て艦長が言ってた。
そんな訳で、一昨日退役した『ふたみ』のかわりに、やっぱり一昨日呉で就役した『しょうなん』がやってきた。
海洋観測艦は沿岸地方の名前がつくそうで、『しょうなん』とはもちろん湘南のこと。

なんか艦がいっぱいいるなあと思ったら、佐世保(だったか?)から演習でいろいろ来てたらしい。

姿を見せた『しょうなん』。
『ひゅうが』の時はここから岸壁につくまでにえらい時間がかかったのだが、小型で小回りのきく『しょうなん』はあっという間に接岸してしまった。

なんか変だなと思っていたら、艦首にやぐらがないんだ!


左:着岸を見る艦長その他。
右:乗員が降りてきて整列。号令をかけているのは女性幹部だった。

艦長が総監に着任の報告をした後、歓迎式が始まる。
市長が挨拶したあと、艦長と乗員代表に花束贈呈。その後艦長の挨拶。
かなり緊張してたみたいで、挨拶がちょっとしどろもどろだったけど、面白そうな艦長だった。
これで歓迎式は終わり。やっぱりその間15分。


左:『しょうなん』の前のほう。
右:『しょうなん』の後ろのほう。

『しょうなん』のマスコットマーク。
赤富士をバックに刀を構えてサーフィンしてる鎧武者だった……。

大きさの違いがよく分かる『しょうなん』(左)と『いかづち』(右)。
『しょうなん』は赤い塗料もぴかぴかだね!


左:左から『いかづち』『ゆうだち』『ありあけ』のお天気トリオ。
右:手前はソマリア帰りの『たかなみ』。燃料の補給を受けている。

補給が終わったようで補給船が離れていく。
去年帰国を見た『はるさめ』に比べると随分きれいだなあと思っていたら、シンガポールでわざわざ塗装し直して帰ってきたらしい。
いいよそこまでしなくても……。


左:左から『あたご』、『まきなみ』、『せとぎり』、『きりさめ』。
右:格納庫にはたたんだヘリがあった。
これから数ヶ月基礎訓練をして現場へ出ていくんだって。
乗員の家族の人も結構来ていて今日は華やかだった。
○おまけ

シンクロその1

シンクロその2
「なんか軍系」カテゴリーアーカイブ
30年間おつかれさま
海自の海洋観測艦『ふたみ』の退役式に行ってきた。
海洋観測艦というのは、その名のとおり「海を観測する船」で、やってることは地形や潮流、その他諸々の海洋環境の調査である。
が、『ふたみ』は軍事上、特に対潜水艦戦を視野にいれたデータ収集をする艦で、海自の中の人ですらそう簡単には乗れないという、文字通り軍事機密の塊のような艦だったりする。

ひゅうが……と思ったら輸送艦『くにさき』だった。

『くにさき』のおしり。
ここがパタンと開いてLCACが出てくる。そういえば輸送艦をこの角度から見たの初めてかも。

青がきれいな『くにさき』のラッタル横断幕。

これが『ふたみ』。
すでに乗員が全員整列して式が始まるのを待っている。


乗員や他の自衛官が敬礼する中、自衛官旗を降ろす。
この旗が、護衛艦が国際法上の軍艦としての権威と権利を持つという目印になる。
なので自衛艦旗を降ろすということは、もう軍艦としては扱われなくなるということでもある。


左:旗を畳んで……
右:総監に返す。

そして乗員が退艦。
最後に艦長が降りて総監に「総員退艦しました」と報告すると、式は終了。
ここまでわずか15分。

『ふたみ』のおしり。
搭載物を全て降ろしたので喫水が上がってしまっている。
護衛艦にくらべて地味なんだけど、独特の形の艦首とかなんか好きだったなあ。
あまりそうは見えなかったけど、就役したのは1979年、実に30年も頑張ってたんだって。
で、明後日には後任の『しょうなん』が入港してくる予定。
○おまけ

