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CREGUEAN#8 "Blaze of Glory" Private Reaction3
恩讐
■まえふり■
軍の輸送船を襲った海賊との疑いをかけられた密輸船たちは、身の潔白を証明するために“本物の”海賊『マン・イーター』をおびき出しにかかる。謎の武装船、ガーダー、駆逐艦『ラージ』までもまきこんだこの作戦は見事に成功したかに見えたが、土壇場で突如連合条約軍の艦隊が登場、『ラージ』を含めた全員に対して攻撃を始める。もう駄目かと思われたとの時、『マン・イーター』の頭目ブランカが艦隊に向けて自艦で特攻、命と引き換えにかろうじて艦隊を追い払うのに成功した。
頭目を失った『マン・イーター』は、その後解散したという
『マン・イーター』の中に、あんたに会いたがってる海賊がいる……
小惑星アパンダン
にいるガーダーから連絡を受けた時、アネリース・フィレスは断ろうと思った。だが、その人物の名を知って彼女は気を変えた。アレックスは残していくつもりだったが、アネリースがなにか言う前に彼は黙ってついてきた。
「嬢!」
「若頭目!」
アパンダンにある『マン・イーター』のアジトの一室で、20人以上の男女がアネリースを迎えた。かつては同じ一族『ヴァイキング』にいた海賊たちである。その人数の多さに彼女は驚き、まあ、あの男がいるのだからこういうこともあるだろうと思いなおした。
自分を呼ぶ声に手をあげて応じながら、アネリースは素早く一同の間に眼を走らせた。と、それを察したかひとりの長身に褐色の髪をした男が立ちあがる。その初老の海賊は、最後に別れた時よりだいぶ老け込んだ歩き方で彼女に近づいた。
「元気そうじゃないか、アーニャ、アレックス。『レディ・ドラゴン』を見たときは本当にびっくりしたぞ」
「地獄からウォルター・フィレスが迎えに来たとでも思った? ロバート伯父さん」
軽口というには幾分鋭い口調だったが、それでもアネリースは笑顔らしきものを作って伯父のロバート・フィレスと握手をする。続いて彼は息子のアレックスを抱擁しようとしたが、一瞬早く彼が身を引いたのであきらめ、軽く肩をたたくにとどめた。
「……ブランカの件は気の毒したわね」
間の悪さをそらすように、アネリースが伯父に向かって口をはさむ。その間にアレックスはふたりから離れ、最初に手に触ったテーブルに腕を組んでもたれかかった。その彼に一瞬、なにか言いたそうな顔をしたロバートだったが、あきらめてアネリースに注意を向ける。
「ああ、なんであんなことになったのかさっぱりだ。みんな茫然としちまってるよ。大体、なんで『ラージ』と連合条約軍が撃ちあうんだ? あの艦は軍期待の最新鋭艦じゃなかったのか」
「私に分かるわけないでしょ、そんなの」
自分が『ラージ』とキース・ブライアンを呼んだことが、結果として連合条約軍の艦隊までも呼びこんでしまったということを彼女はまだ知らない
。もし知っていたとしても、決して言いはしなかっただろう。人間には、自分ひとりがあの世へ抱えていかなくてはならない罪というものがある。
「まあ、それはどうでもいい……俺がお前を呼んだのは、話したいことがあったからなんだ」
そらきた、とアネリースは思った。ロバート・フィレスが再会を喜び世間話をするために自分を呼んだわけではないということが分かっていたからである。なぜなら、彼女は伯父を嫌っていたし、彼もアネリースを疎んじていたのだから。自分を避けることはあっても、なつかしがることどあるはずがない、一体どんなことを言いだすことやらとアネリースは身構えた。
だが、ロバートの言葉は彼女の予想を上回っていた。
「単刀直入に言おう。お前、こっちへ来るつもりはないか?」
「?」
