう。
でも調べたら連休は混雑すごいらしいんだけど。


友ヶ島に行くには、南海電車の特急で和歌山市駅に出た後、加太支線に乗り換えて終点加太駅へ。さらに20分ほど歩いてフェリー乗り場からフェリーに乗る。
加太線は車内装飾が海の幸のかわいい電車だった。
「めでたいでんしゃ」と言う特別編成列車らしい。なお、外観は撮り忘れた。
車内販売で鯛コロッケバーガーを売っていたので買ってみた。
フェリー乗り場についたのは10時半頃だったのだが、この時点ですでにフェリーは14時まで一杯だという。
まあ今日はこれしか予定を入れていないので待つのは別にいいのだが、実はこのあたり、寺と神社と食堂しかないので何をして暇を潰したらいいのか分からない。
しょうがないので、フェリー乗り場から歩いて5分ほどの神社に行くことにした。

そして来たのがこの淡島神社。写真だとすいているように見えるが、実は同じようにフェリーにあぶれた人たちが大挙してやってきている。
人形供養の神社らしく、至る所に納められた人形が飾られていた。

淡島神社の参道にある食堂でサザエの壺焼きと玉子丼を食べ、神社下の海岸でこれから向かう友ヶ島を眺めながら鯛コロッケバーガーを食べる。
日差しは強いが風が冷たいので、ぼんやり座っていると実に気持ちがいい。
きれいな貝も拾ったし、もうこれでいいかなという気がしてきた。

他に行く場所もないのでフェリー乗り場へ戻り、海をのぞいてみる。
水がきれいなので生物がたくさん見えて水族館みたいで楽しい。
まあそんな感じで待っていたら14時になってフェリーに乗れた。
最終便は16時半なので、2時間半しかいられないじゃーんと思っていたら、あまりにも人が多すぎるので17時に繰り下げられていた。
よし30分もうけた。ラッキー。

友ヶ島。
正確には「友ヶ島」とは、最大の大きさで、フェリーが発着する沖ノ島を中心とし、地ノ島、虎島、神島の合計4島で構成される群島の総称。
虎島には役小角が修行したと伝えられる場所もあったりするのだが、去年の台風で行けなくなっている。
ちなみに、この写真の左側、階段や柵が壊れているが、これも去年の台風の被害。

一番有名な第3砲台跡は、上の写真の山を登ったところにある。
道そのものはたいしたことはないのだが、普段の運動不足がたたってつらい。
道中、変なケケケッという鳴き声が聞こえるので何の鳥かと思ったら、鳥じゃなくてタイワンリスだった。

多分オフィスだった所。
保護のためか、弾薬庫も含めて施設内には照明が全く敷設されておらず、本当に真っ暗闇。懐中電灯必須。
みんなスマホのライトであたりを照らしながら歩いていた。

砲台跡。
今は土で埋まっているけど、この円形部分が穴になっていて、回転機構がはまっていたんだと思う。
説明書きによれば、ここに設置されていたのは28サンチ榴弾砲。観音崎砲台にあったのと同じサイズ。
この友ヶ島も猿島も観音崎も、国家防衛事業としてほぼ同時期に、同規格で作られた物っぽい。
そりゃ同じ規格で作られた物が同じ経緯で廃墟になって、同じ年月を経て同じような植生の植物に覆われたんだから、どっちも似たようなラピュタっぷりになりますわな。
と、こんな感じでとりあえず見たかった物は見たのだが、まだフェリーの時間まで1時間半ほどある。
この島には蛇ヶ池、深蛇ヶ池という池がふたつあって、なかなか植物相が豊富らしいのだが、さすがにそこまで往復する時間はない。
まあだったら早く帰ればいいのかもしれないが、なんとなくもったいないのでもうちょっとふらふらする。

砲台の後は山頂の展望台に行ってみた。
景色がすごくいいが、日陰がまるでないので早々に退散した。

次に、海軍聴音所跡に向かう。
水中に聴音ソナーを設置して、潜水艦とかの接近を探知していた場所らしい。
こんな所に聴音所作って役に立っていたのだろうか、という疑問はないでもないが、こんな所まで潜水艦に入り込まれるようになったらほぼ負け戦確定だし、多分気休め程度の物だったんじゃないだろうか。
写真は途中で見かけたもの。層の上がもろい岩盤、下が堅い岩盤だったらしく、台風で上のもろい岩盤部分がまるっと割れて堅い岩盤の上を滑り落ちている。