こっち見てる……。

決定的瞬間。
春霞の横須賀
飛行機作るとこ行ってきた
今日は神戸のUS-1、US-2を作っている工場と、阪神基地隊の見学。
工場がとにかく広くて面白かったのだが、岩国以上に写真禁止。でもボーイング777とかの部品製造も見れた。
二式大艇や紫電改を作ったのもこの会社だそうで、その時の工場を今もそのまま使っている(米軍の機銃掃射の跡が残っていたりするらしい)。
阪神基地隊は、もともと大阪近辺の機雷掃海のために作られた部隊で、そのため東京の小さな小学校ぐらいの規模しかないのに掃海艇を3隻と、阪神・淡路大震災の教訓から『おおすみ』も泊まれる岸壁を持っている。
運悪く行った時には掃海艇は全員訓練に出ていて何も見れなかったが、こぢんまりさ加減がむしろ新鮮だった。

基地から見えた六甲山(だったか?)。
江田島に行ってきた
*スケジュールの都合から当日アップができなかったため、後日のアップとなっています。
2日は江田島に泊まって、3日は第1術科学校/幹部学校見学。
まずは朝いちの課業整列から。

一般企業でやる朝礼みたいなものらしい。朝礼をやる会社で働いたことないから分からないけど。
まずは整列して国旗掲揚。鞄に入っているのは教科書とか。

その後、分隊(クラスみたいなもの)ごとにまとまり、当番の生徒が「今日の役に立つ話」みたいなのをする。
企業の朝礼と違うのは、その間中ずっと教官がまわりを回って監視していること。真ん中の人がそう。
些細なことでも落ち度があれば(多分なくても無理矢理見つけて)、この後怒られる。

行進してそれぞれの教室へ。
この間も教官から「腕は45度だ!」「脚を上げろ!」と容赦なく怒鳴られている。
噂には聞いていたが、ものすごい世界を見た気がした。
で、この後は普通に施設の見学。
実は2005年にいちど、尾道の実物大戦艦大和(前だけ)を見に行ったついでにここにも来てるので(当時のブログは消えちゃってるけど)、こっちは割と余裕な感じ。

赤煉瓦には青空がよく似合うね。

これは校舎の裏手。背後には生徒の宿舎がある。
授業中に教官が宿舎の一部屋一部屋をチェックし、ベッドメイクが下手だったり部屋の整頓が足りなかったりすると、通称「台風」と言って全部めちゃくちゃにして部屋の外に放り出してしまう。

戦闘服を着て火器訓練。


左:講堂。全部国産大理石でできている。
右:偉い人しか出入りできない正面玄関。

植え込みの向こうには、広瀬武夫が100回登ったという古鷹山。
赤煉瓦とか講堂とかこんな風景とか、こういったところで過ごせば美的感覚も磨かれそうだが、実際にはそんな余裕はないらしい。
確かに、整列とか台風とか見ているとさもありなんという気はする。
これで江田島は終わり。
今度は船に乗って呉の大和ミュージアムとてつのくじら館へ。
大和ミュージアムはやっぱり2005年に行ったがてつのくじら館は初めてなので、ちょっと楽しみ。

潜水艦がずらり。
右から2番目がX舵の『そうりゅう』。


左:右から『とわだ』『あけぼの』『まつゆき』。
右:巨大な船が2隻並んでなかなか壮観。

ドックで整備中の『やまゆき』。


左:大和のお尻も久しぶり。
右:こんな風に沈んでいるらしい。これじゃ宇宙戦艦への転用は無理だね。

大和の艦長室に飾られていた絵。ふんどし姿の子供がふたり、釣り上げた大きな魚を大喜びで掲げて駆けてきている。
この写真だとわかりにくいが、子供の表情がとてもかわいい。

巡洋艦(だったか?)の戦闘記録。
巡洋艦『最上』が駆逐艦『曙』に雷撃処分されるあたりのもの。

鉄のくじら館の『あきしお』。
潜水艦も氷山と一緒で、水上に普段見えてるのは全体のごく一部というのが良く分かる。
……すいません、説明聞くの夢中で他の写真撮り忘れてました。
さすが自衛隊が運営している施設なだけあって、本物ばかりが展示してあって見応えがあった。
これが無料ってもったいないよ! 300円ぐらい取ってもいいよ!
○おまけ