その言葉の意味がわからず、つい警戒心を忘れてアネリースは首をかしげる。そんな彼女を見たロバートは、ややいらついたように早口になって続けた。
「『マン・イーター』に加わる気はないかって言ってるんだ。お前も今の密輸船暮らしが本意なわけじゃないんだろう? いい機会だし、海賊に戻ってこっちで一緒にやらないか?」
今度はアネリースは絶句した。思わずアレックスを振りかえるが、彼は黙ったまま平然と……少なくとも表面的には……ふたりの話に耳を傾けている。
「……伯父さん、正気?」
伯父に眼を戻して、ようやく彼女は言った。
「仮にも私は『ヴァイキング』の若頭目よ。そんなのが頭目を失った直後の『マン・イーター』に来ら、もともとここにいる連中が一体どんな反応を示すと思う? そのくらい分からない伯父さんじゃないでしょ」
「分かってる、分かってるよそのくらいは、でもな……」
「分かってるんならこんな馬鹿げた話はしないでよ」
アネリースが出した声は、自分でも驚くほど大きかった。彼女は一旦口をつぐみ、意識して冷静な表情を作る。
「……大体伯父さん、なんで今さら私を誘うわけ? お前があくまで若頭目にしがみつくんなら俺が出ていく。そうすればみんながどっちに期待してるかいやでもお前にわかるだろうから。1年前にそこまで言った人の言葉とも思えないわね」
「今だってそう思ってるさ」
この言葉は予期していたらしい。ロバートはすぐさま反駁してきた。
「だがな、1年やってきてひとつ分かったんだよ。いくら俺に指導力があろうがいい生活をさせてやろうが関係ない、連中にいちばん必要なのは『ヴァイキング』という拠り所なんだっていうのがな」
「そして、それを体現してるのが頭目の娘たるこの私ってわけ」
アネリースが鼻を鳴らすと彼はうなずいた。怒りとも妬みともつかない光が、その眼の中でかすかに踊った。
「実際の話、お前にあそこまで度胸があるとは思わなかったよ。一族の分割ならともかく、いきなり解散だからな。俺に誤算があったとすれば、まさしくあれだろうさ」
……時は1年前、海賊団『ヴァイキング』の頭目ウォルター・フィレスが事故死した頃にさかのぼる。
しきたりからいって、跡を継ぐのは彼の娘のアネリースになるはずだった。事実、彼女は早くから“若頭目”と呼ばれ、次代の指導者として扱われていたのである。自分の船こそまだなかったが、父のかわりに何度か襲撃を率いたこともあり、そのいずれをもまずまずの成果におさめていたから、能力的に問題はないはずだった。
ところが、突然ウォルターの兄……アネリースの伯父にあたるロバート・フィレスが、それに異議を唱えたのだった。いわく、彼女はまだ若すぎる、性格的にも安定していない。戦争で航路が封鎖され、どんどん生活が苦しくなってきているこの時期にそんな者が頭目では不安だ、等々。
普通なら、誰も耳を傾けることがないような話だった。新しい頭目が若いのはえてしてあることだし、未熟な部分は周囲で補っていってやれば良いというのが、それまでの常識だったからである。だが、この時に限ってロバートの言うことには、若い海賊たちを中心に多くの者が賛同した。そしてとうとう、アネリースに代わって年齢と経験のあるロバートを『ヴァイキング』一族の頭目にという声さえ上がり始めたのである。
そんなロバートと周囲の動きを、アネリースは黙って見ていた。そして、ロバートと彼を推す者たちの盛りあがりが最高潮に達した時、突然一族を集めると『ヴァイキング』の解散を宣言、さすがに動揺する皆を尻目に、拠点だった小惑星の位置を連合条約軍に通報して破壊させたのである。
そしてその後、彼女は父親の船である『レディ・ドラゴン』とアレックスだけを連れ、密輸業に転職してしまったのだった。
「……全く、お前は良くやったよ」
ロバートは舌で唇をしめした。
