インコども」カテゴリーアーカイブ

気になるおとなり

 床でゴソゴソ何かを囓る長門が気になって仕方ないセノーテ。


「何してるの?」


「ねえ、何してるの?」

 これでセノーテは長門に興味を持ってしまったらしい。
 カゴから出すとすぐに長門のカゴに行こうとする。幸いにと言うか、これまで自分より大きな鳥を見たことがなかった長門は、セノーテが来るとさっさと離れた所に逃げていってしまうので、今のところは衝突は起こっていないが、何しろ殺傷能力が高い鳥同士だから何があるか分からないし、さらには長門のカゴの上にカゴを置いているひすいが、こちらは例によって闘志満々で寄っていく。
 なんでマメルリハってそうなんだろう……。
 なので、セノーテが行こうとする度に、手でブロックしたりお気に入りの囓り枝に乗せたりして阻んでいるのだが、それが気に入らないセノーテは意地になって噛んでくる。
 折角噛まない鳥を買ったのに、このままだと噛み癖がついてしまいそうで困っている。

黒と白の争い

 夜、寝かせる前にカゴの掃除をしようとしたら、何にびっくりしたのか開けた出入り口から飛び出してしまったふぶき。


 先に寝かせたアッサムのカゴに行ったと思ったら、隣のカラと大騒ぎでケンカしている。

 この2羽ならお互い騒ぐだけで実力行使には至らないから、掃除が終わるまで放っておくか。

昇りインコと下りインコ


 かまって×2。

 どうもセノーテはちょっと馴れすぎてしまった模様。
 ショップでは遠くからこっちを眺めているような子だったのに、今や何かというと構ってほしくて一生懸命人間様の注意を引こうと話しかけてくるインコになってしまった。
 もちろん人間様にも仕事とかゲームとかいろいろ都合はあるわけで、そういう時は相手にしなければそのうち諦めてひとり遊びや羽繕いを始めるのだが、お手洗いとかちょっと何かつまもうとかで人間様が立ち上がると、また遊んでムーブが再開されてしまう。
 そんなになるほどベタベタさせてやった記憶はないんだけどな。
 カゴの近くを通る度に、ちょっと頭を掻いてやったりしていたのがいけなかったんだろうか?

お姉ちゃん気になる

 変な格好で輪っかにはまってうっとりしているふぶきが気になって仕方ないセノーテ。


 こういうくつろいだ姿を見せるということは、やっと隣のセノーテの存在に慣れてきたらしい。

 セノーテはふぶきにちょっと興味があるようで、この時も気を引こうとバードテントを揺らしてカチャカチャ音をたてたりしていたのだが、ふぶきからは完全に無視されている。
 まあ隣に変な格好している人がいたら気になるよね。

隣は自然現象

 バードテントをひたすら揺らし続けて遊ぶセノーテと、無関心で羽繕いをするふぶき。


 頭掻くの長いな、ふぶき。

 前はふぶきもセノーテのこの動きをウザがって威嚇したりしていたのだが、最近はもう完全に無視するようになった。
 もしかすると、同じ生物と認めていないのかもしれない。


 まあ下手にお互い関心を持たれるよりはいいんだけれどね。
 さすがに絡むには体格差がありすぎる。

あなたのお写真撮りますよ

 セノーテをカメラに慣らしておこうと思う。
 気付いている人も多いと思うが、我が家の鳥どもの写真は、カゴの外からズームで撮影した物が多い。
 これはマメどもやフェデフルールがカメラを警戒するので、あまり近寄れないからなのだ。
 サーラルとかヒナの頃から割と撮っていたのに、大人になったらやっぱりカメラが好きではない鳥になってしまったので、種類や個体の性質にもよるのかもしれないが、なるべくならセノーテには早い内からカメラが恐くないと認識しておいてもらいたい。

 というわけで、そばによって撮影会をする事にした。


 初めて間近で見るカメラを警戒して、奥に引っ込んでしまったセノーテ。


 一方、こちらはいそいそと寄ってきた隣の長門。
 なんでお前はそこまでカメラが好きなのか、それも良く分からないよ……。


 恐がるセノーテを尻目に、一生懸命撮って欲しいアピールをする長門。


 一方、相変わらず遠くから様子を伺うセノーテ。


 たくさん撮ってもらえて満足げな長門。
(実はこれ以外に何枚も撮っている)


 ……そして、そんな風に楽しそうな長門が気になってとうとう出てきたセノーテ。

 うん、絶対こうなると思ったんだ。
 他の鳥がかまってもらっていると、絶対に「自分も」となるのがインコの性だから。
 あとは写される事そのものに慣らしていこうかな。

弟は重量級

 長門とセノーテの大きさ比較。


 セノーテをかまうと、自分もとやってくる長門。

 実はホオミドリとコミドリコンゴウは、全長はそれほど変わらない(ホオミドリ26~28センチ、コミドリコンゴウ30センチ)。
 しかし体重はコミドリコンゴウがホオミドリのほぼ倍。体型も、どちらかといえば翼が長くて流線型のホオミドリに比べると、頭が大きくがっしりとして骨太。
 なので実際のサイズ感としては、コミドリコンゴウの方がかなり大きく感じる。


 ついでにいつものかまってーず。
 お前達ほんとに仲いいね。

囮と本命

 カゴごしに近い感じでくつろいでいる2羽。


 アッサムの毛引きは地味に進んでいて、こうやっていると分からないが、喉のあたりはもう赤肌が見えちゃっている。
 羽繕いのついでに抜いているので、なかなか止められない。

 ひすいを外に出すとアッサムも必ず出たがるので、アッサムに目薬を刺す時は、まずひすいを出してアッサムを外に誘い、しばらく一緒に遊ばせてから、おもむろにひすいだけカゴに戻してアッサムを掴んで目薬決行! としている。
 アッサムだけ無理にカゴから出すと、嫌がって噛んだり手からのすり抜けを図ったりの大暴れになるのだが、ひすいにつられて自分から出てきた時には、なんとなく大人しく目薬を刺させているのがちょっと面白い。

インコのきもち

 鳥の気持ちを推し量るのは難しい。


 すごく出して欲しいけどカメラがちょっと恐い。


 別に出たくはないんだけれど、呼んだら返事をしてほしい。


 出ても出なくても、かまってくれるならどっちでもいい。

 ちっちゃいのにほんと個性が豊かだね、お前たちは。