気になるあの人、邪魔なあの子

 何やら急にピリカが気になりだしたらしいいずも。
 外に出すとピリカのケースに行って覗いている。


 最初は我関せずのピリカだったが、いずもがしつこく見に行くのでちょっと迷惑そうな態度を取り始めた。


 威嚇するほどではないが、微妙に近寄るなオーラが漂っている。

ハンサムボーイがやってきた


 ?


 ??


 これはふぶき。

 というわけで、アメリカンホワイトファローパイドのオスが仲間入り。
 ふぶきと同じ純白の地色にくらまみたいなルビー色の目、さらにオスなのでアイシャドウと翼に青というよりバイオレットに近い色が入って非常に美しい。
 我が家で一番のハンサムは長年チャンドラだったのだが、もしかするとチャンドラをしのぐかもしれない。
 ……ひすいみたいにヒナ換羽後に面白模様になっちゃう可能性も皆無ではないが。

 なお、名前はアッサムにした。
 外見に負けない名前をといろいろ考えたのだが、途中で飽きてもうアッサムでいいやとなった次第。

パラシュートが降ってくる展示見てきた

 習志野の第一空挺団降下訓練始めに行ってきた。
 空挺団とは早い話が何かというとパラシュートで降ってくる人たち。
 毎年1月の第2日曜日に訓練始めとして、空挺降下を一般公開している。
 微妙に交通の便が悪いのでいまいち踏み切れなかったのだが、今回初めて見てみることにした。


 会場に到着したのは開始の2時間半ほど前。
 受付は始まっているのだが、会場はまだまだ準備の真っ最中。
 観客席の前に水タンク車がせっせと水を撒いている。


 遠くの方では水陸両用車をチェック中。


 模擬戦で敵部隊になる予定の74式戦車が、のんびりと会場を横切って移動していく。


 あちこちふらふらしたり売店をひやかしたりしているうちに展示が始まった。
 まずは空挺団とゲストのアラスカの米陸軍空挺部隊、沖縄の特殊作戦部隊(グリーンベレー)の指揮官及び部隊長が次々と降下してくる。
 沖縄にグリーンベレーいたのか、知らなかった。ていうか空挺団は団長はともかくなんで事務系の管理職までパラシュートで降りてくるのか。


 自衛隊と米軍のパラシュートの違い。これは自衛隊。
 後ろを飛んでいるのは、この後の隊員降下のため旋回待機しているC-2とC-1。


 こちらは米軍。
 後ろを飛ぶのはやっぱりC-2とC-1が2機、C-130。実はもう30分近くこうやってぐるぐる回っている。


 ここからは模擬戦形式になっている。
 まず航空偵察に飛んでくる海自のP-3Cと陸自のLR-2。
 LR-2は陸自唯一の固定翼機なんだって。


 上空1000メートルのチヌークから偵察隊が降りてくる。
 Phoneでの撮影のため画像が少し粗いが、白いパラシュートが青空に映えてとてもきれい。


 最初はばらばらだったのが、いつの間にか整然と隊列を整えている。


 続いて本隊降下。散々ぐるぐる回っていたC-2を始めとする固定翼機4機が満を持して登場。


 自衛隊、米軍とりまぜて景気よくばらまいていく。


 地上に降りた端からパラシュートを片付けていく日米両国の降下員たち。


 遠ざかっていくC-2。これで終わりかと思ったら、4機とも戻ってきて再度落とし始めた。
 一体何人落とすつもりだ……。


 良く見ると自衛隊(C-1)と米軍(C-130)で落ちる時の姿勢が違っている。
 自衛隊は飛び出した後すぐ身体を伸ばしているが、米軍は飛び出してもくの字の体勢のまま。
 ちなみに飛び出すときの飛行機の速度は新幹線とほぼ同じらしい。


