というわけで、海上自衛隊横須賀基地と米軍基地の一般公開だった。
去年ひどい目にあったので今回米軍基地は無視したら、第7艦隊旗艦の『ブルーリッジ』公開してたんだって。
しまった……まあこっちも面白かったからいいけど。

とりあえずはお約束の救難展示。

横須賀基地で公開してたのは『しらせ』『むらさめ』『おおなみ』。あと米軍からのゲストで『カーティス・ウィルバー』。
これは『しらせ』と『カーティス・ウィルバー』の正面顔。
『しらせ』はつい1週間前に見たような気がするのでスルー。『カーティス・ウィルバー』は……アレイ・バーク級はもう散々見た気がするのでこちらもスルー。
というか、米軍基地に配備されてる駆逐艦てアレイ・バーク級だけだから結局何公開しても一緒なんだよね。

隊員募集活動の一環で陸自が来ていた。
装甲車かな?


左:『おおなみ』と『むらさめ』。『しらせ』もちょこっと見える。
同じように見える護衛艦だけど、意外と細部は違っている。
右:101が『むらさめ』、111が『おおなみ』。

いつもいつも見損ねているタグの放水展示。
今回も気付いたらさようならの挨拶をしながら去っていくところだった。


でも水中処分隊のゴムボートでの港内周遊ができたからいいや。
左:水面ぎりぎりから見る艦はまた全然雰囲気が違う。
右:潜水艦もこんな近くから。


左:海洋観測艦『にちなん』もすごく大きく見える。
右:初代『しらせ』と『にちなん』、これも海洋観測艦の『ふたみ』。

左端が初代『しらせ』、右端が2代目『しらせ』。

空自からはPAC3がゲストで来ていた。
でもちょこんと置いてあるだけでは何が何やら。

で、『しらせ』とかが置いてある吉倉桟橋からちょっと離れたところでは、多用途支援艦『えんしゅう』が公開されていた。
これは物資を輸送したり、艦艇を曳航したり、標的用ボートを積んで訓練のお手伝いをしたりと文字どおり多用途に使われる艦。


左:小さいけど作りに余裕があるのか広く感じられる。
右:折りたたみクレーン。

訓練で標的の役目をする小型艇。その名も『バラクーダ』。
『えんしゅう』を降りた後、連絡バスに乗ってやっぱり一般公開している第2術科学校に行った。
2術校を見ようとすると米軍基地が見れないし、米軍基地を見てから海自に来ると2術校まで回る時間がないし、実はいつも悩ましい。
今回はもう割り切って米軍は捨てたけど。

教育参考室に置いてあったペンギン。先代『しらせ』のものらしいが、良く見るとまるで少女マンガみたいな星の散ったぱっちり目をしていて非常に不気味。


2術校はエンジンを中心とする機械や金属、木材加工関係の技術を学ぶ学校。
なので展示物もエンジンとかエンジンとかエンジンとかボイラーとか、そんな感じ。
でも景品つきのスタンプラリーとか体験とかあって(ただし景品がもらえるのは高校生以下)、説明してくれる人も面白い人が多いので結構楽しい。
左:ディーゼルエンジン。他にもジェットエンジンとか蒸気エンジンとか、掃海艇用の磁気機雷よけに真鍮とアルミ合金で作られたエンジンとか、いろいろある。
右:電気関係の実演。他にも自転車を漕いで発電してみようコーナーとか(なぜかカブトムシやコクワガタのおみやげ付き。多分誰かがそのへんの山で取ってきたんだと思う)、隊員さんが消火用の防火服を数十秒で着てみせてくれるコーナーとか、いろいろある。


左:工作体験コーナーで作ったCD棚。といっても最初から木材の加工は済んでいる上に組み立てもほとんどは隊員さんがやってくれるので、することといえば釘を打つぐらい。でも丁度文庫本棚が欲しかったんだよね。
下は2術校鍋敷き(これも欲しかった)とタングラム。
右:なぜか関東電気保安協会のブースもあったので、やっぱり丁度欲しかった延長コードを作りに挑戦。
こちらは素のコードにコンセント部分をつけるという作業。

