この日は朝いちで秩父宮記念公園見学。
もともとは昭和天皇の弟の秩父宮が結核の療養のために使用していたもので、お妃の勢津子妃の遺言で御殿場市に寄贈、公園として整備されたものだとか。
御殿場駅から車で10分ぐらいの所にあるのに、バス路線が不自由なせいか全然知られていない。
ちなみに昭和天皇には3人の弟がいて、この秩父宮はすぐ下の1歳差の弟。さらに4歳下で一部海軍マニアに絶大な人気を誇る高松宮が続き、この間オリンピック招致に協力した高円宮久子妃の舅三笠宮は昭和天皇とは14歳差。
門を入るとすぐうっそうとしたヒノキの林。
あ、ここは良い場所だ。
中に入ると緑に満ちあふれている。
秩父宮ご夫妻が自然が好きだったことと、戦後の窮乏期に宮家といえども自活しなくてはならなかったことから、ここにはいろいろな植物が栽培されている。
今は野草園といった趣だが、昔は完全農場化して秩父宮農場とご近所から呼ばれてた時代もあるらしい。
ご夫妻が住んでいた所。元々は地元の有力者の別荘だった。
下からのロケーションもなかなかだが……。
上がると富士山が一望できる。
実際に使われていた時はまだ木がここまで育っていなかったので、麓から山頂まで見えたらしい。
100年物のしだれ桜の巨木。これもご夫妻がいたころは小さかったので、こんな風に見事な姿をご夫妻は知らない。
中は基本和室だが、1室は洋室に改装されている。
三笠宮がイギリスに留学していた時代の家具をそのまま据えたもの。
欲しがっていたアメリカのコミックのキャラクター、シュムーを抱いて満面の笑顔の三笠宮。
かわいい。ていうか昭和天皇そっくり……。
庭園というほど整然と整備されたものではなく、ある程度自然を残した緑豊かな隠れた名所という感じだった。
一見の価値ありだけど、ちょっと話題になるとたちまち人が押し寄せて荒らされるこのご時世、有名になったらここもその憂き目に遭いそうな気もするのが複雑。
ここで今回の見学は終了。
この後は箱根に行って、ガラスの森美術館に行って温泉に入ることにする。
もう毎年恒例になりつつあるガラスの森美術館。
展示品は好きなのだが、人寄せのために展示室の中やレストランでやっている演奏会、特にレストランのカンツォーネ生演奏はいらないといつも思う。
美術品をじっくり見ていたいのに演奏会の人混みに巻き込まれるとか、箱根の山や緑を眺めて静かに食事をしたいのに強制的に歌聞かされるとかぶっちゃけ迷惑。
温泉は箱根湯本にある天成園という日帰り温泉も可能なホテル。源泉を3つに湧水、滝まで自前で持ってる珍しいホテル。
駅からの所要時間が書いていなかったので、まあ歩いて行けるだろうと地図を見ながら歩き出したら30分ぐらい坂道をのぼらされた。だから時間が書いてなかったのか……。
滝のところで寝ていたアヒルの兄弟。すぐ前を横切っても身動きもしないが、触ろうとすると怒って去って行く。
水浴びをしているアヒル。マスコット的な存在らしく赤い蝶結びのリボンを首にしていた。
これも慣れていて人が寄っても平然としているが、やっぱり触ろうとすると怒って去って行く。
温泉だが、源泉といっても量が少ないのか、掛け流しはちっちゃな一部の浴槽だけだった。
効果の程もよく分からなかったが、入った後、いつもハンドクリームを手放せない程の指先の乾燥がほとんどなくなったので、一応効果はあるんだと思う。
御殿場で公園見て箱根行った
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