驚愕の日

 サイトでもおなじみの銀河漂流バイファム、ミンキーモモや北斗の拳、宇宙戦艦ヤマトシリーズなど様々な作品のキャラクターや作画を手がけたダイアポロン・カリスマ芦田こと芦田豊雄氏が23日に亡くなったとのこと。
 いわゆる月刊OUT世代なので、芦田氏というとデッサンばばあとかウンガラの太鼓とかたむぽでポンとかそのへんがあまりにも強烈な印象なのだけど、アニメーターの待遇向上とか地味な部分でも貢献してきた人ということを訃報を読んで知った。
 ピーター・フォークもついこの間亡くなったし、惜しい人がどんどん世を去るなあ。
 閑話休題。
 会社の帰りにちょっとした緑地帯のようなところを歩いていたら、タイルで装飾れた歩道をなにやら歩いている物がいる。
 時間は夜の9時。

 なにこれ……。
 カブトムシにしてはでかすぎるし。
 ゴで始まる人類の敵にしては高さがありすぎるし……。

 ……ヤ、ヤドカリだ……!
 海から少なくとも数キロは離れた緑地帯の歩道を、普通にヤドカリが歩いている訳ですよ。
 しかもでかい。ぎっくちゃんほどではないけど、マメルリハは優に越える大きさ。
 というかこれ、野生じゃなくてどこかで飼われてたのが逃げ出したんではなかろうか。背負ってる貝がきれいすぎるし。

 iPhoneを構えて迫る人間様から逃げまどうヤドカリ。
 ヤドカリのくせにいやに速い。
 とりあえず、久高島のおばあちゃんに続いてのカルチャーショックでした。

驚愕の日」への2件のフィードバック

  1. tri

    AGENT: Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_6_8) AppleWebKit/534.50 (KHTML, like Gecko) Version/5.1 Safari/534.50
    こんにちは。書き込みするのは大変お久しぶりですが
    鳥さんたちの様子をいつも興味深く拝見しております。沖縄紀行も!
    芦田氏の訃報を私もネットで知って驚きました。
    バイファムやミンキーモモ(そしてサイボーグ009)の可愛らしい絵柄に惹かれたり
    月刊OUTではデッサンばばぁの強烈さにビビッたりしたクチです。
    (当時、近隣の上井草の学校に通っていましたが、お目にかかることはありませんでした(笑))
    芦田氏がヤマトや北斗の拳の作画に携わっていたことや、
    アニメーターの待遇向上などのことは訃報の記事で初めて知りました。
    ほんとに惜しい方が去ってしまったものです。
    それにしても、ずいぶんきれいなヤドカリですね。
    こんなのに夜の街路で遭遇して、さぞや驚かれたでしょう。
    遅い時間までのお勤め、お疲れさまです。

    返信
  2. 深度測定長

    AGENT: Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.18) Gecko/20110614 Firefox/3.6.18 ( .NET CLR 3.5.30729)
     ネットで近年の芦田氏の写真を見たら、まるっきりおじいちゃんになっていてびっくりしました。
     当たり前と言えば当たり前なんだけど、いつまでも「芦田おぢさん」のイメージでいたので、それがまたショックでしたね。
     小松左京も亡くなったし、続きますね。
     そうなんです、すごい貝殻がきれいだったんで、飼われてたんじゃないかなと思ったんです>ヤドカリ
     でも翌日会社で話しても、誰も信じてくれませんでした……。

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