ティカルはハエトリグモが恐い。
洋蘭の植木鉢やらにつく虫を目当てに、我が家には数匹のハエトリグモが通年住んでいて、たまに天井とか壁とかを歩いていることがある。
そんな彼らを見つけると、ティカルはグルルルル……グルルルル……と低い声でうなり始める。びっくりしたり怒ったりした時に出すぎゃっという叫び声ではなく、ひたすらグルグルうなりながら、クモの動きをずっと目で追っている。
その気になれば一口で噛み殺せる程度の相手に、何をそんなに警戒しているのかと思うが、とにかくティカルにとってクモは相容れない存在らしい。
他のインコどもは全然平気なのに。
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大人になった僕
今日も抱っこされてます。
ティカルは発情期が始まったらしい。
時々オモチャでお尻をすりすりしながら疑似交尾や吐き戻しをするようになった。
あと、なんだか呼び鳴きがひどくなって、ちょっと人間様が隣の部屋に行っただけでも大声で鳴き続けたりする。インコ独特のわーわー言う叫び声はともかくとして、「どうしました? どうしました? どうしました? どうしました?……」とか「ちょっと待ってて、ちょっと待ってて、ちょっと待ってて、ちょっと待ってて……」とか、お気に入りの言葉を際限なく繰り返すので、無視しようとしても笑わないでいるのが難しい。
もっとも、人間様がいなくなっても全く鳴かずに大人しくしている事も割とあるので、その基準が分からない。
幸いな事に、良く言われているような凶暴化はまだしていないので、このまま平穏に(でもないけど)発情を過ぎていってほしい。
あまったれのティカル
頭にタッチ
寝方に癖がある
努力の音
退化途中
アップデートが早すぎる
ティカルのフン事情
ティカルのフンの始末がズボラで困っている。
もともとフンが水っぽいたちなのだが、それをエサ入れの中に平気でするので、ペレットがフンの水分を吸ってしばしば大変な事になっている。
しかも、それだけではおさまらずにカゴの金網につかまったまま外に飛ばす。別に人間様にかまってほしくて金網にしがみつき続けた結果というわけではなく、四方八方気が向くままになので、ティカルのカゴのまわりは非常に汚れて掃除が大変。
セノーテの時はこんな問題は起こらなかった。まあたまにエサ入れの中にはしていたが、外に飛ばすなんて事は絶対にしなかった。セノーテがいかに行儀のいいインコだったかを、今になってしみじみと思い出している。
この差は一体何なのだろう。単なる性格の問題だろうか?
謎のぽぽちゃん
カメラを向けると金網に貼り付いてくるので、同じ写真しか撮れないティカル。
コミュニケーションする相手が人間だけだからか、ティカルは結構多彩な人まねをする。
このあたり、成長期を同じコミドリと過ごして、鳥の鳴き声を基本的な言語として学習したセノーテとは違っている。
その中でも、お気に入りっぽくて良く口にする定番の言葉はいくつかある。その中の一つが「アレクサ」。人間様がECHO Dotに命じるのを聞いていて覚えてしまったものだが、発音しやすいらしくて何かというと「アレクサ」と言う。
そして恐ろしい事に、ECHO Dotの側も、自分の名前と認識した単語の聞き取り機能を学習、最適化させているらしく、いつしかティカルが「アレクサ」と言うと青く反応し、ついには何やら返答し出すようになった。
なので最近はECHO Dotを使わないようにしている。これ以上双方が学習を重ねて会話が成立するようになると大変なので。
それからもう一つ良く口にするのが「ぽぽちゃん!」という呼びかけ。
ただ、我が家にはぽぽちゃんなどという名前の存在はいない。多分、何か別の言葉を誤って覚えて、そのまま定着してしまったのだろうが、いつもものすごく確信に満ちて「ぽぽちゃん!」と呼びかけてくるので、つい返事をしないといけない気になってしまう。










