なんだかんだ言いながらちょこちょこ海自分や陸自分を補給している気がする沖縄での日々だが、今日はTwitterで当たったホワイト・ビーチの米海軍基地見学ツアーに行ってきた。
ちなみにホワイト・ビーチというのは通称で、正式名称は在沖米海軍艦隊活動司令部。補給や訓練、警備など、在日米海軍のソフト面での後方支援を担っている基地になる。
まず見たのは標的部隊。
訓練のための標的を管理したり運用したりしているところ。
海自では訓練支援艦『てんりゅう』が同じようなことをやっている。
左:標的曳航用のウォーターバイク。有人でも無人でも操縦可能。後ろについてるのはGPS。
右:無人操縦装置。直感的に操作できるので使いやすい。
どう見てもピ○チュウ塗装されたバナナボートにしか見えないが、機関銃など小口径の火器のための曳航標的とのこと。
左:これは空中用の標的。翼の下に抱いてるのは加速用の補助ロケット。
右:操作、制御システム。扱う人たちは素人から3ヶ月でベテランのレベルになるらしい。
撃破されなかった時はこのパラシュートで降りてきて回収され、再利用される。
そういえば「訓練で自分たちが発射した標的が撃破されなかった時はどういう気分か」「誰も標的に当てられなかった時はやはり勝利感があるのか」とか質問してた人がいたけど、そういう質問て無意味じゃないのかなあ。
この基地の役割と司令部の管轄等について、司令官からブリーフィング。
この後、同居している海自の基地の司令と昼食の予定があると言いながらも、丁寧に説明してくれた。
次に見せてもらったのが基地内消防隊。
左:装備一式。ちなみにここの隊員は部長のみが米軍、他は全員現地雇用の日本人。とにかく明るくてノリがいい。
右:おなじみの「装備を何秒で着れるか」パフォーマンス。右の奥で笑っているのは司令官に代わって同行してくれている参謀長。
左:消防隊の次は警備隊。ここでは装備の銃器の説明をしてくれた。
本当は組織とか仕事とかについて聞きたかったんだけど、業務の性質上言えないことが多いのかな。
右:わざわさ実演してくれる。この後訓練用のシミュレーションでの拳銃射撃やらせてもらった。
もちろんシミュレーションだから実弾ではないけど、反動や音は実際の物と同じだそうで結構びっくりした。
左:最後が桟橋訪問。でも運悪く艦艇は全くいなかった。
右:そんな中、台風の風に翻弄されながら土砂サルベージのための海底調査をやっていた潜水隊。
で、基地内のレストランで参謀長と一緒にお昼。
左:当然ながらメニューは全部英語だった……いや説明も書いてあるから時間をかければ読めるけどね。
右:日替わりのスペシャルランチを頼んでみた。これで7ドル50セント(右上のレモネードは別)。ちなみにサラダとスープはバイキング方式。
正直に言うと、横須賀の米軍基地のよりおいしい。
食後は展望台から風景を眺めて終了。
左:手前が食事の前に行った桟橋(海軍桟橋)。奥にあるのは陸軍が管轄している陸軍桟橋。
右:このあたりはレクリエーション地区になっていて、キャンプ用のコテージが並んでいる。
多分横須賀とかでは見られない設備ばかりで、面白かった。
あと、司令官、参謀長まで出てくる基地側の歓待ぶりが印象的だった。
ここでは米軍は日本人相手の広報、宣伝を、我々が思っている以上に重要だと考えているらしい。
横須賀ではあまりそういう感じを受けたことはない、というかむしろ微妙な距離感があったりするので、やっぱり土地の事情に配慮してなのだろうか?
ちなみにこんなものをもらった。
日米同盟に関する萌えパンフ、基地の写真、消防隊のパッチ、在日米軍ピンズ。
萌えパンフか……。
AGENT: Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/534.30 (KHTML, like Gecko) Chrome/12.0.742.122 Safari/534.30
あれ?封印するとか言ってたわりになんか充実してません?(笑
萌えパンフ羨ましい!!(笑
AGENT: Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.18) Gecko/20110614 Firefox/3.6.18 ( .NET CLR 3.5.30729)
だってどういう訳か普段よりむしろ濃い環境に置かれちゃってるんですもの(笑)。
萌えパンフは横須賀の一般公開でもらえるのかな? どっかの基地に手紙出してくださいと言えば送ってもらえる気もしますが。機会があったらもらっときます。