敷地内を歩いてると突然こんなレトロな建物が現れたりする。
旧海軍時代のものと言われても驚かない……。
やっぱり米軍基地を優先する人が多かったのか、朝いちで行ったら人出は多かったけどほとんどの展示が並ぶこともなく見れた。
というか去年よりすいてた感じ?
ちなみにこの後は友人たちと横浜で花火大会。そっちも楽しかった。
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50周年と150周年
今日は海イベント2連発。
まずは横須賀教育隊開隊50周年記念行事に行ってきた。
教育隊というのは、思いっきり平たく言うと一般企業でいう研修所みたいなもので、入隊した新人さんが3ヶ月間、集団生活をしながら自衛隊員としてのイロハを身につけるところ。
1958年にできたこの教育隊が今年で50周年ということで、その記念式典が開かれたという次第。

並んで偉い人の訓辞や祝辞を聞く曹候補生と練習生。
訓練生という意味では同じなのだが、任官後の区分によっていろいろ呼びかたが変わるらしい、


いろんなお話が終わると一旦退場して訓練展示に移る。
まず行進から。
左:音楽隊が入場。
右:行進曲『軍艦』に合わせて候補生、練習員が行進しながら再度入場してくる。


左:敬礼しながら観閲している教育隊司令の前を通り過ぎて去っていく。
右:女性も同じように行進。


行進が終わると近所の基地からやってきた飛行機やヘリの祝賀飛行。
左:UH-60Jの3機編隊。
右:SH-60K、SH-60Jの3機編隊。


左:YS-11。こんな所で見れるとは思わなかった。
右:P-3C。


飛行展示が終わると次は例のアレ。
左:発煙筒を焚きながら水面に浮かぶ人。
右:それを目がけて飛んできたUH-60J。ダウンウオッシュが結構容赦ない。

いつものとおり、海面から吊り上げ救助して去っていった。

ここからは候補生、練習員たちの訓練展示。
まずは女性による合唱。題名は『進めWAVE』。WAVEとは女性自衛官のこと。
いろんな意味でつっこむのはとりあえずやめておく。


曹候補生による海上自衛隊体操第1(一部)。
ラジオ体操とは全く違うので念のため。海軍体操と同じかどうかは知らない。


練習員による手旗。
作った文章は「横須賀教育隊50周年記念行事に来てくれてありがとう」だったかな?


端艇(カッター)をダビット(端艇を吊り下げて収納しておく装置)から降下して海に浮かべて乗り込むまでを展示。
左;準備完了の申告。黒い作業服を着ているのは幹部の責任者。
右:滑車とロープで端艇を海に降ろす。

端艇に乗る時は靴と靴下を脱ぎます。


最後に端艇漕ぎの展示。
左:隊列を組んで漕いでくる端艇。女性だけの艇もある。
右:方向転換して並ぶ。

オールを立てるのが端艇での敬礼。
これで行事は終了。
パーティに出た後、横浜でやっている『凌風丸』『淡青丸』の公開へGO。
確か帆船も公開していたような気がするが、とりあえず時間もないのでこっちは無視。

『凌風丸』は公開が終わっていたので翌日にリベンジすることにして、『淡青丸』だけ見てきた。
この船は元々東京大学の海洋調査船だったのだが、2004年に海洋研究開発機構に移管されたもの。
近海用のちっちゃい船で、分類上は「漁船」らしいが、研究船らしいギミックはいっぱい。


左:ブリッジ。広さと配置が違う以外は、海自の艦と大体同じものがある。
右:こんなのもあるのか……。


左:後甲板。ぶら下がっているのはプランクトン採集用の網。
右:研究室。標本がいっぱい並べられていたが、時間がなくて少ししか見られなかったのがちょっと残念。

『淡青丸』のお尻。
どちらもあまり見られるものじゃないので、面白かった。
○おまけ

うちのインコどもと比べると、スズメの足って細いなあ。
ラテンの国の練習船、バージョン2
7月度船祭り開始。
今日はコロンビアの練習帆船『グロリア』とそのホストシップ『しらゆき』再び。
『グロリア』は10時に入港してそのまま14時から公開開始ということなので、頑張って行ってきた。
で。
案の定、10時になっても港には姿すら見えないのがやっぱりラテンだった。

10時をかなり過ぎた頃になって、ようやく入ってきた。

なんと帆桁の上に揃いのTシャツを着た乗員がびっしりと立っている。
しかも歌まで歌っている!
なんか歌(クリックするとWMVムービーが表示されます。36秒)

入港作業中、たまにタグに引っ張られてこんな風に傾いだりするのだが、皆さん全く動じず歌い続ける。

良く見ると舳先にもいる。
帆船の入港ってみんなこうなの?


