8/8、9と乗鞍ライチョウ観察ツアーに行ってきたので、まとめてアップします。
というわけで、7月に続いて今度は乗鞍にライチョウを見に来た。
乗鞍のライチョウは昔から有名で、木曽駒ヶ岳の復活プロジェクトでも個体を移住させて繁殖し、今では300羽を越えるまでになっているという。
一方で、本家本元のこちらでは、近年個体数が急速に減り、20年前は200羽ほどが100以上のなわばりを作っていたのが、今年はなわばり数は確認できただけで26、個体数は60羽程度になってしまっている。
立山だと割とどこにでも出てくるイメージが強いので、乗鞍も同じようなものだと思っていたら、状況はかなり深刻らしい。
なので、もしかすると見れない可能性もあるなあなどと考えていた。

下界は晴れてたけど、山に登るにつれて段々雲が多くなってくる。

そして畳平に着いた頃には雨。
もう最初から駄目な予感しかしない。

案の定、この天気ではライチョウも出てこないだろうから、お花畑を回って高山植物を見ましょうということになった。
さすがにこの季節になると、花の盛りはすぎているが、それでもまだ結構な花が咲いている。

イワギキョウ。割とどこにでも咲いてる。
小さいけれど花の色が高山植物にはあまりない鮮やかな青なので、意外と見応えがった。

そのイワギキョウの白変種。レア個体で、ここの1株だけだった。

イワツメクサ。
ガイドさんによれば、ライチョウが好きらしくて、良く食べているのを見るとのことだった。

同じ山岳地帯で似たような高度なので、植物相は大体立山と同じように感じた。

ガイドさん曰く「チングルマのなれの果て」。
あのチングルマは、花が散って実がなうとこうなる。

畳平は、こういう巨大な岩が結構あちこちにゴロゴロしている。
左側には古い火口がって、流れ出て固まった溶岩がこういう形で割れ落ちてくるらしい。
いつか畳平もこうやって埋まっていくのかな。

で、戻ってきたところで雨が上がったので、じゃあ宿泊施設に行く前にもうちょっと別の所行きましょうと連れてこられたのが、魔王岳という峰につながる登山道。
ガレ場にコマクサの群生という、緑豊かだった畳平とは全く違う風景が広がっている。
距離にしてほんの100メートルぐらいの違いしかないのに。

みっしり群生している。
何年か前に行った日光白根のは人が植えたものだけど、ここは野生のお花畑。

ピントが完全に手前のコマクサになってしまっているが、イワヒバリがコマクサをついばんでいた。
結構容赦なく花ごと次々とむしって食い散らかしていってた。
ライチョウはいなかったけど、畳平は今年一度もライチョウが出ていないと言われたので、そこはまあ期待していなかった。
でもいろいろ高山植物が見れたので楽しかった。