聴音所に向かう途中。
しかしここほんと地層がすごいな。
ブラタモリでやってたけど、フィリピン海プレートで紀伊半島がぐいぐい押されている影響で、こんな派手に褶曲してるのかな。
見たところ堆積岩のようだけど。


フェリー乗り場に向かう途中の第5砲台跡。
第3砲台と形が違うのは、ここに据えられていたのが口径の小さい12センチカノン砲だから。

多分これも軍の施設だと思うんだけど、天井が見事に崩れ落ちている。
それほど痛んでいるようには見えなかったので、去年の台風で力尽きたのかもしれない。

ハルゼミ。何かがジージーそこら中の木で鳴いてるのがいて、一体何かと思っていたらこれだった。
実物見たの初めて。
で、16時半頃フェリー乗り場に到着したのだが、人がいっぱいすぎて乗れるのは17時半か18時の臨時便ですと言われた。
まあ飛行機には間に合うから待ってもいいけど、便の案内の声が聞こえる所にいてくださいと言われたので、どこかで時間つぶしをすることもできない。
しょうがないからまた海でも眺めていよう。



そんなわけでいろいろと海の写真を撮りまくった。
浦賀水道ほどではないが、このあたりも結構貨物船が通る。

そして日も暮れかかる頃、ようやくフェリーで島を脱出。
ことごとく予定通りいかなかったけど楽しかった。



帰りはめでたいでんしゃの赤バージョンに乗れた。
こっちの内装もかわいい。
キャリーの鍵がなかった時はどうなるかと思ったが、代替品をすぐ購入できる環境だったのは本当にラッキーだった。
買った物はバッグひとつにまとめ、持っていても役に立たないキャリーは翌日家に送り返してしまったのだが、そのおかげで身軽に動いてあちこち行けるようになり、むしろよかった気もする。
考えてみれば、旅先でのブログ更新用にノートPCを持って行くためにキャリーを使い始め、キャリーがあるとつい余分な物を入れて荷物を増やしてしまうという、あまり良くないスパイラルが起こっていたように思う。
PCがなければ本当にバッグひとつで済むというのを改めて思い出した。
昨日キャリーのドタバタでそれどころではなかったのだが、気付けば世間は平成から令和に変わってお祭り騒ぎになっている。
高野山も例外ではなく、門に国旗が飾ってあったり祝令和みたいな張り紙やのぼりがあちこちにあったりの祝賀ムード。
そして観光客も続々とやってきている。
いやこれ、昨日のうちにメインどころを見ておいて正解だったかもしれない。

この日は朝いちで弘法大師が今もおこもりを続けているという奥の院に行った後、九度山見物に行く予定。
さっと行ってさっとお参りすれば1時間もあれば大丈夫なはず……だったのだが、結局いろんな武将とかのお墓を眺めてぶらぶらしてしまい、結局2時間半ほどかかってしまった。
もっとも、そのうち30分ぐらいは御朱印の列に並んでたんだけど。
ちなみにこの写真はたまたま歩いていたのを写したキジバト。






とりあえず、日本史の授業で1度や2度は名前を聞いた人たちの墓がゾロゾロある。
家も縁者も絶えたのか、苔むして崩れ土に還っていくだけの墓石や、庶民がそっと置いていったとおぼしい埋もれかけた小さな墓標も良く見かける。
かと思うと市営墓地あたりに並んでいても違和感がない真新しい墓石も良く見かける。ぶっちゃけ普通にここは墓地。
そのへんの墓地との違いは、1000年間運営され続けてきてるので隣の区画が豊臣家とかだったりするのが良くある事ぐらい。


そして、墓だけではなく慰霊碑的な物も割と多い。やっぱり目立つのがこの前の太平洋戦争の時の部隊慰霊碑。
時代が令和に変わっても、ここにはまだ昭和が確実に我々が向き合うべき現実としてたたずんでいる。

