4/17、18と立山黒部アルペンルートに行ってきましたが、帰宅が遅くなったためまとめてアップします。
今日は朝から室堂で雪の大谷と自由散策。
朝といっても室堂に着くのは10時過ぎなので結構遅い。折角すぐ近くに泊まる地の利を活かせていない。朝早く行ってすいているうちに歩きたかった。

立山天望山荘から室堂まではバスで20分、標高差500メートルほど。
室堂からガイドつきで雪の大谷を見に行く。

ここまでの除雪に使われた超大型除雪車。立山熊太郎。
どこかの空港にも同じタイプの除雪車があるらしい。

正面の山では山スキーや山スノボを楽しんでいる人がいた。
当然リフトや乗り物はないので、スキーやスノボをかついで登って滑り降りてくる。
まあ確かに、こういうなんにもない所なら気持ちがよさそう。

毎日10時~15時まで、2車線のうち1車線が歩行者専用になるので、てくてく歩いて雪の壁の高さを実感できる。
ただ、雪の壁の表面は、中国人のラクガキで埋め尽くされているので風情も何もあったものではない。
立ち入りが禁止されている車道側にまでわざわざ出て行ってラクガキする人までいたりして、とりあえずきれいな物にはラクガキしないと病気になる民族なのか? と思ったりする。

今年8月で営業を終了するホテル立山。
でも来年には買収した星野リゾートが改修してまた開業するらしい。

1時間ほどかけて雪の大谷と室堂を往復して、後は2時間ほどのフリータイムになる。
この間に昼ご飯も済ませる必要があるので、前から食べたかったホテル立山のラウンジ「りんどう」のシフォンケーキを食べる事にした(なお昼食は別途天望山荘で作ってもらった焼おにぎりがある)。
来る度にトライしているんだけど、タイミングが悪くて時間がなかったり売り切れてたりで都度断念していたんだよね。今回は20分ほど待って入れた。
飾りのライチョウクッキーかわいい。あとカラメルソースのほろ苦さがシフォンの甘さとマッチしておいしかった。
なお、このラウンジはホテル終了後も営業は続くとのこと。

シフォンを食べた後は、またちょっと室堂を歩いてみる。
ライチョウを探しに行こうかと思ったが、足元があまり良くなくて歩くのに時間がかかるので、集合時間に間に合わない可能性を考えて断念した。
まあシフォンに時間を割いた時点でそれは覚悟していたし。

上の写真では雪が降っていたのだが、そのうちやんで雲が切れて青空が覗き始めた。
さらに10分もたつと日が差してきた。ほんと山の天気は分からない。
写真左側に優雅にチェアとテーブルを持ち出して音楽まで流し、雪原のコーヒータイムを楽しむカップルがいるが、当然ながらこういう事をするのはルール違反。

みくりが池と反対側、室堂山荘の方へ少し歩いて行ってみる。
もうちょっと歩くとミドリが池という小さな池があって、そこも割とライチョウが目撃されているのだが、ちょっと坂が急なのであきらめた。
遠くに見える山の稜線からは早くも雪がなくなっている。

そして、風に飛ばされてやってきたとおぼしい緑色のきれいなクモ。
ちょっとまだ来るには季節が早すぎたね……。

そんな風にうろうろしていたら集合時間になったので、ターミナルから電気バスに乗る。
ちなみにシーズン最初の土曜日なためか、ターミナルはめちゃくちゃ混んでいる。そしてほぼ8割が中国人と東南アジア人。

乗るとつい撮ってしまう電気バス。
そして、この電気バスで大観峰に向かっている最中に、長野大町で震度5を記録する地震が発生した。
幸い、堅牢な岩盤の山の中ということで、ほとんど揺れは感じなかったのだが、大観峰に着いたら次のロープウェーを始め、全ての乗り物が点検のために止まっていた。
再開時間は不明とのことで、先の見えない待機が始まる。

足止めを食らった観光客でごったがえす待合室。この下にももうひとつ待合室があるのだが、そっちも大変な事になっている。
とりあえずの暇つぶしにでもと展望台に出てみるが、そこも大混雑していてとても長居をする気になれない。

黒部湖はいやに水が少ないと思ったら、実際例年よりかなり水位が低いらしい。
あと、いつもはこの時期は凍っているはずなのだとか。
そんな風にして約2時間、運悪く座る場所を確保できなかったので立ちっぱなしでいたら、ようやく交通機関が再開した。
でもびっくりした事に、今回ハーフカットのきちんとしたメーカー物のトレッキングシューズを履いていたら、これだけ立ち続けていてもほとんど足にダメージがなかった。
普通のスニーカーだったら歩けなくなっていたかもしれない。トレッキングシューズの足の保護力すごい。

そしてここから先は全ての乗り物にすし詰めで降ろされる。
まずはロープウェー。

ここにも山スキーのシュプールがあちこちついている。
でもここは雪崩が起きやすく、木などの障害物が飛び出している事も多くて危ないからお勧めしないと係員の人が言っていた。

黒部平に到着。
ここから黒部ダムに降りるケーブルカーもすし詰め。

本当に水がない黒部ダム。
本来ならここで1時間ぐらい自由時間があるはずだったのだが、当然ながらスケジュールが遅れまくっているのでそんな余裕もなく、ただ歩いて通過するだけになっている。

まだ放水の季節ではないので水も止まっている。
そういえば、放水していないダム見るの初めてだな。

なんか船がいた。名前は「しらとり」。
後で調べたら、ダム建設で水没した橋に代わって運行されている無料の渡船とのこと。そんなものがあるんだ……。

またすし詰めで電気バスに乗り、ようやく扇沢に到着した。
ここからは貸切バスで松本駅に行き、特急あずさに乗るのだが、当然ながら当初予定していた電車にはもう乗れない。
次に乗れるのが20時過ぎのあずさで、しかも地震の影響で遅れたため、家に帰り着いたのはほぼ日が変わろうかという時間だった。
まあ、同じツアーの人の中には帰れなくなった人もいたので、まだ家に帰れただけラッキーだったかもしれない。
とりあえずひどい目にあったが、まあこれも滅多にできない経験だと思えば面白かった。
ツアーの人や、他の観光客も皆冷静で辛抱強かったので、最後まで混乱する事もなく行けたのは良かったと思う。