…………。
岩国基地に行ってきた
*宿泊先にネット環境がなかったため、後日のアップとなっています。
3/2~3/4と海上自衛隊岩国航空基地、第1術科学校、US-1とUS-2の製造工場見学に行ってきた。
まずは岩国航空基地……なのだが、ここは米海兵隊の航空基地を海自が間借りしている形になっているため、ほとんどの区域が撮影禁止。
しかも、基地に入る時のチェックがやたらと厳しい。
大体の場合、米軍基地での身分証明は住基カードがあればOKなのだが、今回は「国が発行した本籍地入りの証明も必要」ということで、しょうがないので住民票を取り寄せた。
だって免許証もパスポートも持ってないんだもん。
というか、なんで本籍地が必要なんだろう? 日本人なのを確認するため?
岩国基地は、航続距離的に見るとほぼ日本の中心にあるそうで、運用している航空機も、厚木あたりとは違った特殊なものが多い。
確かに、見たこともないような飛行機がいっぱいいた。

水上離着陸機US-2の試作機2号機。観艦式にも出てた。
幅33メートル、高さ10メートル。とにかく巨大。

実機は紺色だが、これは試作機なので白地に青いラインが入ったオリジナル塗装。

水上機だけどもちろん地上でも離着陸できる。
普通の飛行機は脚は胴体の下に格納するが、この飛行機では胴体の横に格納される。
一体どうやるんだろうと思っていたら、脚が一旦がばっと横に開き、鳥の翼みたいに後ろに畳まれる方式なんだって。

同じ格納庫の中にいた、海自唯一のジェット機U-36A。
訓練の時にミサイル役をやるらしい。なるほど。

掃海用ヘリコプターMH-53E。
「掃海って、船より空からやるほうが蝕雷しないし安全じゃね?」という発想から生まれた(らしい)もので、ローターの長さが24メートル、ジープが2台積めるというこれまた巨大なヘリ。
両側の出っ張ったのは燃料タンク。

後ろの開いている部分から掃海具を海に投げ込み、ずりずり引きずって掃海していく。
大容量でパワーがあるので輸送や災害救助用にももちろん使えるが、逆にその巨大さが災いして、ローターからの風が風速50メートルにも達するので、100メートルぐらいの空き地でないと危険で降りられないんだとか……。
基地の中を移動している間も、いろんな飛行機が入れ替わり立ち替わり訓練で離着陸を繰り返すので面白かった。
音だけしか聞けなかったけど、米海兵隊のホーネットも離陸してったし。
曇りの出港
去年の9月に進水式をやった海自の掃海艇『たかしま』。
いよいよ完成して、造船所から海自に引き渡し&出港式が行われるので、有無を言わさぬすごい勢いで半休を取って行ってきた。
いや、ぎりぎりまで行けるかどうか分からなかったんだけどね。

工場群を背に立つ儀仗隊。
写真だとそうは見えないが、実はものすごい風が吹いている。

横須賀地方総監の査閲を受ける。
ちなみに、進水式の時の総監を始め偉い人は現在全員退官したり異動したりしてしまった。

マストにはまだ造船所の旗。
これが降ろされて、かわりに自衛隊旗が上がると、名実共に『たかしま』は自衛隊の艦艇になる。


左:その自衛隊旗が総監から艇長に渡される。
右:艇長から旗を受け取った副長を先頭に、乗員が乗艦。

自衛隊旗掲揚。
この後、総監が廷内を見て回る間、外の人間は『たかしま』の詳細説明なんかを聞きながら待つことになる。


左:総監降りてきた。
右:再び儀仗隊の礼を受けると去っていく。
ここで引き渡し式は終了。
1時間ほどの祝賀パーティのあと、『たかしま』の出発式が行われる。

ちなみに立食パーティで、料理はこんな感じ。かなりおいしい。
あらかた食べ尽くされてるけど。

で、岸壁に戻ると、すでにタグボートが『たかしま』にひっついて待機していた。
よく見るとほぼ同じ大きさ……。


左:ラッタルがはずされる。
右:甲板でも出港準備。
航海中は国旗は揚げないので、出港と同時に旗を降ろすべく待ち構えている。


左:出港!
右:帽ふれをしながら遠ざかる『たかしま』。

横須賀に一旦立ち寄って補給品を積んだ後、所属地となる佐世保に向かうことになる。
行ってらっしゃい!
人間で言えば、進水式は誕生日、引き渡し式は成人式に当たる。
つまり、ひとつの艇の生まれた時と大人になった時の両方に立ち会ったわけで、なかなか感慨深いものがあった。
○おまけ