二式大艇やUS-2を開発した新明和の企業慰霊碑がオシャレだった。
弘法大師がおこもりしているお堂は撮影禁止なので、写真はなし。
ただ、撮影禁止の看板の手前から望遠で写しているおっさんがいて、注意したら「ここから先がダメなだけでここからならいいんだ」とか小学生がゲームでサイコロ何度も振ってここまで練習と言い出すみたいな理屈をつけていた。
茶色の作務衣に脚絆に草履、数珠を首から下げた僧形なのが気になったけど、もし僧侶だったらえらい罰当たりだな。
そして御朱印授与所では、なぜか必ず一人で複数冊書いてもらう人ばかりなのが意味が分からなかった。
中にはデカいボストンバッグ一杯御朱印帳持ち込んでた人がいたけど、あれ絶対転売だな。
寺側も転売困るというなら、御朱印は本人分のみとか制限すればいいのに。

とりあえず雨が強くなってきたので、山を下りて九度山に向かうことにした。
雨だけでなくガスも降りてきて、ケーブルカーの高野山駅あたりではこの通り。
朝早く行って良かった。
九度山は真田丸で一躍有名になって、一時はものすごい人が押し寄せたらしいが、今はブームも去って観光客はぽつりぽつりと見かけるだけ。
それでも5/4には真田まつりという祭りをやっていて、臨時駐車場が必要になるほどの人出らしい。
なお、今回の目的は真田ではなく、女人高野と言われ弘法大師のお母さんが祀られている慈尊院。
駅前にタクシーがいるかと思ったらいないので、30分ほどかけて歩いた。

慈尊院の塔。ここは乳がんや女性の病気に霊験あらたからしい。
奥に見える階段は、丹生都比売と息子の高野御子を祀った丹生官省符神社。
昨日の丹生都比売神社の分社みたいなものかな?

時間があったのと、慈尊院から九度山駅への帰り道途中にあったので、真田昌幸と信繁一家が住んでいた場所に建てられたお寺「真田庵」にも立ち寄ってみることにした。

真田庵から少し行ったところにある真田古墳。口を開けているのは天井がなくなった玄室で、右の方に扉と通路がある。
この形から、真田信繁が大阪に向かう時に使った抜け穴という伝承が生まれた。
とりあえず見たかった物は全部見たが、まだ日も高い(雨だけど)ので、電車で大阪のなんばまで出て昨日買えなかった旅行用品を買い足すことにした。
土地勘が全くないので分からなかったが、ネットで調べたら九度山-なんば間は、南海電鉄を使えば大体1時間半もあれば行けてしまうらしい。
宿泊予定のホテルも最寄り駅がこの路線なので、なんばで用事を済ませたらそのまままた引き返してくればいい。
これでようやくまともなバッグと服を手に入れられる。
4/29-5/2と和歌山に旅行に行っていましたが、キャリーバッグの鍵を途中で紛失し、PCを出すことができませんでした。
帰宅が遅かったため、まとめてアップします。
というわけで和歌山県。
高野山をメインに周辺地域をぶらぶらしようと思ってやってきた。
手配をしたのが去年12月末だったので思い至らなかったのだが、旅行日程がばっちり平成から令和への改元と重なっていて、これは混む予感しかないという奴。

まずは高野山のふもと(といっても標高は400メートルほどある)にある丹生都比売神社にやってきた。
丹生都比売というのは丹砂(水銀)を司る女神で、水銀の鉱脈があった場所などに良く祀られているらしい。
この女神の息子さんが白い犬と黒い犬を連れた狩人に身をやつし、弘法大師を高野山に導いたという伝承がある。

農家が点在するだけの山あいにあるこぢんまりとした神社だった。店もないのであたりは実に静か。
朱塗りのお社に新緑が実に映える。
この後は九度山に行こうと思っていたのだが、どうも天気が悪くて雨が降ったりやんだりしているので、早々に高野山に向かうことにした。
実はこの丹生都比売神社の裏から高野山に至る道路が整備されていて、一旦駅に戻って電車を使うよりもそちらの方が早くて楽なのだ。
金は倍ほどかかるけど。
写真は撮れなかったが、このあたりは結構山が深くて山桜や藤が山のあちこちに咲いてるし、緑は若々しい色だし、見ていて気持ちがいい。
タクシーの運転手さんによると、今が一番いい季節との話。

宿泊するのは金剛三昧院というお寺の宿坊。ショートカットルートが予想以上に効果的で、14時半頃にはついてしまった。
門の前のしだれ桜がきれい。右側に見えるのは鎌倉時代の多宝塔。