「あれで俺についてた連中も揺らいじまって、その後はなにをやってもうまくいかずじまい、ようやく『マン・イーター』に居場所を見つけたと思ったら、今度はこの有り様だ……お前は幸運の女神だったのか、それとも疫病神なのか、どっちなんだろうな、アーニャ」
アネリースは答えなかった。
「アーニャ、いや若頭目。俺たちにもう行く場所はない。これはここにいる全員の頼みだ。どうか戻ってきてくれないか」
「…………」
アネリースは伯父から眼をそらした。代わりに室内の一族を鋭い眼で見渡す。
「あんたたちが1年前にやったことは、私と頭目に対する裏切りよ。分かってる?」
平静なその声は、同時に危険なものをはらんでいた。それを感じ取った数人が不安げな様子を見せる。
「その私にもういちど従う自信が……いちど裏切った相手に自分の一生と孫子の代を預ける自信が、あんたたちにあるの?」
言い逃れもごまかしもきかない緑の瞳に、ある者はうつむき、ある者は視線をそらした。
「答えろって言ってんのよ! 阿呆どもが!」
突然、アネリースは床を蹴った。ダン! という音に海賊たちはびくりとし、イエスともノーともつかない返事を口々にもごもごと返す。その有り様に彼女はため息をつき、伯父に視線を戻した。
「羊に率いられた狼はっていうけど、ちょっと見ないうちにうちの連中も腑抜けになったもんね、伯父さん」
ロバートはさっと赤くなった。
「俺を侮辱してるのか? アーニャ」
「侮辱?」
腹立たしげに彼女はもういちど床を蹴った。
「侮辱してるのは伯父さんのほうじゃないの。一族に力があるうちは手に入れようとしてたくせに、腑抜けになれば人に押しつける。これが侮辱以外のなんだっていうの。教えてよ」
怒りのためか、事実を指摘されて恥じたためか、ロバートはますます赤くなって彼女の前に立ちつくす。見かねたのか、ひとりの若い海賊が口をはさんだ。
「俺たちがロバートのおやっさんに頼んだんすよ、若頭目。若頭目に戻ってもらえば『ヴァイキング』も再建できるし、そうすればまた人も集まって前みたいに……」
「お黙り、若造」
ぴしりとアネリースは言い放った。鞭で打たれたようにその若者はひるむ。年齢的には彼女とそう変わらないはずだが、明らかに彼とアネリースの間には大きな格の差があった。
「あんたごときが『ヴァイキング』にの行く末についてとやかく言うのは100年早いわ。第一、この私じゃなくロバート・フィレスにつくって決めた時に、そのくらいの覚悟はしたんでしょ。あんたらがどうなろうと私の知ったこっちゃないし、そんなころころ主義を変えるような連中なんか、いつまた寝首をかかれるか危なっかしくて相手にできやしないわよ……ロバート伯父さん」
「……なんだ?」
ロバートは渋々答えた。答えざるをえないなにかがアネリースの口調にはあった。
「この際はっきり言っとくわ。今後一切ここの連中が『ヴァイキング』の名を使うことは許さない。もし使ってるのが私の耳に届いたら、アネリース・フィレスの名にかけて抹殺してやるわ。いいわね」
「待ってくれアーニャ、そんなことをされたらこの先こいつらはなにを頼りに……」
「そんなの私の知ったこっちゃないって言ってるでしょ。そういう道を選んだのは伯父さんと連中なんだから。なにかあっても自業自得ってもんじゃない」
「なんて奴だ、お前それでも……」
「伯父さん」
不意に、アネリースの声が低くなった。深窓の令嬢めいた美貌が、一瞬で牙をむいた猛獣を思わせるものに変貌する。
「今更いい子ぶらないでくれる、伯父さん。一族一族っていうけど、裏で『ヴァイキング』をばらばらにしてったのが他ならぬあんただってことを、私はちゃんと知ってるのよ……そして、それがなぜかってこともね」
「……なんのことだ?」
「言っていいの?」
ロバートの顔色がまた変わった。アレックスのほうをちらりと見やり、乾いた唇をなめると返事を返す。