記念にもらったハガキとコースター。
最後の木造の掃海艇にちなんだのか、コースーターは木だった。
杉(?)のいい香りがする。
夜の音楽会
アデン湾からお帰りなさい
ソマリア沖から『はるさめ』が帰ってきたので、お出迎えに行ってきた。

埠頭に接岸する『はるさめ』。
船体の白っぽいのは海面の反射ではなく、全部汚れ。
こんなに汚れた護衛艦初めて見た。

錨も赤錆びている。

来賓で来ていた小泉進次郎。生進次郎も初めて見た。
とりあえず、ぱっと見た時のさわやかなハンサム青年という印象は、スタイリストがものすごくがんばった成果だということが分かった。

この姿を見ると、自衛隊はもっと評価されるべきと本気で思う。
乗員の家族も呼ばれていて、入港してくる『はるさめ』を見て「あ、あれあれ!」と指を指したり、岸壁に整列している“晴れ姿”を写真に撮ろうと懸命に場所を探していたりするのが微笑ましかった。
お父さんを見ようと夢中になったとおぼしい子供が総監や進次郎が座っている来賓席最前列まで突っ込んでいって、副官が慌てたりとかして。
乗員も家族の皆さんもお疲れ様でした。
○おまけ
帰りに基地の隣のダイエーのレストランに入ったら、窓から潜水艦の目刺しが見えた。

普段見れない角度なので喜んで写真を撮っていたのだが、ふと気付くと……

窓枠に点々ととまっているレストランにあるまじき便所バエ……。
……まあ、食事がすでに済んでいたのが不幸中の幸い(そうか?)。
1日遅れの音楽まつり
2~3日ビデオカードの調子がおかしくていろいろいじっていたため、書けませんでした。
もう面倒くさくなったので新しいカードにしてしまったのだが、今度はオーバースペックすぎてマイクロATXケースだと発熱量が結構シャレにならん事態になっている。
というか、Webででかい写真を大量に読み込むとスタックしてしまうSSDってどうにかならんかな。プチフリ解消ツール入れててこの始末だし。
ということで、昨日は武道館で開かれた自衛隊音楽まつりに行ってきた。
招待券のはずなのになぜか席が足りずに立ち見強制ってどういう話? 要するに席数考えず券出しまくったということ?
まあ途中で人の来てない関係者席を解放したんで座れたけど。
席取り巡って見かけは奥様、中身はオバタリアン(死語)なおばちゃんと戦う羽目になったりしたけど。
さすがに一眼は持っていけなくてコンデジにしたのだが、やっぱり条件が悪くて良く写ってなかった。

陸自とカラーガード。

東部方面音楽隊。
盛岡さんさ祭りのパフォーマンス。
もちろんバックでは音楽隊が演奏している。

米陸軍。
ブルースブラザーズのメドレーだった。
もちろんバックでは音楽隊が演奏している。

米沖縄海兵隊。

陸自と儀仗隊の合同。

空自とカラーガード。
カラーガードは空自がいちばん華やかだった。

陸自、空自、海自の各駐屯地や基地の太鼓チームによる自衛隊太鼓。
これだけの太鼓が鳴るので迫力は半端ではない。

全参加部隊によるラストの演奏。

パフォーマンスの最中も儀仗隊だけは微動だにしない。

演奏が終わって奏者がいなくなったあと、巡検ラッパをバックに退場する指揮者。
これは面白かった。単なる演奏会じゃなくて、まさにパフォーマンス、祭りって感じ。
自衛隊の音楽隊ってレベル的に微妙な印象があってあまり興味も持っていなかったんだけど、さすがに武道館でやる人たちは違うわ。
○おまけ

終わったあと、赤い絨毯をコロコロかけながら回収してる人たち。
お疲れ様です。っていうかこういう時も迷彩服なんだ……。