左:接岸すると一斉にわらわらと降りてきた。
右:タラップが降ろされる。木製で金色に輝いてすごい豪華。


左:整列する士官。空軍や陸軍の人もいる。
右:帆桁で歌ってた人たちも整列。


左:犬が乗ってる! 警備犬らしい。
右:横浜市や海自や大使館関係者を前に、歓迎に対するお礼を述べる『グロリア』艦長。


左:儀仗兵。
右:歓迎式典が終わったら一斉にくつろぎ始めた皆さん。

誇らしげな縦帆。
この他に、後ろのマストには一体何メートルあるんだというような巨大な国旗が翻っている。
ここで一旦撤収し、赤レンガ倉庫でお昼を食べてから、『グロリア』の歓迎レセプションを行うため公開が15時までの『しらゆき』をまず見学。
って2回目だけど。


左:ハープーンミサイルだって。
右:士官室の「我々はこうやって仕事してます」ディスプレイ。

なんかよりパワーアップ感のある医務室のモデル人形。
トリアージまでされてるし。


左:こういうメカみっしり感大好き。
右:みなとみらいをバックに小銃展示。


左:前に『観光丸』がいるため正面顔が撮れない『グロリア』。
左:なんかこの前も出した感のある『しらゆき』正面顔。
終了ぎりぎりまでねばった後、『グロリア』に行く。
でもこっちはまたしても甲板だけだった。
しかも後甲板でなんかコロンビアコーヒーの試飲やってるし。

謎のちっちゃい物体。
『クワウテモック』ではこの位置に礼砲があったんだけど、まさかこれも礼砲?


左:甲板にあった『グロリア』のエンブレム。
同じラテンなんだけど、船全体の作りは『クワウテモック』とはずいぶん雰囲気が違う。
右:船首像。船名が『グロリア』なので、栄光か勝利の女神あたりだと思う。
『クワウテモック』のほうがかっこいい気がする。
帆船の入港なんてあんまり、というか全く見る機会がないので、面白かった。
そういえば、『グロリア』乗員の皆さんが歌っていた歌、なんだったんだろう。
桃色吐息
帰りが遅くて鳥ネタがないので、たまにはこんなのを。
これは20日に米軍基地で買ってきたジュース。

ドル払いだと2ドルだが、円払いだと200円になるのがなんだかちょっと納得いかないが、このとんでもない色を見るとそんなささいな疑惑などふっとんでしまう。
しかも商品名が「RIZARD FUEL」だって……。
おまけにロゴときたら、2匹のトカゲがお互いの尾をくわえあっているという禍々しさ。
どれを取っても日本では見られない発想だわこれ……。

コップに入れてみても禍々しさは変わらず。
いかにもとってつけたような甘い香りが漂ってくる。
多分これ、天然成分ってベースになってる水だけなんじゃないか。
というわけで、飲みます!
……あれ?
想像していたほど空前絶後な味じゃない。
むしろ普通においしいし。
というかこの味、どこかで……と考えていたら、思い出した。
子供の頃によく食べたメロン型の入れ物に入ったシャーベット(当時50円)、あれにそっくり。
というわけで、ジュースコップ1杯で結構面白い時間を過ごせたのだった。
110号艦
今週と来週は横浜での一般公開がないので、船祭りも一休み……と思っていたら、横須賀の米軍基地を見にいくことになったのだった。
ほとんどバスの中からだったので、写真に撮れたのはここだけ。

太平洋戦争中に空母『信濃』が建造されたドック。長さ330メートル、深さ20メートル。
今も現役。

コンクリート部分は当時のまま。

「USS RICHLAND」と読める落書き。
調べてみたらUSSリッチランドって浮きドックらしい。
自走できない浮きドックもUSS(United States Ship)なのか……。

右の端っこに見える白い建物は『信濃』の艤装工場。
本当に米軍は日本海軍のものをそのまんま使っている。

そしてやっぱりあった巨大クレーン。
こちらは「Gojira」、相方は「Kaijyu」だった。
Kaijyuって……。
戦況が悪化し、資材も人員も不足する中、この場所で『信濃』が作られていた。
軍関係の学校の学校の生徒までが工員としてかり出され、20人近い死者も出ている。
でも結局『信濃』は未完成のまま沈められた。
そう思いながら見ると、何というか感慨がある。