花と鳥と猿の上高地 その2

 5/15、16と上高地に行ってきたので、まとめてアップします。


 今日も朝からいい天気。
 日に焼ける予感しかしない。
 風が冷たいから長袖でいいのが幸いだけど。


 昨日の池の湿地の上で、マガモ夫妻が堂々と寝ている。
 すでに時刻は朝7時過ぎ。太陽は高々と上がっている。
 彼らが寝ている数メートル横は道路で、観光客が歩いたり彼らの写真を撮ったりしている。
 しかし彼らは何の反応もせずにひたすら爆睡している。
 いいんだけどさ……もうちょっと野生を思い出そうよ……。


 別の池では、昨日も見た親子がまたエサを探していた。
 そう、これが本来の野鳥の正しい姿なんだよ。
 何なんだろうあのマガモ夫婦は?


 河童橋到着。
 またいつもの右岸の自然探索路を通って明神に向かい、そこからさらに徳沢に行くのが今日のコース。
 9月と同じだけど、風景はだいぶ違うはず。楽しみ。 


 岳沢湿原への途中で、またオシドリ夫婦に出会った。
 昨日オスがメスに怒られてたカップルかな?


 このあたりは花が咲くのはもう少し先なのかな。あまりにも何も生えてなさ過ぎる気はするけれど。


 なお、朝のニリンソウはこんな感じ。
 太陽が当たらないと花が開かないので、見頃は11時ぐらいかららしい。このあたりのは昨日見ているからいいけど。


 エサ探し中のサルの群れ。木に登ってるのは小さいので、去年生まれた子供っぽい。


 こっちではぴくりとも動かずひなたぼっこをしていた。


 というわけで穂高神社奥宮到着。


 神社前にもサルがいた。生まれたばかりの赤ん坊を抱っこして座っている。これもひなたぼっこかな?
 何人かが少し離れた所から写真を撮っているのだが、大人のサルたちは徹底して知らんぷりしている。人間を完全に空気扱いしている状態。
 でもまだそういうルールが分かっていない赤ん坊は、好奇心の方が勝っちゃうらしくてちらちら人間を見ていた。


 奥宮で少し休憩して、いよいよメインイベントの徳沢へGO。


 ここでもニリンソウ以外にいろんな花が咲いている。
 明神館のそばにしか咲いてなかった花。色々調べたらどうやらキケマンという花らしい。


 ニリンソウと並んで有名なサンカヨウもあちこちに咲いてた。
 水に濡れると花びらが透明なガラスみたいになる。試したかったけどお茶しか持っていなかったのであきらめた。


 シジュウカラ……?
 カラ類はあまり人を恐がらないのか気が強いのか、割と近くに姿を見せてくれる。
 でも他の鳥は、声はすれども姿は見えないし、見つけてもすぐにぱっとどこかへ飛んでいってしまう。
 そういえばキツツキのタラララララ……というドラミングも何回か聞こえてきてたっけ。どこにいるかは分からなかったけど。


 まだ葉のない林を通して穂高岳が良く見える。
 これもこの季節だけしか撮れない風景。


 そして明神を遙かにしのぐニリンソウの大群落。
 行けども行けどもこの調子で、視界にはひたすらニリンソウが咲いている。
 すごいなあ、やっぱりここは春に来るべき場所だった。


 徳沢到着。
 徳沢ロッジの前もびっしりとニリンソウ。


 そしてやっぱり花を食っているキジバト。

 今回も横尾まで行くには時間が足りないので、前回食べれなかったカレーを食べて一休み。
 が、風に吹かれながら外のベンチに座っていたら、あまりの気候の良さについ寝てしまったので、これはまずいと早々に出発することにする。


 ケッ、ケッと鳴きながら飛んできた鳥。
 とりあえず最大望遠で撮ってみた。多分アカゲラだと思う。


 帰りもニリンソウや山を愛でながら歩く。


 穂高の雪渓。誰か登っていたりするかと思ったけどさすがにいなかった。
 でもスキーを担いで横尾に向かう人を見たので、山スキーをする場所はあるっぽい。


 ニリンソウに次いで多いのがスミレ。これも特定の場所でかなりの群落を作って咲いていたりする。
 花が大きかったり小さかったり、色が濃かったり薄かったりするんだけど、種類が違うのか個体差なのか分からない。実家の山に咲いてたスミレはみんなおんなじ感じだったし。


 小さいけれど青と紫がきれいな花。エゾムラサキ。


 サンカヨウ。



 緑のニリンソウいろいろ。
 一株全部緑の花というのも見たんだけど、ピンボケしてしまったのが残念。


 微妙な黄色と緑のグラデーションがとてもきれいな花。ネコノメソウ。


 そしてすごい格好で座っていたサル。


 少し離れた所では、子供を大事そうに抱えた母ザルがちらほら。
 なんか毛がずいぶん白いね。年取ってるのかな?


 目が合いそうになった瞬間、シャッターを切りながら顔をそむけた(人間の方が)。


 食後の一休みなのか、くつろぎまくっている。


「この人間しょーがねーな、見ないふりをしてやるか」的な大人感が漂ってくるイケメン。


 ツバメオモトというらしい。オモトって万年青か。


 ラストの緑のニリンソウ。

 ニリンソウは河童橋から上流に行けば行くほど群落が大きくなる。
 距離にして数キロで、気候差も標高差もほぼないのに、何が違うんだろう?
 そういえば、サンカヨウも徳沢近くでは結構咲いていたけど、河童橋に戻るにつれて、まだ葉っぱだけだったりつぼみが小さかったりばかりになっていた。
 やっぱり何かが違うのかな。


 駐車場のあたりを、何やらくわえたキセキレイがせわしなく歩き回っている。
 どうやら警戒されているようなので身を隠したら、ぱっと飛び立って近くの倉庫の軒下に姿を消した。


 後でこっそり覗いて見たら、巣からヒナがハーハー言いながら顔を出していた。
 暑そう……。

 サンカヨウの透明化を試せなかったのが残念だったけど、ニリンソウの花畑はすごかった。
 連休明けでそれほど殺人的な混み方はしていないし(あくまでも比較的というレベルではあるけど)、風は爽やかでからっとしていて過ごしやすいし、多分一番いい季節なんじゃないかな。

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