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ちょっと箱根を見に行ってくる

 夜間演習で夜が遅くなったので、御殿場に1泊して箱根を回って帰ってきた。
 まずは前から行きたかった大涌谷。

 平日だからすいているだろうと思いきや、なんだかえらい混んでいる。
 夏休み最後の週末だから親子連れが多いのは分かるが、普通にカップルとかじじばばとかあんまり夏休みが関係なさそうな人たちがいやに多い。
 あと、大涌谷ってこんなにショボかったっけ? まあ行ったのが小学校の修学旅行だったから、そもそも当時とスケール感が違っているんだろうけど。
 なんかがっかり。
 しかもそういう時に限って容赦なく会社から仕事上の問題が解決しないという電話が入ってきてさらに凹む。
 まあ、休みの間代理で対応してもらっているんだし、会社の人にはこっちがどこで何をやっているかなど分からないのだから文句を言う筋合いはないのだが、よりによって大涌谷のど真ん中の、しかも周囲は全員楽しげな観光客という時にそんな電話をかけてこなくてもいいじゃないか。

 大涌谷の次は特に予定もなかったのだが、ヴェネチアングラス展をやっているというガラスの森美術館に行った。

 中庭で固まっているカルガモのヒナ。
 もふもふ。
 気に入ったお土産は見つからなかったし、おいしいものも見つからないし、なんかモヤモヤした気分で帰ってきたのだった。

やちむん

 多分沖縄でいちばん買ったのは、やちむん、いわゆる焼き物だと思う。

 出してみたらこんだけあった。
 反省はしていない。
 沖縄の焼き物は窯単位で全く違っていたりするので、ひとつの店で気に入ったものを買っても、また次の店で別の物が気に入ったりする。
 あと何というか、例えばマニアや玄人はもてはやすけど素人はさっぱり良さが分からないというのがほとんどない。素人にもそこそこいい物が分かりやすい。
 しかも、どんだけ買ってもかぶる恐れがあまりないので、ついテンションが上がってどんどん買ってしまう。


 魚の顔と地の緑色が気に入ったマグカップ。本当は緑色はもっと深みのあるいい色をしているが、蛍光灯なのでくすんでしまった。
 大きさが違うので別の物に見えるが、同じカップを両面から撮った物。
 下は店のおばあちゃんがおまけでくれた箸置き。

 これも魚がかわいい小皿。
 なんかこんな顔した熱帯魚いなかったっけ。

 焼き物と同じぐらい有名なのが琉球ガラス。
 これは稲嶺さんという職人さんが作った赤と青のコントラストがきれいなぐい飲み。

 これも稲嶺さんが作ったコップ。こういう色合いを紅珊瑚と言うそうな。
 表面の一見焼き物みたいに見えたりする風合いは、この人しか作れないらしい。

 緑の唐草模様のご飯茶碗。
 というかご飯茶碗はこの間割っちゃって買ったばかりなんだけど……。

 写真で見るとただの青だが、実際はもう少し緑がかった何とも言えない色をしている。
 あとこれはすごく軽い。うっかり力を入れるとパキッと割れるんじゃないかと思う感じ。でも陶器なんだって。

 対照的にこちらは真っ黒なぐい呑み。

 そしておなじみシーサー。
 伝統的なのを買おうと思ってたんだけど、いろいろ見て歩いていちばん気に入ったのがこれだった。
 包んでくれた店員さんが「私の母が作ったものなんです」とちょっと恥ずかしそうに教えてくれた。

 このシーサーは、片割れが壊れちゃったようで、ディスプレイ用の非売品になったいたんだけど、風合いが良くてすごく欲しかったので無理を言って買わせてもらった。


 上左:魚の箸置き。
 上右:鶏の箸置き。
 下:魚……ではなくメジロの箸置き。
 そんなに箸置きばっかり買ってどーすんだ。

 なんか割と似合う感じ?
 お店の人は「使ってもらってこそなのでぜひ使ってください」と言うけど、壊したら二度と同じ物は手に入らないと思うと微妙にためらいがあるのも事実。

曇りの羽田

 というわけで帰ってきた。
 あーあ、明日から節電狂騒曲に巻き込まれる訳ですよ。
 根拠があるならともかく、根拠も論理的理由もないなんちゃって節電対応経営に振り回される下っ端としては、いい迷惑以外のなにものでもないですけどね。

