秋の初めの男の子

 まだまだ残暑が続いているが、サーラルには秋の発情が来たらしい。


 オモチャ相手にお尻をすりすり。

 そういえば、サーラルはいまだに性別不明のままなのだった。
 以前、ブリーダーさんに、アイシャドウと腰の青は実はメスにも出るが、風切羽まで青いのはオスだけと聞いたので、その法則によれば風切羽が他の羽に比べて黒っぽいこの鳥はオスなのだが、他のマメ兄弟たちのようにさえずらないのはちょっとメスっぽい。
 なお、オモチャ相手にすりすりするのはメスもやる発情行動だったりする。

黒と白の争い

 夜、寝かせる前にカゴの掃除をしようとしたら、何にびっくりしたのか開けた出入り口から飛び出してしまったふぶき。


 先に寝かせたアッサムのカゴに行ったと思ったら、隣のカラと大騒ぎでケンカしている。

 この2羽ならお互い騒ぐだけで実力行使には至らないから、掃除が終わるまで放っておくか。

昇りインコと下りインコ


 かまって×2。

 どうもセノーテはちょっと馴れすぎてしまった模様。
 ショップでは遠くからこっちを眺めているような子だったのに、今や何かというと構ってほしくて一生懸命人間様の注意を引こうと話しかけてくるインコになってしまった。
 もちろん人間様にも仕事とかゲームとかいろいろ都合はあるわけで、そういう時は相手にしなければそのうち諦めてひとり遊びや羽繕いを始めるのだが、お手洗いとかちょっと何かつまもうとかで人間様が立ち上がると、また遊んでムーブが再開されてしまう。
 そんなになるほどベタベタさせてやった記憶はないんだけどな。
 カゴの近くを通る度に、ちょっと頭を掻いてやったりしていたのがいけなかったんだろうか?

スプーンの楽しみ


 セノーテが大好きな木製の先割れスプーン。

 近所の洋食屋さんのデリバリーについてくるので、その度にセノーテにあげている。
 縦に裂けるように割れていくのが面白いらしいのだが、そうそうデリバリーばかりするわけでもないので、ごくたまにしか遊ばせてやる事ができない。
 幸いメーカーは分かるし、大体何でも売っているamazonにあったりはしないかなーと思って探してみたら……。


 あった。
 個別包装で100本入りで700円ちょっとと、お値段も手頃。
 包装は紙なので、これごと与えることもできるかもしれない。
 ティッシュをやったら早々に水入れにつっこまれてそこら中水びたしにされてしまったが、これならまあ大丈夫じゃないかな。


 さあ、好きなだけどうぞ。

 ただ、包装ごと与えてもびびって近寄らない。
 目の前で包装を破って中からスプーンを出して見せてやったりしたのだが、まだそこまで理解するには至らないらしい。

手デビュー

 セノーテが手に乗ってくるようになった。


 カメラを警戒してきょときょとするインコを右腕に乗せて、左手だけでコンデジを操りながらブレのない写真を撮る難易度の高さと言ったら。

 特にきっかけもなく本当に突然。
 ヒマワリで釣っても乗らずにヒマワリだけ食べようとしていたのに、ヒマワリがなくても手を出すとスッと乗るようになった。
 もしかすると、セノーテの中で、これは大丈夫という結論が出たのかもしれない。
 ただ、やっぱり枝の方が安心するらしくて、手と枝を出すと枝の方を選ぶ。実は人間様も枝に乗ってもらう方が移動させたりしやすいので、そのへんは無理に手をメインにするのではなく、平行運用でいいかなと考えている。
 そして、たまにわざわざくるりと後ろを向いて、後ずさりしながら乗ってくる事があるのが訳が分からない。

フォージングおさんぽ

 サーラルの日課の散歩。


 きょろ。


 きょろ。

 こうやってずっと下を向いたまま、床を他の鳥が食べこぼしたエサを探して歩く。
 まあくちばしがこれなので、ちゃんとオモチャを囓れないという事情はあるのだが、まだ若いんだからもう少し建設的な遊びをしてもらいたい。


 なんか変な体型。

女の細腕になど頼れるか!