「……確かに、裏工作はしたさ。頼りないお前に任せるくらいならと思ったからな」
「あくまでしらを切るつもりね」
歌うようにくちずさみながら、アネリースはロバートに近づいた。彼と胸をつきあわせんばかりにして立ち止まり、そのままはったとにらみ上げる。
「それじゃあ言ってあげるわ。伯父さんが騒ぎを起こした本当の理由は、あんたの女房がウォルター・フィレスを愛してあんたを愛さなかったからよ。そして、ウォルターの子は産んだくせに自分の子は産まなかったから……早い話が、あんたは個人的な恨みを晴らしたかったんでしょ。父さんが大事にしてたものをぶち壊したかったんだわ。私と『ヴァイキング』と両方を!」
子供のころ、彼女は不思議に思っていた。父を嫌う伯父が自分を気に入らないのは仕方ない。でもなぜ、アレックスにまで冷たくあたるのだろう。なぜ自分の父が母や自分に接するように、伯父は伯母や息子に対して接しないのだろう。
憎しみや苦しみを抱くのが自分だけだとでも、彼は思っているのだろうか。
ロバートは真っ青になった。2、3度なにか言おうとして失敗し、ついにこぶしを握りしめると振り上げる。数人の海賊が制止の声をあげたが、止めに入るものはいなかった。すさまじい骨肉の争いを目の当たりにして動けなかったのかもしれない。
「なあに? その手は?」
こぶしを目の前にしてもアネリースはひるまなかった。反対に伯父を嘲弄する。
「私を殴るつもり? 若頭目のこの私を? 戻りたがってる一族の目の前で? やれるもんならやってみなさい。そんなことをしたら今度こそあんたはおしまいよ、親愛なる裏切り者の偽善者の……」
「このアマ!」
「アーニャ!」
ロバートの罵声に重なったのは、静かだが鋭いアレックスの声だった。一同の視線が集まる中、彼はゆっくりとふたりに近づき、手探りでその間に割って入る。
「そのくらいにしといてくれ、アーニャ」
「…………」
不自然なほど平坦な調子でアレックスは言った。アネリースは不服そうに唇をゆがめたが、彼が動こうとしないのを見ると不承不承1歩下がって矛を収める。
「アレックスに感謝することね。彼がいなかったら私はこの場であんたを八つ裂きにしてたわ」
言い捨てて、彼女はきびすを返した。そのまま足音も荒く部屋を出ていこうとする。黙ったまま後を追おうとしたアレックスだったが、不意にロバートに呼びとめられた。
「アレックス、待て!」
その声は大きかったが、奇妙に弱々しかった。悲哀すら感じられるその声に、アレックスはもちろんアネリースまでが凍りついたように立ち止まる。が、一瞬後、アネリースは昂然と頭を上げると部屋の外へ姿を消した。
取り残された格好になったアレックスに、ロバートは口を開いた。
「アレックス……今さらこんなことは言えないんだが……」
「俺も帰るよ、父さん……母さんによろしく言っといてくれ」
なにも聞きたくないと言外に伝え、アレックスは1歩を踏み出そうとした。だがロバートの次の言葉に、思わず息を飲んで振りかえる。
「ジュディスは……母さんは死んだよ」
「……死んだ?」
「ああ……こないだの連合条約軍の攻撃でな……遺体も残らなかった」
「…………」
アレックスの身体がわずかに震えた。そんな彼にロバートは歩み寄り、こちらも震える手をその肩に置く。
「アレックス、アーニャの言うとおりだ。俺は自分の子でもないお前を育てるのが……お前を俺に押しつけたくせに、他の女にアーニャを産ませて可愛がるウォルターがたまらなく理不尽に思えてた。だが……考えたんだ……たとえ俺の子供じゃなくても、お前はまぎれもなく世界でたったひとりのジュディスの子供だ。だから……」
「…………」
アレックスはうつむいた。下がってもいないミラーシェードを指先で押し上げ、顔の傷跡を隠す。
「父さん」
しばらくたって、ようやく彼は口を開いた。
「……なんだ」