 このわくわくする風景とも今日でお別れ。

 本当に目の前を離着陸するから、見ていて飽きない。

 海自基地に並んで駐機するP-3Cの隣をしずしずとタキシングしていくでかJALとちびJAL。

 ……と思ったらいつの間にかP-3Cが1機着陸してきていた。
 しまった! 写真撮り損ねた!
 到着した羽田は曇りで気温も沖縄に比べれば遙かに低かったのだが、なんか空気がべたついてあまり涼しいと感じられない。
 やっぱり湿気が違うのかなあ。
 ところで鳥どもは全員元気だった。ビビとパムがもう喜ぶ喜ぶ。ビビなど暇さえあれば頭を掻いてと催促する始末。
 やっぱり寂しかったのかね。
 1ヶ月暮らしてみてそこはかとなく感じたのは、沖縄の人は良くも悪くも内地のことを知らない、あるいは内地の物事について他人事のような感覚でいるということ。
 で、自分たちは内地と違うというような特別意識を無意識に持っているように見受けられること、の2点だった。
 実際の話として、他県から海でほぼ隔絶され、一生沖縄から出たことがないなどという人が珍しくはない環境では、そうなるのも仕方ないかとは思う。
 沖縄が抱える問題は、他県の人間から見るとなかなか理解しにくいものではあるけど、こういう感覚が根っこにあるとしたら何となく納得できるものがあるようにも思えた。
○おまけ。
 ところで沖縄の土産物屋には、なぜ持って歩くのが恥ずかしいようなお土産バッグしか置いていないのか。

 これはまだ比較的なしなほう。

 こうなるともうどうしたらいいか分からない。
 これを持って羽田空港から電車に乗れというのか……。

驚愕の日

 サイトでもおなじみの銀河漂流バイファム、ミンキーモモや北斗の拳、宇宙戦艦ヤマトシリーズなど様々な作品のキャラクターや作画を手がけたダイアポロン・カリスマ芦田こと芦田豊雄氏が23日に亡くなったとのこと。
 いわゆる月刊OUT世代なので、芦田氏というとデッサンばばあとかウンガラの太鼓とかたむぽでポンとかそのへんがあまりにも強烈な印象なのだけど、アニメーターの待遇向上とか地味な部分でも貢献してきた人ということを訃報を読んで知った。
 ピーター・フォークもついこの間亡くなったし、惜しい人がどんどん世を去るなあ。
 閑話休題。
 会社の帰りにちょっとした緑地帯のようなところを歩いていたら、タイルで装飾れた歩道をなにやら歩いている物がいる。
 時間は夜の9時。

 なにこれ……。
 カブトムシにしてはでかすぎるし。
 ゴで始まる人類の敵にしては高さがありすぎるし……。

 ……ヤ、ヤドカリだ……!
 海から少なくとも数キロは離れた緑地帯の歩道を、普通にヤドカリが歩いている訳ですよ。
 しかもでかい。ぎっくちゃんほどではないけど、マメルリハは優に越える大きさ。
 というかこれ、野生じゃなくてどこかで飼われてたのが逃げ出したんではなかろうか。背負ってる貝がきれいすぎるし。

 iPhoneを構えて迫る人間様から逃げまどうヤドカリ。
 ヤドカリのくせにいやに速い。
 とりあえず、久高島のおばあちゃんに続いてのカルチャーショックでした。

ちょっと巡礼行ってきた

 琉球最大の聖地で世界遺産にもなっている斎場御嶽(せーふぁうたき)に行ってきた。

 外からだと鬱蒼と茂った森にしか見えない御嶽。

 最高位の神女(巫女)を任命した場所らしい。

 左:有名な三庫理。実はこれだけ大きな岩でできている。
 右:なんだか鍾乳石みたいなとがった石がいくつも突き出ていた。

 琉球全土から供物が供えられたという場所。

 とにかくセミがうるさい。まじめな話、神経がおかしくなりそうなレベル。
 

 海の向こうに見えるのが、琉球の国作りの神アマミキヨが降臨したという久高島。ついでなのであっちにも行ってみることにした。考えてみたら全然島に行ってないし。
 というわけで高速船に乗って久高島へ。

 左:低い位置から写真を撮りたくて海面に近い席にしたのだが……。
 右:わあ!

 これはもはや写真を撮るとかいうレベルじゃないな……。

 それでも島影に入ってスピードを落としたら波もなくなった。

 左:昼時だったのでとりあえずご飯。もずくの天ぷら500円に別売りのご飯とみそ汁をつけてみた。
 右:ふと外を見ると、台の下で実に気持ちよさそうに昼寝をしている猫。
 猫は他にも何匹か見たが、なんかこの島の猫って小さいんだよね。スズメは妙に大きいけど。
 腹ごしらえが終わったので島を散策しようと思うが、もらった地図がこんなレベルのしかない。
 しかも、地図に出ている名所旧跡の類も、特に目印があるわけではないので(さすがにフボー御嶽は立派な看板があったが)、一体どこまで行ったらいいのか全く分からない。
 聖地であるがゆえに観光地化しないよう、あえてこうしているのかもしれないが、情報を与えないことで逆に何も知らない観光客が不用意に聖域等に踏み込んだり、不注意な行為に及んでしまったりする可能性もあるわけで、せめて距離とか現地の案内板等ぐらいはきちんとしておくべきでは? と思った。