 最近、セノーテは少しずつ外に出ている。


 大好きなリンゴの囓り木に乗って。

 どうやらセノーテはショップで手に乗る訓練を受けていなかったらしい。
 囓り木を止まり木代わりにして出てくるのはすぐできたのだが、手には乗ろうとしない。ヒマワリの種でおびき寄せて乗せようとすると、手の向こう側から首を伸ばして種だけ取ろうとしたりする。
 手の乗り心地を知らないので、人間様の手や腕の、止まり木に比べて微妙に脂肪がついてぷにぷにした掴み心地が不安定に感じられるらしい。
 囓り木から手や腕には平気で移動してくるので、多分慣れの問題だと思う。もっとも囓り木にとまってくれる方が行動をコントロールしやすいので、これはこれでいいかなと思っている。


 ほーら長門お兄ちゃんだよ。

 あと、この鳥は、気が小さい訳ではないのだが、慎重というか、自分が大丈夫と確信した物以外は信用しないタイプっぽい。
 カゴの中で金網越しには人間様にいくらでも頭や身体、脇の下まで好きに触らせるのに、外ではあまりいい顔をしない。それでも頭を掻いてもらうのを楽しむ気分にはなってきたようだが、身体をなでたりしようとすると嫌がって避けたり拒否の甘噛みをしてきたりする。オモチャで遊ばせようとしても形だけいじってやめてしまう。
 カゴから出たがりはするので、外を楽しいとは思っているようなのだが、何が楽しいのかそのツボが分からない。囓り木に乗っての部屋の中の散歩だろうか。
 社会性を養うために、将来的にはハーネスをつけたりお出かけケージ(マメどもみたいなプラケースでなく)に入れて外出させたりしたいと考えているのだが、これはちょっと難儀するかもしれない。

お姉ちゃん気になる

 変な格好で輪っかにはまってうっとりしているふぶきが気になって仕方ないセノーテ。


 こういうくつろいだ姿を見せるということは、やっと隣のセノーテの存在に慣れてきたらしい。

 セノーテはふぶきにちょっと興味があるようで、この時も気を引こうとバードテントを揺らしてカチャカチャ音をたてたりしていたのだが、ふぶきからは完全に無視されている。
 まあ隣に変な格好している人がいたら気になるよね。

ペンギン、ペンギン

 吉祥寺美術館の「さかざきちはる ペンギン街に出る」展を見てきた。


 Suicaで有名なあのペンギン。

 実は吉祥寺に行くのは初めて。
 この吉祥寺美術館、商業ビルの7Fにひっそりある小さな美術館で、初見殺しとまではいかないが方向音痴には若干つらい。
 しかも吉祥寺、めちゃくちゃ混んでいる。知っている街で言えば鎌倉ぐらい混んでいる。これが普通なのか何かイベントがあったのかは知らないが(横断歩道にものすごく人が溜まっていたところを見ると、何かイベントがあったのかもしれない)、なんかもう歩いているだけで疲れてくる。
 あとなんかタトゥーを見える所にでかでかと入れてる人率が高い。


 街に疲れた心を癒してくれるペンギン。
 かわいい。

 実はこのペンギンが大好きで、グッズもたまに買っている。
 ペンギンなのにとにかく表情が豊かなのがいい。
 黒い顔に白で目とくちばしがあるだけなのに、なんであんな風に様々な表情を出せるんだろう。

 入場料が300円というので大体察していたが、150平米ないぐらいの展示室1室のみの小さな会場だった。
 そこに「ペンギンと鳥」「ペンギンと色」というふたつのテーマで、10センチ四方程度の大きさの紙に描かれたペンギンの絵が500点、みっしりと飾ってある。
「ペンギンと鳥」はテーマの通り、様々な鳥たちと一緒にいるペンギン。インコや文鳥などのペットから、朱鷺やスズメといった野鳥まで、いろんな鳥とペンギンが触れあっている。中にはペンギンとオウサマペンギンなんてのもある。
「ペンギンと色」は、ペンギンが色をテーマにした物や事柄を一緒にいるイラスト集。例えば「ワインレッド」だとペンギンが赤ワインの入ったグラスを手にしていたり、「グレー」だとヒナペンギンと一緒にいたり「マリンブルー」だと水兵さんの格好をしていたり、など。
 全て1点物の直筆画ではあるが、ほぼ同じもの構図の物もかなりあって、実質的な作品数としては半分ぐらいかな、という感じ。
 でも同じでも見ていて飽きないからいい。
 カタログ(というかペンギンばかりを集めた画集)を買おうと思ったのだが、ほぼ縮小されてしまってしまっていて、原画の独特の雰囲気と良さが完全になくなっていたので、買わなかった。