 気付けば空中の人口密度がものすごいことになっている。


 最終的には250人が降下。何というか、きれい。


 降下が終わると地上戦闘フェーズなのだが、角度的にほとんど見えなかった。
 多分やってる事は総火演と大体同じ。


 チヌークが火砲ぶら下げて飛んできたりするのがちょっと総火演とは違うけど。


 こちらは突入した後ぶら下げられて撤収していく偵察隊。


 砲撃する味方の10式戦車と16式機動戦闘車。


 やられる敵部隊。


 実際に発射はしなかったものの、最終的に味方側は地対艦ミサイルとか空自のペトリオットとか総動員していた。
 ペトリオットと陸自の装備の共演は総火演でもやらない激レア展示。

 これで展示は終了。
 地上が見えなかったのが残念だけど、かなり面白かった。
 特に空挺降下の規模は、ここでないと見られないな。


 展示後のジンギスカンパーティ、通称野宴。
 壇上の来賓は防衛大臣を始め、野田元総理とか元防衛庁長官とか衆参両院議員が10名以上ゾロゾロ。
 そういえば、来賓挨拶の時「私が自衛官から罵倒された議員です」とか言い出していきなりその自衛官の捜査調書読み上げ始めた人がいたけど、そんなの持ち歩いていちいちこういう挨拶の場で御開帳してくるとか、明らかに触っちゃいけない系の人じゃない?

絶対手から降りないマン

 止まり木に戻そうとしても頑として離れないひすい。


「イヤ」


「降りないから」


「絶対降りないから!」

 止まり木に降りるとそのまま扉を閉められて遊ぶ時間終了な事が分かってるもんだから、もう意地でも降りない。
 しかも、これを見ているふぶきも最近真似して、入れようとしても手から離れなくなった。
 そんな所真似しなくていいから。

春まだ遠し

 今日は寒いね。


 といかにもちょっと寒いアピールをしているピリカだが、実際にはヒヨコ電球に加えて床にはシートヒーター、さらに熱が逃げないようまわりを布で覆っているので、一番暖かい環境で暮らしている。

 まあ体感温度は人それぞれだからね。

至福の顔

 またヨガやってる……。


 気持ちよさそうな顔してるね。

 人間様に掻いてもらう時はガン見しながらブーブー文句を言い続けているのに(でもやめると掻いてほしがる)、なんだか納得がいかない。

山のお寺で階段のぼり

 箱根2日目。
 午前中に岡田美術館へ行ってあとは帰ろうかと思っていたのだが、この際なので、1度乗ってみたかった路線に行くことにした。
 その名は「大雄山線」
 小田原駅始発で終点の駅名も大雄山。すごいローカル電車っぽいのにやたら壮大な名前のこの路線、見る度にずっと気になっていたのだ。


 かっこいい。

 調べてみたところでは、もともとこの路線は、大雄山最乗寺への参拝用として敷かれたものが、沿線に工場などが増えたことによりそのまま通勤路線として定着したものだということ。確かに富士フイルム前駅なんてのがあった。
 なるほど、ではとりあえず最乗寺まで行ってみよう。



 最乗寺までは大雄山駅からバスで30分ほど山を登り、さらに10分ほど山林の中を歩く。
 お焚き上げでもやっていたのか、参道には薄く煙が漂ってかなり神々しい。


 ついた。
 開山は1401年らしい。
 杉林の中にいくつものお堂を持つかなり大きなお寺だった。


 至る所に寄進の石碑が建ちまくっている。多分100は下らない。
 日付を見ると全て明治以降なので、それ以前の物は撤去されていると思われる。残されていないそれらがどのぐらいあったのか見当もつかない。
 しかもどうやら講(町内や隣近所などでお参りのために金を出し合って積み立てる制度)もいくつもあったようで、かなり広く信仰を集めていた寺らしい。
 全然知らなかった。


 天狗の阿吽像。
 開祖了庵慧明禅師の弟子、妙覚道了が天狗になったという言い伝えから、このお寺は天狗にちなんだ物が多い。


 山腹の傾斜地に作られているため、境内は階段が多いのだが、特にこの奥の院へ向かう階段は350段ほどあるらしい。
 しかし折角来たのだから挑戦しよう。明日確実に筋肉痛になる予感しかしないのだが。