 観光客はほぼ全員、レンタサイクルを利用しているが、自転車用対日焼け装備をしてこなかったので歩くことにした。
 乗船券売り場の人に聞いたら「充分回れる」と言われたし。
 しかし上記のような有様で、しかも景色といったらどこまで行ってもこんな感じ。
 おまけに歩き始めて30分とたたないうちに地図を2回もなくすし。

 よく分からないまま畑道に踏み込んでてくてく歩いていたら、突然こんな場所に出た。

 左:結構危険な感じの階段を下っていくと……。
 右:こんなきれいな場所に出た。ヤグルガー(儀式用の井戸)という場所らしい。なんかこれだけでもう満足した感じ。

 歩くがゆえに見つけられる物もある。
 モリアオガエルの卵。下の用水路にオタマジャクシがいっぱいいた。

 そして、ヤグルガーから少し行くと聖地フボー御嶽がある。
 聖域中の聖域といえる場所のため、一般人は全面立ち入り禁止。
 写真もいいのかどうか気になったが、お願いして1枚だけ入口付近の風景を撮らせてもらった。
 でもいいのかどうかやっぱり分からないので、ここには上げないでおく。

 御嶽の先にもまだ続く道。この島には山とか川とかどうやら存在しないらしい。
 少し行った所に貝塚ともうひとつ御嶽があるらしいので、帰りのフェリーの時間まで間があるし足を伸ばしてみることにした。

 左:また畑の道に踏み込むと、とってもきれいなトカゲが逃げていった。
 右:というか、歩くたびに道の脇の草むらを何か小さな物がガサガサ逃げていく音がする。
 いちど、真っ白な小さなヤドカリを見たように思うんだが、何かの見間違いだろうか?

 で、例によってどこが貝塚なのか分からないままうろうろしていたら、不意にとてもきれいな浜辺に出た。
 ここはどこだろうと思いながらもひとしきり遊んで道に戻ったのだが、どうやらここが貝塚のある場所だったらしい。
 そしてこの後も別の聖域である浜辺に迷い込んだりしながらようやくフェリー乗り場のある場所までたどりついた……と思ったら、フェリー乗り場ではなく少し離れたところにある漁港に迷い出てしまっていた。
 とりあえず、道ばたのベンチに座って涼んでいたおばあちゃんにフェリー乗り場への道を聞くことにする。
「すみません、フェリー乗り場はどう行けばいいですか?」
「ヘリ? フェリー? フェリーなんて乗ったことねーがらわかんねーわ~」
「……ありがとうございました。もうちょっと歩いてみます」
「あんだー自転車? 歩き? 貸し自転車がこの先にあるからそれ乗ったらいいよ~。あそこの小学校の向こうを曲がるとあるがら」
 ……フェリー乗り場はレンタサイクルも併設しているので、結果としてこれで道が分かったが、なんというか、こんなカルチャーショックを受けたことは久しくなかった気がする。
 とりあえずいろいろな意味で印象的な島だった。
○おまけ

 那覇警察の守衛はとても強そうだった。

沖縄の魚

 夕食に刺身が食べたくなって近所のスーパーに行ってみたのだが、並んでいる刺身に知っている魚の名前が全くなくてかなり困った。
 一般名で書いてあれば多分「ああ、あの魚」となるのだろうが、どういう訳だか表示してあるのがことごとく現地方言名なのである。
 それでもイラブチャー(ブダイ)やグルクン(タカサゴ)あたりは食堂とかでも良く見るので分かってきたが、ミーバイとかシチューマチとかマーマチとか書かれても、何科に属する魚なのかそれすら見当がつかない。
 近くに店員さんの姿はないし、しばらく悩んだ末にシチューマチ(天然物)というのを買って帰った。
 白身でコリコリしてちょっと淡泊な味だったが、食べてもやっぱり何の魚なのか分からなかった。

 オモチャの中身をむしるのに夢中な長門。
 何日もつかな、このオモチャ……。

 ……そんなに眠いなら無理してカメラ目線しなくていいから。

ジンベイザメ見学

 バスツアーを利用して美ら海水族館に行ってきた。
 美ら海がある海洋博公園は今日花火大会で、混むよと地元の人は口をそろえて言っていたが、朝8時出発で17時に終了なんてスケジュールだったからか全く問題なかった。

