チヌーク祭り

 先週海自分を補給完了したので、今日は陸自分を補給しに行ってきた。

 とはいえ、ここまでたどりつくのは実は結構大変だった。
 まず、木更津駐屯地にはウェブサイトがない。
 陸自のサイトで問い合わせ先とあった広報に電話をかけてみたが、結局分かったのは「8時から14時半までやってます」ということだけ。
 とりあえず、過去に行った人のレポートなんかを見ると、木更津駅から送迎バスが出ているようなので、7時半過ぎぐらいに木更津駅につくように行ってみた。
 が、バスがどうしても見つからないので(駅の反対側だったらしい)、これまた過去に行った人によると歩いても行けるとのことだし、きっとでかいカメラバッグを持ってるオタクっぽい人についていけばつけるんじゃないかなと見当をつけて歩くこと数十分、途中で道を聞いたりしながらも幸い迷うこともなく到着したのだった。
 でも、確かに広報の人には8時からと聞いたのに、結局開門したのは9時だったのはどういうことなんだろう……。

 で、中に入るとエプロンにいろんな飛行機やヘリがある。
 見てのとおり、積極的に宣伝していないせいか、とにかくびっくりするほどすいている。走らないでも余裕で最前列にのびのび座れるし、場所だけ取っておいて買い物や展示機をぶらつきに行っても横はいりされたりしない。
 なんだかパラダイスに来た気分。

 飛行展示の準備のために並ぶCH-47『チヌーク』。
 天気はいいし風はさわやかで気持ちがいいしヒバリはさえずってるし、段々眠くなってくる。
 実は、今日の基地祭は、正式には木更津駐屯地の49周年記念行事となっている。
 なので飛行展示の前にいろいろと式典があったりする。

 まず音楽隊が入場。

 続いて基地で勤務する各部隊が入場。

 そして儀仗兵による日の丸がやってくる。

 なぜかヒバリもやってくる。

 そして式典始まり。
 まずは基地司令と議員による観閲から。
 2番目にいるのはハマコーの倅だが、後ろは誰だろう。

 国旗が台に掲げられて国家が演奏される。
 隊員は着剣して敬礼、見物人ももちろん起立するのだが、こういう時、アメリカ人のほうがさっと反応するのは日本人としてちょっと恥ずかしいと思う。
 そしてなぜかまた来ているヒバリ……何? ヒバリって好奇心が強いの?

 いろいろ訓示とかがあって式典終了。飛行展示の準備の間、少年工科学校のドリル演技で間をもたせる。
 手前に報道陣がいるので、その間からしか撮れない。
 

 ヘリ部隊に先だって固定翼機たちがまず離陸していく。

 ヘリのほうも準備完了。エンジンの熱気で後ろの風景が陽炎になっている。
 

 まず先導役の1機が離陸すると……。

 残りのヘリが続く。

 これが全景。種類も大きさも違う数十機のヘリが一斉に離陸、そのまま整然と上空へ去っていく。
 図体のでかいチヌークが多いので、総火演ラストのヘリボーンより迫力がある。

 ヘリが戻ってくるまでしばらく間があるので、ここで号令ラッパ(だっけ?)の演奏と、基地の1日をコラボした展示。
 ラッパに合わせて隊員が日常の動作をこなしていく。



 上左:起床
 上右:食事
 中左:体操(今日は腕立て伏せ)
 中右:国旗掲揚
 下左:書類の受け渡し(そういうラッパがあるらしい)
 下右:就寝準備
 ラスト:おやすみなさい
 ……なんか展示というより宴会芸みたいだ。
 と思っていたら、ヘリ部隊が戻ってきた。


 先導のチヌークを先頭に、要人輸送用のEC-225LPが2番目、そしてその後に続くいろいろなヘリ。

 先に飛んでいた固定翼機たちも加わる。

 その間に去っていくラッパの人たち。
 きちんと毛布は携帯して退場。

 またヘリが戻ってきた。




 今度は超低空飛行で接近し、観客の目の前で次々とUターンしていく。
 しかも1機2機ではなく全機がやるもんだから、もう風で帽子は飛ぶわ砂が眼に入るわで見てるほうは結構必死。


 続いて習志野空挺団の降下。最初に1機のチヌークからひとりが、次に2機のチヌークから合計6人が降下する。
 これも近いので、飛び出す時に機内にひっかけてパラシュートを引き出すロープまで見える。

 1機目と2、3機目の間にOH-1『ニンジャ』の機動飛行。
 相変わらず、どう見てもヘリの動きじゃないのが気持ち悪い。

 空挺団の降下が終わるとAH-1S『コブラ』のペア機動。
 これはまあ普通かな。

 チヌークとUH-60『ブラックホーク』の重量級2機による模擬戦闘。
 わかりにくいが、ドッグファイト状態で旋回しながら機関砲を空砲で撃ち合っている。





 ヘリからの降下いろいろ。
 総火演でもやったやつだが、距離が近いのでとにかくいろいろ見える。
 釣り上げの時の振り回しも派手だった……。
 これで航空展示は終了。
 でも空自の航空祭のように、航空展示が終わるとイベントも終了ではないので、地上の展示機を見たり弁当を食べたり体験飛行の抽選に当たった人を乗せて飛び回る10機ばかりのチヌークを眺めたりしながらのんびり時間を過ごせる。


 展示機いろいろ。
 警察や海上保安庁、アメリカ陸軍や海軍のもきてた。
 本当は展示が終わってそれぞれの基地に帰っていくまで残っていたかったんだけど、明日月曜だし実は朝5時半に起きてるしで断念したのだった。
 なんかすごく面白かった!
 普通の航空祭だと、ヘリはどうしても脇役扱いで地味な印象だけど、こうしてみるとヘリってすごいわ。
 また来年も行きたい。

チヌーク祭り」への2件のフィードバック

  1. 一之瀬美六

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    こんばんは!
    写真の枚数とテキストが今までかなり迷彩不足だったことがわかりましたよ!
    このイベントも結構面白そうですね
    ヘリの縦陣形(何と呼ぶんだろう)総合火力演習より迫力ありそうです
    来年是非ゆこうと思います

    返信
  2. 深度測定長

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     面白かったですよ。
     航空祭って人が押し寄せすぎて祭りというよりむしろ苦行って感じがすること多いですが、ここは素直に「お祭り」を堪能できました。

    返信

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