 超頑張って登頂した。


 境内は水も豊富。全体的に山林なので木陰も多いし、夏は気持ちがよさそう。

 これはなかなかいいお寺だった。
 機会があったらまた来たい。

○おまけ

 お寺専用バイク。
 これに乗って袈裟を翻して走るとかかっこよさしかない。


 駅で金太郎がやたらときらめいていた。
 なぜ金太郎? と首を傾げたが、この駅があるのが足柄市だかららしい。

箱根初詣

 今日は仕事始めだが「どうせ1日だし、みんななるべく会社に来ないように」という上司のお達しで有休を取っている。
 しかし家で1日ゲームばかりやっているのも非生産的なので、箱根に行くことにした。


 とりあえず芦ノ湖まで来たら富士山がよく見えたので、これは駒ヶ岳から見なくてはなるまいとロープウェイで山頂を目指した。
 期待通りの素晴らしい富士山。

 ちなみにこの時、山頂は強烈な寒風で体感温度はほぼ確実に氷点下。ちなみに標高は1300メートルほど。
 ところどころに数日前に降ったとおぼしき雪がうっすらと残っている。
 しかし、そんなこともあろうかと、今回は毛糸の帽子にダウン入りのパンツ、カナダグースのダウンコート、足元はゴアテックスのショートブーツ(レインブーツとも言う)と徹底的に防寒仕様で固めて来たのだ。なので少しも寒くないわ。
 でも耳の装備を忘れたので耳がちぎれそうな思いをしたけども。


 芦ノ湖。


 雲の中にうっすらと大島が見える。
 というかなんだろうこの壁みたいな雲。


 山頂の神社、箱根元宮。
 創建は奈良時代にまでさかのぼる。
 この社の隣には、1メートル四方前後の四角く切り出した岩が多数転がる古代の祭祀跡がある。


 なんとか元宮と富士山を一緒に撮りたくて山頂をひたすらうろうろするが、どうも位置関係が悪くてうまくおさまらない。
 しかも段々雲が出てきた。


 見知らぬおっさんと富士。

 とりあえず山頂を堪能したので、降りて箱根神社に初詣に行くことにした。


 今日も元気な海賊船。
 西武系列の芦ノ湖遊覧船に乗ったら、ずっと同航していた。
 どうせ同じ航路通るんなら、まとめて効率化したらいいのに。


 箱根神社に向かう途中浮いていた水鳥。風で羽毛がめくれちゃっている。
 バンかな?


 神社入り口。いやに人が多い。おまけに駐車場へ向かう車が大渋滞している。
 いやな予感しかしない。


 うわあ……。
 ていうか良く考えたら、昨日までは三が日だったのだ。
 これでもすいてきた方なのかも。


 注連縄の輪っかをくぐってお参りするのが面白かった。

 お参りを済ませた時点で午後3時。
 もう1カ所ぐらいどこか行きたいところだったが、このあたりの施設や店は大体16時か17時には閉まってしまうので、軽食でも取って引き上げることにした。


 山に囲まれたカルデラ湖の夕暮れは早い。
 雲と山際の間から射した光が箱根神社の鳥居をまっすぐに照らしてかなり神々しい。


 気づけば、あんなに晴れていた駒ヶ岳山頂も完全に雲の中。

 そしてバス停は大行列。
 1時間ほど待ってようやく乗れたのだった。

変化する関係

 手の上の2羽。


 ものすごく押しあってる。
 文鳥どもは気合い勝負みたいになっているが、2羽分のふわふわお腹が手に当たるので人間様はちょっと幸せ。

 最近は五十鈴が強くなって、ちょっと気にくわないとすぐいずもに取っ組み合いを仕掛けるので、五十鈴が人間様の肩にいる時などいずもは遠巻きに見るだけで近づいてこないこともある。
 いずもかわいそうに……とちょっと思ったのだが、もしかすると五十鈴のほうこそ、いずものずうずうしさに対抗するために強さを身につけざるを得なかった被害者なのかもしれない。

 ……いやそれは絶対ないな。

謹賀新年

 明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。


 年末が騒乱で終わったので、新年は穏やかな写真で始めよう。
 しかしそこは人間様の椅子なのだが。