 高速道路を北上すると、こんな鬱蒼とした山地が普通に出てくる。

 そして茫漠たる海。
 最初はこういう景色も喜んでいたが、最近、他にはないのか、と思うようになってきた。
 海洋博公園内では行動自由、時間制限3時間となる。
 最初は余裕と思っていたが、美ら海だけならともかく、海洋博公園の他の施設も見ようとすると全然足りない。
 結局いろんなところを中途半端につまみぐいしたっぽくなってしまった。


 まずは美ら海のタッチプールでひとしきり遊んでみた。
 上左:青くて結構毒々しいヒトデ。
 上右:ナマコ。プニプニしてた。水槽とかに張り付いているのをはがそうとするといっちょまえに抵抗する。
 下左:赤いヒトデをひっくり返してみた。
 そして水族館。





 そして次は熱帯ドリームセンター。
 温室を中心とした庭園施設で、ランとかパッションフルーツとかが見れる。


 とりあえず、沖縄で真夏に温室に入るのは自殺行為だということが分かった。
 で、余った時間でイルカショーを見た。
 プールが小さいので無難な芸しかさせられない感じ。
 ゴンドウクジラと飼育員さんのコントは面白かったけど。
 そして帰りに那覇の港でこんな船がいるのに気付いた。

 海自の水中処分母船だって。
 横須賀にもいるのかもしれないけど、こうやって見たのは初めて。

 こっちは掃海艇。
 番号をチェックできなくて名前が分からない。
『○○しま』と読めるのだけど、掃海艇は全部しまがつくしなあ。
○おまけ
 ぬいぐるみが欲しかったがここで買っても置き場に困るだけなので、こんなので妥協した。

 握りぬいぐるみらしい。
 ジンベイザメはともかく、あのダイオウグソクムシまでこんなにかわいくなってるとは……。
 デザインした人はとても偉いと思う。

乙姫と白百合

 祖母から特に必ず行くようにと言われていたひめゆりの塔に行ってきた。
 別に沖縄とは縁もゆかりもないはずだが、祖母も師範出なので、ひめゆりの生徒や教師の運命を他人事と思えないのかもしれない。
 ツアーを利用すれば簡単に行けるのだが、ツアーだとまた海軍壕や首里城にも連れてかれてしまうので、バスを利用してひとりで行ってみた。
 路線的には、まず那覇から糸満バスターミナルまで行き、そこから乗り換えて「姫百合の塔前」バス停で降りればOKというだけの簡単なものなのだが、那覇から糸満まではともかく、糸満からひめゆりの塔までのバスは1時間に1本しかない。
 まあ急ぐ旅でもないのでのんびりぶらぶら現地に向かい、帰りもバスで帰ろうとしたら客待ちをしていたタクシーの運ちゃんにうまいこと乗せられて、喜屋武岬経由で糸満まで2000円で戻ってきた。
 ……バスの10倍かかったわ。まあ喜屋武岬も行きたかったからいいけど。

 喜屋武岬。
 素晴らしい眺めだが、風が強くて日傘が壊れた。
 ここも、沖縄戦当時は多くの人が米軍に追われて自決したり海に身を投げたりした場所になる。
 ところで、沖縄の人はなぜふたことめには必ず料理が口に合うか聞くんだろう?
○おまけ

 ……がーん……。

今日の鳥猫

 良く考えたら来週からもう沖縄じゃん。
 ということで、とりあえず実家に行ってきた。

 猫はやっぱり寝ていた。
 しかもいたずらでエプロンをさせられていた。

 鳥も相変わらず怒っていたが、丸めたティッシュを与えてみたら人間様を襲うことも忘れてもう夢中。
 なんでインコってこうティッシュに弱いんだろう。

夏の沖縄

 突然だが、7月から9月まで沖縄に出張になった。

「え……」

「えっ!」

「ええっ?!」

「…………」
 話せばいろいろと長いのだが、要するに、これまで担当していた仕事を沖縄の会社にアウトソーシングに出すことになったので、その指導と引き継ぎのために行ってくるという次第。
 当然、9月以降は社内では仕事がなくなってるわけで、この先どうなるかは全く不明。
 まあ会社の思惑なんか気にしていても仕方ないのでそれはそれとして、こうなると困るのがインコどもと熱帯魚。
 幸い、妹が週に何度か泊まっていってくれることになったので最低限の世話は可能になったが、にしても、「かまってくれないと僕死んじゃう!」な長門を始め、全体的に人恋しいインコどもが「人がいないのが当たり前」の暮らしをできるのかどうか。
 というか、人間様も生き物が近くにいない生活なんてできる自信がなかったりする。