立山室堂(ライチョウのヒナを求めて)

 7/10、11と立山に行ってきたので、後追いでアップします。

 今回は、ライチョウのヒナが見たくて立山にやってきた。
 ヒナが孵り始めるのが毎年7月中旬頃で、そういう意味ではちょっとまだ早いが、今年は春先に高温が続いたため、ライチョウの繁殖行動も前倒しされているらしい。
 ライチョウに漏れず鳥は朝早くに活発に行動するので、5時に起きてヒナの目撃情報があった場所に行くことにした。


 みくりが池に昇る朝日。
 こんな時間だが、散歩だったり周辺の山への登山開始だったりして、結構な人が歩いている。


 みくりが池のあたりにライチョウがいた。尻を向けて藪の中に座っている。
 でもこれはオスだった。
 去年もこのあたりにつがいがいたし、割と縄張りになりやすい所なのかな。


 朝のぱきっとした空気の中の地獄谷。噴気がほとんど上がっていない。珍しい。
 ここもいつか歩きたいんだけど、立ち入り禁止が解ける気がしない。


 手前の山の頂上には、室堂山荘にあったのと同じような小さな祠があった。


 コバケイソウの群生と山。左端にちょこっと剱が見える。
 でもライチョウはいない。


 シャクナゲの花がきれい。
 でもライチョウはいない。


 みくりが池を越えた山寄りにあるミドリが池。山が写り込んでいる。
 これもみくりが池と同じく火口に水がたまった池だが、みくりが池に比べてずいぶん浅いし水の透明度も違う。
 でもライチョウはいない。


 赤いのはハイマツの雄花。
 すごくおいしそうな赤で、つい食べたくなるのだが当然ながら人間には食べられない。
 そしてライチョウはいない。


 ライチョウに出会えないまま、みくりが池をぐるっと回って昨日来た室堂山荘あたりまで戻ってきてしまった。


 と、てくてく歩いていたら、突然ハイマツの中から小さな茶色い鳥がちょんちょん跳ねて道を横切っていった。
 うまくピントが合わなくて撮れなかったが、人から遠ざかろうとするそぶりはするもののそれほど恐がっている様子もなく、結構長いこと姿を見せていた。
 後で聞いたらカヤクグリという鳥らしい。
 かわいかったからもうライチョウじゃなくていいや。


 反対側から見ると、みくりが池の岸辺はこんなゴツい溶岩でできていた。


 ライチョウいた!
 大人のオスで、岩の間にじっと座ったまま、首だけきょときょとさせていた。
 これがもう保護色で本当にどこにいるのか分からない。周囲の人に聞いてようやくどこにいるのか見つけられた。

 とりあえず、朝食の時間が近づいていたのでここで一旦散策を切り上げてホテルに戻る事にした。
 朝食後にもう一度、昨日のガイドさんがライチョウ探しに連れて行ってくれるので、それに期待しよう。


 で、2時間後ぐらいに来たら同じ場所にまだいたこいつ。
 ずらりと並んで写真を撮りまくる人間のギャラリーを気にする事もなく、マイペースで草や葉っぱをむしゃむしゃ食べていた。


 ただ、いくら探しても、この後ライチョウは見つからなかった。
 しょうがないのでお花畑と青空を撮ってみる。


 白、ピンク、黄色の花が圧倒的に多い室堂あたりでは珍しい青い花。ミヤマリンドウ。


 まあでも、なんだかんだで大人のライチョウはいたし、それ以外にも鳥や花を見れたから良かったかな。
 そしてホテルに戻ってみたらこんなハリボテオブジェが建っていた。
 観光地で良くある「記念にこの前で写真を撮ってさしあげますサービス」らしい。外国人がひっかかってた。

 これで立山は終わり。後はいつもの通り扇沢に下って、お高いツアーなので長野駅から新幹線で帰ることになる。


 電気バスに乗りまーす。


 4月に地震で足止めを食らってえらい目にあった大観峰。
 今回は当然ながらそんな事もなく、スムーズにロープウェイに乗れた。
 まだ梅雨明け前のためか、意外と人も少ない。といっても、乗り物がぎゅうぎゅうでないという程度の少なさだけど。


 滝なのか沢なのか良く分からない流れ。


 結構な速さですれ違う。


 黒部平。
 標高1800メートルぐらいまで降りてきた感じになるが、もう全く雪は残っていない。
 で、曇りがちだった室堂と違っていい天気過ぎて暑い。風は冷たくて気持ちいいけど。


 ロープウェイを見上げる。
 2300メートルの大観峰付近は雪があるから、2000メートルぐらいが残雪の有無の境界なのかな。


 ケーブルカーの通路を撮ったら、異空間に引き込まれてるみたいな写真になった。


 黒部ダム。なんか左右で水の出方が違ってるのはなぜだろう。
 と思ったら、前の写真でもこうなってた。


 上から撮ったら虹がとってもきれいだったのだが……。


 ダム全体を見渡して撮ろうとしたら、くもって虹も消えてしまった。
 なお、妹はここからさらに260段の階段を上って最上階のテラスまで行っていた。
 割とケロリとして戻ってきたのだが、その後のダムから扇沢行き電気バスターミナルへの60段の階段では、なぜか息も絶え絶えになっていた。
 あそこの階段、人の体力を奪う何かを放ってるんじゃないだろうか。


 いつの間にかできていたくろにょんの立て看。
 後ろはくろにょんとキスしてる風写真が撮れる背景らしい……需要あるのかそれ……。

 いつ来てもここは楽しい。動悸息切れ階段上りがきついけど。
 また来る機会はあるのかな……。

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