宿坊の中庭にもしだれ桜があった。
ちなみに宿坊なだけあってお寺時間で運営も回っているので、夕食は17時半、お風呂は16時から21時までと大変早い。
まあとりあえずまだ時間はあるので、いろいろ寺院とか見てみよう。


ちなみに金剛三昧院はこんなお寺。
元々は北条政子が源頼朝の菩提を弔うために創建したという由来がある。歴史とか気にせず空き室の状況と値段だけ見て予約したので、こんなところで北条政子の名前を聞くとは思わずびっくりした。
ちょっとへんぴな場所にあるため、何度かあった高野山の大火にも巻き込まれず、寺の規模の割には資料や文化財が他に比べて桁違いに多いのが自慢らしい。

台所。
現在は特別な時以外は使われていないらしいが、右隅に見える青いプラ桶の中には巨大なコンニャクの塊が3つほど入っていた。

次に来たのは壇上伽藍。
ちなみに金剛三昧院からの距離は金剛峯寺が歩いて約10分、壇上伽藍が15分。
めぼしい場所に停車するバスがあるというのでそれを当てにしていたのだが、1時間に2-3本という観光地にあるまじきダイヤだったので、この後大抵の場所へは歩いて行くことになる。
多分午後だけで5キロ以上歩いたんじゃないかな。


西塔と東棟。
他にもいろいろ建物はあるのだが、大体が大きすぎてカメラにおさまらなかった。

どこかの寺。
桜と緑がきれいだったので通りすがりに写してみた。
そんな感じで有名どころを堪能して宿坊に戻り、さて荷物を広げようかとキャリーの鍵を探したところ、どこにもない。
出かける前にバッグに入っているのを確かめたので、途中で何かを取り出す時に落としたらしい。
TSAロックなので解錠サービスならなんとかしてもらえるのではと、ネットで検索して出てきた限りのサービスに電話しまくったが、全国どこでも5分から駆けつけますとかサイトには調子のいい煽り文句がある割には、高野山はサービス範囲外ですと言われるぶっちゃけ使えない連中ばかりで困り果て、最後はもうあきらめて壇上伽藍の少し先にあるファミリーマートに向かい、必要な物を買い集めてしのぐことにした。
さすがに翌日の着替えやバッグまではなかったので、高野山の変な土産用の般若心経イラストTシャツと土産用般若心経イラストバッグを買う羽目になったけど。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」を見てきた。
とりあえず長いよ! 上映時間3時間オーバーだよ!
これから見る人は絶対上映前にお手洗いに行ったほうがいいよ!
なんだかいろいろ突っ込みどころはあるんだけれど、まあなんとかうまくまとめた感じ。とりあえずラストのサノス軍とアベンジャーズ関係者一同が物量に物を言わせてガチで殴り合う大激突を見ると、もうそんなのどうでも良くなってくる。アメリカ人ほんとこういうの好きですよね。
前作ラストでサノスが消した全世界の半分の人たちをまた元に戻すべく、サノスの力の源であるインフィニティ・ストーンを取り返すための行動を起こすアベンジャーズ。しかしサノスはすでにストーンを全て破壊してしまっていて消えた人たちを戻すのは不可能……という、この上ない絶望から始まるのが今回の話。
そこからヒーローたちはいろいろ苦労したりドタバタしたりしながら、なんとかサノスとタメで勝負ができる立場にまで盛り返していくのだが、このあたりの過程にいろいろとキャラクターたちの葛藤とか過去とか詰め込んでいるものだから、とにかく長い。
まあそれを飽きさせず小ネタも加えてちゃんと見せた上に、アベンジャーズ側の思惑を知ったサノスがさらにそれを逆手にとって……みたいな展開になっていくのはさすがに上手だが、気分的にはともかく物理的に疲れてくるのはいかんともしがたい。
しかし、展開を見ていてつくづく思ったのが、前作のガーディアンズ・オブ・ギャラクシー勢で消えずに残ったのが、理性的な判断のできるロケットとネビュラで本当に良かったということ。多分これクイルやガモーラだったら前作同様に肝心な所で感情的になって大失敗してたんじゃないかな。
あと、キャプテン・マーベルはもったいぶって出てきた割には別にいてもいなくてもいい感じだった。