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サーラルを巡る日常

 飽きもせずふぶきにケンカを売りに行くサーラルと、飽きもせずそれを買いに来るふぶきと、もうどうでも良くなってるその他の人達。


 長門はあくびしてるし、フェデフルールは何か悟ってしまった顔をしている。

 今のサーラルは人間で言えば多分15歳ぐらい。一番大人相手にイキリたい年頃ではある。
 しかし他のマメたちが同じぐらいの頃、わざわざ他の鳥のカゴに行ってまでケンカをしかけていたかというと、そういう記憶もないので、やっぱりサーラル個人が威張りたがりの性格ということなのかもしれない。

小さくたって負けない

 わざわざエサ入れからこぼれたエサを拾い食いしにフェデフルールのカゴに遠征してきた長門と、目障りなので威嚇したいけどカメラが気になって動けないフェデフルール。


 フェデフルールにとっては、この図体の長門よりも数メートル離れたカメラの方が脅威らしい。

 体格にもパワーにも圧倒的な差があるのに、フェデフルールは長門を見ても一歩も引かないどころか、積極的に追い払いに来る。
 ブロッサム、通称ちびころもそうだったけど、クサインコって大人しく見えて相当気が強いんだよね。
 長門が空気読まなすぎるというのもあるけど。

今年も仲良し

 この2羽は相変わらず仲がいい。
 両方外に出ている時はやらないのだが、一方がカゴの外で一方が中の時は、お互いエサの吐き戻しをしようとしたりしている。
 もちろん人間様は止めているが。


 いつまでたってもひすいお兄ちゃんの頭掻きが上手にならないので、最近はアッサムに嫌がられている。
 それにしてもひすいはすっかり黄色くなってしまったな……。

 かといって、ひすいとアッサムが他のマメとも仲良くできるかというと全然そうではないので、たまたま幸運にもこの2羽の相性が良かったのだと思う。

女同士の通じる感情

 フェデフルールをカゴの外に出した後放置していたら、退屈まぎれにふぶきのエサ入れにくっついているエサをつまみ食いし始めていた。
 人間様の手が嫌なくせに、構わないと退屈するのか。


 コソコソどころか堂々とエサをつまむフェデフルールをガン見しているふぶき。


 でもあんまり怒らない。
 これがサーラルだと、世界の敵を成敗するみたいな勢いで威嚇するのに。


 気のせいか、穏やかな空気が流れている気がする。

 そういえば、フェデフルールも割と気に入らない相手は遠慮なく威嚇するのだが、ふぶきには敵対姿勢を見せないな。
 メス同士(推定)だから?

味方なら援護して

 とにかくサーラルが気に入らないふぶき。
 サーラルがそばに行くだけでもう威嚇を始める。


 サーラルはカゴの奥に何があるのか気になっているだけらしいが、ふぶきがとにかく怒るので行かれない。


 でも諦める気もないらしく、いつまでもしつこく覗いている。
 ふぶきの方も当然ながら怒り続けて一歩も引かない。


 いつまで続けるかと思って眺めていたら、そのうち2羽して援護を求める顔でこっちを見始めた。

 自分達で解決できないなら、ケンカするのやめておきなさい。

斜め上の知恵


 ……なんか2羽して変な頭の掻き方してるな……。


 細い破片だけちぎって使えばいい物を、わざわざ重たい部分をくっつけたまま掻いている。
 これはまあいつもの事だからもういいとして。


 これはエサ箱の角で頭をごしごしやってるっぽいのだが……。

 こういうのを見る度に思うのだが、なぜインコは正攻法ではなく、斜め上にしか知恵を働かせられないのだろうか。

老人と頭掻き

 前はカゴに指を入れると挨拶代わりに噛みついてきたのに、最近はすぐに頭を掻いてもらおうとするようになったチャンドラ。
 歳をとってずいぶん丸くなった。


 うっとり。

 うっとり。

 そして、そんなチャンドラを見ていて自分も掻いて欲しくなった長門。


 そんな物欲しげな顔しなくても掻いてあげるから。

あか、あお、みどり

 ん?
 3羽揃ってどうしたの?


 じーっ×3。
 なお、チャンドラはたまたま水を飲みに来ただけ。

 年中無休でかまって魔人の長門はともかく、フェデフルールは手が嫌いだし、ヴェガに至っては人間そのものを信用していないのに、時々こうやって何かを期待する顔をして眺めてくるんだよね。
 おやつの時間はまだ先だし。

ガキは去れ!

 最近、ふぶきが気になるらしいサーラルは、外に出るとふぶきのカゴに飛んでいく。
 女子だからかな?
 だいぶ年上だけど。


 もう上からも下からも不穏な気配しかしていないのだが。


 しかし、例によってふぶきには全く相容れる気はないのだった。

 ふぶきも興味がないならわざわざ威嚇しにいかないで、無視すればいいのに。