いつもは閉めている窓のレースカーテンを開けっぱなしにしていたら、外の景色が物珍しかったのかティカルが金網に貼り付いて一生懸命眺め始めた。

カメラ向けたら目線がこっちになっちゃったけど。
そういえばお前、外の風景ほとんど見たことないもんね。
暖かくなったらケージでお散歩に行く練習しようか。
そして時々飛ぶ鳥が横切るとびくっとしている。
コミドリってほんと臆病だよね……。
ティカルは今月末で生後半年を迎える。

ようやくつやつやした大人の羽が生えそろった。
でもしっぽとか風切羽とかはまだヒナの時のままだけど。
家に来た時のセノーテとほぼ同じ程度まで育ったわけだが、やはりというか、セノーテとはだいぶ違う。
鳥カフェで他のインコたちと共同生活をしていたセノーテは、我が家に来てもマメどもや長門のカゴに興味を示して覗きに行くことが結構あったのだが、ほかの鳥とのつきあいを知らずに成長したティカルは他の鳥には全く無関心。もしかすると生き物だとすら思ってないかもしれない。
かろうじて隣のカゴの長門のことは認識しているようで、長門がカゴの床で遊んでいると時々寄っていって見ていたり、長門におやつをあげると自分も欲しがったりするのだが、積極的にコミュニケーションを取る気はないらしい。とにかく世界にいるのは人間様と自分だけと思っている感がある。重い。
同じように1羽だけ刺し餌で育ったサーラルが、やっぱり鳥同士のコミュニケーションができないので、もうこれは刺し餌で1羽だけ育てる時の宿命みたいなもので、しょうがないのかと思いつつ、でももうちょっと他の鳥の存在にも気づいて欲しいと思う。
カメラが恐いけど人間様から離れたくないティカル。

ぎゅっと握りしめてくるので爪が痛い。
そして口に刺し餌をくっつけている。
ティカルは生まれてからそろそろ4ヶ月ほどになり、ヒナ換羽が始まったらしい。
毎日結構な量の羽が落ちているし、触ると筆毛がつのつのしている。
この鳥は見ての通り、普通のコミドリより若干黒っぽい上に、羽の1枚1枚に濃淡があって鱗模様みたいになっているちょっと不思議な色合いで、大人になったらどういう感じになるのかと思っていたのだが、場所によって生えてくる羽が普通のコミドリの色だったり、濃い色のままだったりと、何やら変なまだらになってきた。
何回か換羽を繰り返せば統一されてくるんだろうか?
そして、ヒナ換羽が始まっているのに、まだ1日1回刺し餌を食べている。
もう完全にペレットを食べられるので終了してもいいのかもしれないが、やるとなんだかんだで喜んで結構な量を食べるので、やめ時が分からない。
とりあえず、残っている分は使い切っちゃおうかな。