新しいパジャマを着ていずもをカゴから出そうとしたら、一目散に奥に逃げ込んでこの顔。
普段は扉を開けるやいなや飛び出してくるのだが。
ちゃんと服の違いを見分けるのは偉いけど、人間の顔の方も覚えておこうね。
ビッグレスキューあづまの見学第2弾。
12日は朝霞駐屯地で全体的なシミュレーションや、隊員家族のケアについての演習だったが、今回は実働演習ということで、横浜のノースドック(瑞穂埠頭)での米軍舟艇を使った物資輸送を見てきた。

まずは陸自の横浜駐屯地で、演習の内容についてブリーフィング。資料は公開不可なので駐屯地本部玄関の写真を載せてみた。
ノースドックに停泊する米陸軍の上陸用舟艇(LCU)に陸自の車両を積んで、沼津の海兵隊基地まで運び、明日の朝揚陸させるのだが、この積み降ろしを見るというのが今回の見学になる。
実は明日の沼津の揚陸も見学可能だったのだが、仕事の都合で休みが取れなかった。ビーチング見たかったよ。
なお、横浜駐屯地は人数が160人と日本で3番目に小さい上に、あるのが住宅地のど真ん中、駐在している中央輸送業務隊の業務が陸自が輸送に利用する民間の輸送業者の手配契約、現地での管理という完全な後方支援なため、ほとんどその存在が知られていない。
ただ、その手配契約先が国内の宅配業者や輸送業者はもちろん、あのナッチャンWorldを始めとする貨物船や航空機、海外向けとなればアントノフやイリューシン輸送機にまで及ぶ上に、演習や災害派遣、PKOとなれば真っ先に現地に飛んで部隊や機材のスムーズな移動をサポートしなくてはならないそうで、やってることは地味なのか派手なのかいまちよく分からない。
で、ブリーフィングの後はノースドックに移動して、実際の動作を見学する。

ノースドックはみなとみらいの向かいにある。
良く海軍の音響測定艦とかが泊まっているので海軍施設かと思っていたが、実は陸軍の施設だったらしい。
というか、自衛隊ではこういう船舶運用は海自が一括してやってるけど、アメリカでは陸軍が独自にやってるのか。米軍は自衛隊みたいにコンパクトではないから、陸海軍で同じ部隊を持つダブりの無駄より、独自に船舶部隊を持つ利便性の方が大きいのかな。


多分陸軍がチャーターしたカーフェリーとか、海軍のタグボートとかいろいろ泊まってる。

ベイブリッジをバックに連なって停泊しているLCU。「US ARMY」と書いてあるのが変な感じ。
海自の輸送艇1号2号と同じタイプだが、こっちのほうが大きい。


陸自の災害派遣車両が乗り込んでいく。
ただ木材が並べてあるだけの足場がかなり不安……。

……と思っていたらその不安が的中した。
潮が満ちてきて木材が浮いてしまい、足で押さえないと流れていってしまう。
実は、このノースドックに入る時、米軍側の手違いで手続きに大幅に時間がかかったため、当初予定していたよりも潮位が上がってしまったのだ。

なんとかやりくりしつつ2台目の車両が乗り込もうとするが、あえなく脱輪。
もうこれ無理な気がするんですけど……。


でも最後にはなんとか押し込んでいた。
夜を待って出航し、朝に沼津に着く予定。

本当ならこの後LCUの中も見れるはずだったのだが、もう潮がこんな状態なので入れなかった。
別に後は帰るだけなので濡れても全然構わないのだが、安全上そういう訳にもいかないらしい。
ちなみに写っている私服のお兄さんは多分通訳。
この後、ノースドック内にある中央輸送業務隊の集積倉庫を見て終了。
船便、航空便で海外とやりとりする陸海空の荷物のほとんどをこの倉庫に一旦集め、通関と仕分けをして各地へ送り出している。
訓練も面白かったけど、中央輸送業務隊もかなり面白かった。そういう部隊があるなんて全然知らなかった。
東部方面音楽隊の定期演奏会に行ってきた。
音楽まつりではなく、まじめなほう。

プログラム。
前半と後半で全く傾向が違う珍しい構成。
あと、こういう演奏会は大抵、隊長と副隊長で指揮を分担するんだけど、今回は隊長が全部やっていた。
その方がクオリティが安定するといえばするのだが、隊長はすごく大変そう。
こういった演奏会には、制服を着た中学生や高校生が集団で来ていることが良くある。
こういう学生たちはほとんどがブラスバンド部員で、一般観客とは別に、招待されて見にきているのだとか。
実は自衛隊は割と学生のブラスバンド部への協力に力を入れていて、学生をこういう演奏会に招待したり、隊員が学校に指導に行ったりを結構やっているとのこと。
確かに、音楽を学ぶのにはお金がかかるし、学校によってはそういう費用を捻出するのも大変だから、入場料とか指導料とかを必要としない自衛隊が協力してあげるのはいいことだと思う。