「『レディ・ドラゴン』では人手が足りないんだ……」
「…………」
「だから1年前に……アーニャが俺を引き取る前にそう言ってくれてたらと思うよ、父さん」
「アレックス……」
そしてそのまま、アレックスは背を向けると部屋を出ていった。
「アーニャ……おいアーニャ、どこにいるんだ?」
早足で通路を歩いていたアネリースは、アレックスが呼ぶ声を耳にして振りかえった。部屋から出たところで彼が立ち往生している。
「置いてきぼりにするつもりか、ひどい奴だな」
戻ってきたアネリースに、アレックスはぶつぶつとこぼした。
「なによ、ひとりで来れると思ったのに」
「無茶言うな、こんな右も左も分からないところで」
軽口を叩きながらも、アネリースは手をのばすと彼の腕を取った。そのまま先導するように今度はゆっくりと歩き出す。
「……なあアーニャ」
しばらく行ってから、不意にアレックスはぽつりと言った。
「なに?」
「俺が生まれてこなかったら、『ヴァイキング』は今でもあったと思うか?」
アネリースはぴたりと立ち止まった。
「アレックス」
呼びかけに込められた非難を、だがアレックスは聞かなかった。
「親父はあんな風にならず……お袋も死なずに済んだかな?」
今度はアネリースは黙り込んだ。数秒逡巡してから問い返す。
「……死んだの? 伯母さん」
「ああ」
アネリースはアレックスを見上げた。彼は唇を引き結び、顔を前に向けたままただ立っている。ミラーシェードと傷跡のせいで表情は分かりにくいが、それだけに内面を推しはかるのは容易だった。
「あのねアレックス」
しばらく考えた後、幾分つっけんどんに彼女は応じた。
「運命なんて所詮偶然の積み重ねよ。そんなもんに対してなんでアレックスが自分の存在に疑問を感じてまで責任取らなきゃならないの。馬鹿馬鹿しい」
「……本当にそう思ってるのか?」
「……なに疑心暗鬼になってるのよ、当たり前でしょ。大体、アレックスの論法でいくんなら私だって生まれてきちゃいけないことになるじゃないのさ。そして伯父さんと父さんのことだから、どっちにしろいさかいの種を見つけて結局同じことになったわよ。私やアレックスがいようといまいとね。だからそんなこと、気にするだけ無駄無駄」
鼻を鳴らさんばかりのアネリースの勢いに、アレックスは思わず苦笑する。
「……アーニャ」
「なによ」
「強いな、お前は」
「おかげさまで」
しみじみとした彼の賛辞に、アネリースはけろりとして応じた。
「30にもならないうちに貧乏密輸船の大黒柱をやる羽目になれば、いやでも強くなるってものよ。それよりアレックス、あなた帰ってからマリアにする言い訳をちゃんと考えておいてよ。
今日の食事当番どさくさにまぎれてすっぽかしたの
、私は弁護しないからね」
「うっ」
たちまちアレックスは痛いところを突かれた顔になる。そしてアネリースは、彼のその顔を見てようやく安堵したのだった。
用語解説
小惑星アパンダン
……『マン・イーター』のアジト
自分が『ラージ』と〜
……『ラージ』を海賊たちとご対面させたのはアネリースであるが、その時『ラージ』の中にいた軍の密告者が、キース・ブライアンが海賊や密輸船と通じていると連絡、結果キース自身も海賊とみなされたということらしい。が、軍がキース個人を逮捕するのでなく、仮にも膨大な開発費をかけた『ラージ』をいきなり破壊するという選択をした理由は不明である。
……実は『ラージ』に“イブ”が隠されていたからとかいうんなら面白いんだけどね。
アネリースは答えなかった
……そりゃ答えられんわな、いきなりこんなこと聞かれても。
今日の食事当番〜
……『レディ・ドラゴン』の最高権力者は、実はアネリースではなくマリアらしい。
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